国道403号
part3

R17高梨交差点〜R252中仙田交差点
小千谷市→長岡市→十日町市

103.おにぎりはR17のみ 104.R17・R117・R351三仏生交差点を右折 105.千谷交差点を右折
 高梨交差点を右折するとR17・R351との3国道重複状態となって線形の良い2車線道路を走る。大きく左にカーブしながら走っていると約1.8kmでR17・R117・R351三仏生交差点に至る。この三仏生交差点にもR351とR403は表記されていないが、右折してR17から分岐すると同時にR117と重複するのがおそらくはR403のルートと思われる。
 R117・R351と重複しながら左にカーブしていると市道との千谷交差点に突き当たる。高梨交差点から三仏生交差点までの新潟r211のルーティングを考えると国道の旧道である可能性がある。

106.茶郷川沿いを走る 107.千谷川4交差点を右折 108.相変わらずおにぎりは1つだけ
 千谷交差点を右折してからはごく普通の2車線道路を茶郷川に沿って走る。三仏生交差点から約1.9kmで千谷川4交差点となりR117・R351とともに右折する。かつては直進すぐ道路が国道であったが市道に降格している模様。それを裏付けるかのように千谷川4交差点を右折してからは道幅に余裕があり舗装も比較的新しい。道路北側の擁壁が新しいところを見ると元々の道路を拡幅して国道に指定したのだろうか。

109.小千谷市の中心部を走る 110.R117・R351・R291桜町上交差点を直進
 勾配を上り切ってからは沿線には商業施設が多く賑やかになる。市役所の近い位置にあり小千谷市の中心と言える場所であるが、旧来の市街地を通り抜けている訳ではないので普通の家屋はさほど多くない。
 三仏生交差点から約3.8kmでR117・R291・R351桜町上交差点となる。ここでもR351とR403は表記されておらず事前にルートを確認しておかないと進むべき道路を誤ってしまう可能性が高い。交差点の東西はR291単独で南北はR17・R351・R403重複となっており、直進するのがR403の正しいルートである。

111.桜町上交差点からは水田が主となる 112.R117・R351上村交差点を右折
 桜町上交差点の直後こそ沿線の建物もそこそこあるものの少し進むとその密度は低くなる。両側に歩道がありかつ広い路側帯の非常に走りやすい。右にカーブした先、桜町上交差点から約1.4kmで上村交差点となり、右折する事でR117・R351との重複が解消されて単独区間となる。長岡市の大野交差点でR352に重複して実に34kmに渡って続いた重複区間が終わる瞬間である。

113.関越道をくぐるのは2回目 114.上村集落は上り勾配 115.小国トンネルは3.3mの制限高あり
 上村交差点を右折して単独区間となった途端に狭くなるという展開は待ち受けておらず、ほぼ平坦でカーブの緩やかな2車線道路となっている。関越道をくぐると集落を通行するが緩やかな上り勾配になるが、走りやすいという点に変化はない。集落を抜けてからも2車線道路が続いているが、3km先の小国トンネルが3.3mの制限高がある旨を告げる標識が立てられており、このまま快走路が続かない事を示している。

116.新潟県内の酷道の入口によくある看板 117.ヘアピンカーブ出現後も2車線が続く 118.そしてセンターラインがなくなる
 制限高標識から程なくして大雨時の通行止めのお知らせ看板の脇を通過する。新潟県内の異常気象時通行規制区間によく見られる看板だが、通行止になる基準(連続雨量と時間雨量)や規制時の迂回路が記載されている。但し情報量が多いため通過時に一瞥しただけでは内容を把握する事は難しい。お知らせ看板からも2車線だが、ヘアピンカーブがあり勾配も少しきつくなる。そしてセンターラインがなくなり道幅が狭くなる。

119.強烈な狭さではない 120.交通量は非常に少ない 121.小国トンネル
 狭くなったと言っても1.5〜1.8車線幅がほとんどで乗用車同士の離合はさほど困難ではない。ブラインドカーブは多いものの急なカーブは少なく勾配も意外に緩やかである。さらに標高は意外に低く200mを超えた辺りで小国トンネルに到着する。トンネルと言ってもスノーシェッドと一体化しているため扁額は見えない。

122.意外に開けている 123.道幅は小千谷市側と似たようなもの 124.集落に入る手前で2車線になる
 小国トンネルを抜けると再び長岡市に入る。空が開けた状態の見通しの良い状態が待っていおり、カーブも勾配も緩やかである。進むにつれて標高が下がるためいつまでも空が開けた状態ではないが、谷筋の鬱蒼とした雰囲気でもない。やや急なカーブが連続する場所を通り過ぎるとセンターラインが現れて2車線道路になる。

125.集落内の舗装は赤茶けている 126.市道との交差点を一旦停止して右折する 127.長岡市小国町新町
 2車線快走路で水田の間を走っていると楢沢集落に入る。集落に入ると同時に路面が赤茶けた色に変わる。急カーブなどで注意を促すためにあえて塗られたものと異なり、融雪水に起因するものだろう。融雪水パイプの有無によって色が別れている。集落内は融雪水パイプが走っているため舗装が張り替えられていなければ全て赤茶けている。
 楢沢集落の中ほどで市道との交差点に突き当たるが、ここは一旦停止してから右折しなければならない。上村交差点以降は西に向かって走っていたが、市道とのT字路からは北に向かう。

128.R404相野原交差点を左折 129.長岡市小国町上岩田 130.突き当たりを右折
 相野原交差点からは2回目のR404重複区間となり、ローカル快走国道を南に向かって走る。明るい雰囲気に加えて交通量も信号も少なく非常に走りやすい。しかしその走りやすさゆえに速度を出していると思わぬ所で足を掬われるかもしれない。相野原交差点から約3.2km、平和橋の東詰で市道とのT字路に突き当たり、ここを右折しなければならない。T字路の前後とも2車線だが、南進の場合は一旦停止しなければならない点に注意を要する。

131.新潟r341交差点から先はカーブが多い 132.長岡市小国町苔野島 133.旧道との交差点を通過
 渋海川を渡って新潟r171、次いで新潟r341との交差点を通過する。r341交差点を過ぎると上り勾配となるうえに急なカーブが多くなる。それでもセンターラインのある2車線で交通量が少ないため決して走りにくい状況ではない。いくつかの集落を走り抜けながらいくつものカーブを曲がりながら南下する。

134.大貝トンネルをくぐって十日町市に入る 135.トンネルの南側でも旧道が交差 136.快走路が終わる
 旧道との十字路交差点を過ぎて程なくして大貝トンネルをくぐって十日町市に入る。トンネルを抜けてすぐに旧道との交差点を通過し、勾配を下り切った所でも旧道と交差する。いや、今回は交差ではなく合流と言った方が正確だろう。合流した先はセンターラインのない狭路、つまりバイパス区間が終わる。

137.集落内の1.0車線を走る 138.ヘアピンカーブからは2車線 139.新潟r56交差点直後は拡幅済み
 とは言うものの狭路区間は約400m先のヘアピンカーブまでである。道路脇の私有地を利用しなければ乗用車同士の離合もままならないが、集落の中を通っているせいもあって交通量は皆無ではない。
 ヘアピンカーブ以降は若干上り勾配がきついものの2車線と整備されている。小白倉集落を抜ける辺りで左直角カーブしながら新潟r56との交差点を通過し、直後で再びr56交差点を通過する。R404走行時は2ヶ所目のr56交差点の直後は工事中だったが、今回は終了しており2車線道路に整備されていた。

140.渋海トンネル 141.再び狭路区間となる 142.渋海川の支流に沿う
 大白倉集落を抜けて程なくして渋海トンネルをくぐる。トンネルを抜けてすぐに旧道と合流するがすぐに狭くなる事はなく約500m先までは2車線となっている。しかし、大貝トンネル区間同様にトンネル工事に伴う改良区間が終わると1.5車線と狭くなってしまう。

143.大倉トンネル 144.大倉トンネル直後まで狭路 145.2車線になってからは快走可能
 1.5車線幅の大倉トンネルを通過した直後も狭路となっている。約200m走るとセンターラインが復活して2車線になる。岩瀬集落を通り渋海川を渡り赤谷集落を通過する。

146.R252中仙田交差点
 右カーブの先でR252中仙田交差点に突き当たる。案内標識にはR252しか表記されていないが、R403(とR404)は左折して松代・十日町方面に進む。

国道403号 part4