国道403号
part3

R117上村交差点〜R253交差点
小千谷市→長岡市→十日町市

44.関越道のガード下を通過 45.意外にも(失礼)人が居て鄙びた感じは受けなかった 46.無念の通行止。小国峠を越えること叶わず
 R17上村交差点を左折して久しぶりの単独区間となる。関越道の高架下を通過すると緩やかな上りとなる。カーブも緩やかで走りやすく山間部の快適ローカル国道の雰囲気そのものである。
 そんな快適な道路を走っていると突如終わりが訪れた。車線の半分を塞ぐ形で設置された通行止ゲート。曰く、「積雪及び道路崩落のため通行止」ゲートは道路の半分しか塞いでいないのでこの先に進むこともできたが、「崩落」という言葉が引っ掛かって素直に引き返すことにした。


2006.7.8走行
 
ゲートは設置されていないが通行止 期間も3ヶ月延長されている  
 GWに訪れた時は復旧工事は6月26日までとのことだったので7月8日に改めて訪問。前回置かれていたゲートが撤去されておりこのまま長岡市に抜けることができると思って車を進めた矢先に通行止の看板が立っていた。ゲートでふさがれていないのので奥に進む事は可能だが、大型ダンプが頻繁に行き来している様子を見ると、とてもじゃないが進入できる雰囲気でない。よって今回も退散することにした。次に訪問するとしたら10月以降になってしまうが、そんだけ期間が空くと忘れてしまいそうな気がする。思い出した時には冬季通行止になっている可能性も・・・


2006.11.18走行
ゲートがないっ!! 規定値を越える大雨の時は通行止規制が敷かれる まだ工事は終わっていなかった
 前回(7月8日)に訪れた時は通行止期間が延長されていて通ることができなかった。その時の期間は9月30日までだった。冬期通行止にいつなってもおかしくない状況の中、三度目の正直になるか!?
 と思って小千谷側から進入を試みた。7月8日に通行止の看板が置かれていた場所にその姿は見えない。しかも少し奥でダンプが道路を塞ぐ形で止めて沿道の土砂を積み込んでいた。まだ通れんのかい!と思った所で土砂を積み終えたダンプが動き出し、さらに長岡側から1台の車が降りてきた。これは行けるっ!ということで突っ込んできました。

 最初のヘアピンを過ぎると勾配がきつくなる。道幅は広いとは言えないが乗用車同士の離合であれば全く問題ない幅は有している。しかし復旧工事のため片側交互通行となっており実際使える幅は車1台分となっている場所も多い。アスファルトが剥がされ砂利道となっているのも数箇所用意されている。

2006.11.18走行
 
工事していない場所は狭い 長らく通行止だったせいか、路面は荒れ気味  
 進むにつれて道路状況は悪化の一途を辿る。センターラインはなくなり道幅は狭くなり路面の堆積物が多くなってくる。通行止期間が長期に渡り通行する車もいなかったことも原因だろう。災害復旧工事のついでの拡幅整備の手が小国トンネルまで到達する日は近く・・・ないかもしれない。すぐ北にR291が走っているためあえてここが整備されることもないかもしれない。

2006.11.18走行
小国トンネル。高さ制限は3.3m 小国トンネルに侵入するデトマソ スノーシェッドからトンネルに切り替わる瞬間
 工事現場を通り抜け、狭路を通り抜けるとそこには小国トンネルがあった。3度目にしてようやく訪れることができたのだが地味なトンネルを前に多少なりとも落胆した事は否めない。小千谷市側を見るとそこそこの景色を見ることができるが、そのために訪れるようなもんでもないかもしれない。
 気を取り直して小国トンネルに入ると20m程進んだ所で真の小国トンネルが姿を現した。今まで見ていたものはスノーシェッドだったのだ。入口の3.3mの制限高は大袈裟じゃないかと思っていたが、こういうカラクリがあったのだった。トンネル内部は乗用車同士であれば何とか離合できる幅だが、それなりに気を遣った離合になる可能性が高い。直線で出口まで見通せるのが救いか。

2006.11.18走行
長岡市側は小千谷市側に比べて視界が開けている が、走りやすい道路ではない 麓の集落に近づくとセンターラインが表れる
 小国トンネルを抜けると長岡市に入る。小千谷市と比較して幾分か景色は開けているが道幅は狭い。路肩からせり出す草、路面の落ち葉、ガードレール未設置と、整備されているとは言えない状況の道路を下って行く。最初の集落に入る直前でセンターラインが現れて2車線快走路へと変貌を遂げる。その変わり目に置かれていた看板をミラー越しに見ると「通行止」の文字が目に入った。・・・まだ通行止だったのかよっ!そりゃ、工事現場の兄ちゃんに不振そうに見られるわな・・・でも小千谷市側には通行止なんて出てなかったし違法な事はしていないハズだ。


47.長岡市側の通行止箇所。こちらも半開きのゲート 48.何とも曖昧な通行止期間 49.こんな事を書かれると行きたくなるが我慢するしかない
 小国トンネルを挟む酷道区間は後日の楽しみにしようと自分を納得させてR117まで戻り、すぐ北のR291桜町トンネルを通過、R404を経て小国トンネルの反対側に到着した。当然、こちらも通行止措置がとられているが、小千谷市側と同様に半分だけゲートが設置されていた。もしかしてこのまま通り抜けれるのではと思ったが、その気持ちを振り切るようにしてたった今走ってきた道を引き返す。

 
50.No.47の写真の手前(R404側)に別の通行止看板あり 51.6月26日以降の再戦を誓う  
 通行止ゲートは2段階に設置されていた。こちらはR404側のもの。申し訳程度に置かれたゲートはこのまま通り抜けれるのではと思わせるのに充分な遠慮の仕方だ。その近くには災害復旧工事中を告げる看板が立っており、6月26日まで工事が続く事を知る。夏休みに入る前に訪れる予定を組み入れよう(ただしあくまで予定である)。

52.通行止ゲートまでは2車線の快走路となっている 53.R404相野原交差点を左折する 54.R404重複のまま南へと向かう
 2つの通行止ゲートを後にしてR404相野原交差点へ向かう。点在する民家を結ぶ2車線の快走路である。勾配もごく緩やか。右に大きくカーブした後に相野原交差点となる。R403はここを左折してR404との重複区間に入る。また重複区間かよと思うが、今度はR403が格上なので表から消え去るのはR404の方である。R404はこの後上越市まで続くのだが、ここから上越市までその姿を見る事はできない。こいつも裏の世界に生きる隠密国道ということか。
 相野原交差点以降は快走路が続く。途中、上小国小学校の先で一旦停止させられて右折しないといけないポイントがあるが、それ以外は概ね快走できる。

55.長岡市・十日町市境の大貝トンネルまでは2車線が続く 56.十日町市に入ると集落内の狭路となる 57.拡幅済みの箇所のあり広狭が混在している
 大貝トンネルを抜けると十日町市に入る。このトンネルを抜けた直後に1.2車線の狭路が待ち受けているが、距離も短くレベルとしては大したことない。

58.大倉トンネル 59.雪と桜を同時に見れるとは思わなかった 60.R252交差点。R403はここを左折する
 その後、長大な渋海トンネルを抜けるとまた狭路となるが、今度は1.5kmほどでセンターラインありの2車線となる。渋海トンネル以南の狭路区間は地図にはバイパスの予定線がかかれており、そう遠くないうちに国道から降格するかもしれない。ただし筆者が通った時にはバイパスを工事している気配は感じられなかった。
 渋海川を渡り1kmほど快走路を走っているとR252との交差点となる。交差点と言っても信号はない。R403は左折してR252との重複に入る。ちなみにR404も同時に左折しているものと思われる。

 そろそろ日も落ちかけてきたのでこの日はここで終了することにした。絶妙のタイミングで道の駅「瀬替えの郷 せんだ」があったのでそこで1泊することにした。GWの真っ只中と言うのに車中泊と思しき車は筆者を含めて数台しかなく、R252の交通量、駅に出入りする車の数ともに非常に少なく車中泊するのにはちょうど良い環境だった。

61.渋海川を渡った先の交差点を右折する 62.いきなりこんなのを見てしまうが無視して進む 63.R252分岐後ほんの少しだけ2車線となっている
 道の駅で一晩を明かし翌日5日の夜明けとほぼ同時に出発する。道の駅を出てすぐにR252との重複は終わり単独となる。と言いたい所だが、もしかしたらここからも引き続きR404が重複しているものと思われる。が、それを示す物件は見つかっていない。
 交差点を右折したと同時に目に入るのがNo.62の看板である。また通行止かよと思うも行ける所まで突っ込むことにした。運が良けりゃ通り抜けれることも可能だと思って。それにしても期間が「当分の間」ってこっちもやる気ねーな。

64.R252以降は狭路区間がメインとなる 65.新潟r75交差点を右折して橋を渡る 66.石だけでなく雪も落ちてくるようだ
 渋海川沿いに進んでいると新潟r75との交差点に着く。左がr75で右の橋を渡る方がR403である。ちなみにR403もr75も両方とも冬季通行止期間中とのこと。しかし当初の予定通り行ける所まで行くことにして車を進める。

67.消えかけたセンターラインにひしゃげたガードレール 68.渋海川沿いに進む 69.小脇トンネル。真冬には雪で塞がれてしまいそう
 r75交差点以降も渋海川沿いに進むという構造は変わらない。道幅は2車線だったり1.5車線だったりと広狭を繰り返すが、2車線だったとしてもガードレールがない所が多くあっても雪の重みでつぶれていて用をなしていなかったりと、ヘタにスピードを上げて対向車が来たらと考えると思ったよりもスピードを出せない。別にスピードを出す必要もないのだけれど。

70.市道との交差点は右折。おにぎりと正面の矢印に従う 71.道路いっぱいを塞ぐゲート 72.ゲートを振り返った所(多分)を撮影。雪崩注意の「!」
 R252交差点から約7km走ると突き当たりにぶつかる。正面の小屋にR403の方向を示す矢印と右に立っているおにぎりの補助標識によってかろうじて右がR403だと分かる。これらがなければどちらが国道なのか判別する事は至難の業である。
 矢印に従って右に車を進めて少し走った先には・・・通行止ゲートが待ち構えていた。小国トンネル区間に続いて2ヶ所目の通行止である。早朝だし誰もいなからゲートを少しよけて、何て事が頭をよぎったが理性によってそれを振り払う。またしてももと来た道を引き返す羽目になった。新潟r75経由で抜けようとしたがこっちも通行止で余計な時間を浪費したのはヒミツである。


2006.7.8走行
   
小国トンネルとは違いこちらは通れるようだ 前回あったゲートがなくなっている  
 R253交差点を右折すると今回も通行止を警告する看板が立っていた。しかし文面が変わっている。「大型車通行止」つまり大型車未満は通行可能ということに他ならない。良かった・・・小国トンネルが通行止でこっちも通行止だったら何のためにここまで来たかわからなくなるところだった。ということでサクッと前回ゲートがあった地点に到着。GWには残っていた雪もさすがに7月ともなれば全く残っていなかった。

2006.7.8走行
おにぎりをよく見るとあからさまな修正の跡が・・・ 橋を渡ると中子と同じ警告看板が立っている 警告看板を拡大
 渋海川沿いの平坦な狭路を300mほど走ると橋にさしかかる。橋の手前にはおにぎりが立っているが、よく見ると一の位がシールを貼って修正されている。元がどうなっていたのかも気になるところだが、もっと目立たないようにできなかったのかという方が気になる。橋を渡ると長岡市中子側にもあった警告看板と雨量警告が立っている。運悪く雨が急に降り出してきた。普段、悪い事はしていないはずなのに。

2006.7.8走行
狭いが離合できないほどではない ここにきて急に雨足が強くなる ここが崩落していた現場。土砂(雪?)片付けられている
 鉄砲水が襲ってこないうちに、と思って車を進める。1.5車線の道路が山肌に沿って一直線に伸びている。勾配はきつく橋のある場所では渋海川との高低差はほとんどなかったのだが、進むに連れて川面がどんどん遠くなっていく。落ちたらまず助からないような高さになってもガードレールなんてものは付いていない。直線なのでハンドルの操作を誤って落ちるという可能性は低いが、対向車とのすれ違いには気を遣うことだろう。幸い、筆者が走っている時には対向車は現れなかった。
 GWの時に崩落していた現場はさすがに片付けられていた。しかも崖側にはガードロープが設置されていた。崩落現場を過ぎた先で90度右カーブになっているが、そこがGWに通行止となっていた長岡市側の地点だ。通行止距離は1.3kmほどと短いが、鉄砲水の恐れがあるようだから雨の日は避けた方が無難だろう。ちなみに筆者がここを通り過ぎると雨はやんだ。悪いこ・・・(ry


73.十日町市中子の通行止箇所から撮影 74.国道に目を向けると泥だらけの雪が道路を塞いでいた 75.雪崩(?)地点の手前の法面は補修中?
 結局R252とR253を経由して通行止の反対側、十日町市中子に辿り着いた。こちら側は半開きのゲートが申し訳程度に設置されており、その奥には工事関係者の詰所らしきプレハブが置かれていた。詰所脇に車を止めて一通り付近を一通り撮影してこれなら反対側の小脇に行けるじゃないかと思って車を進めたら、雪の塊とも法面の崩落跡ともにわかには判別つけがたい物体が路上を塞いでいた。パッと見では通り抜けはオフバイクで慎重にラインを選んで走れば何とか通り抜けられそうだが、落ちたら谷底までまっさかさまである。小脇まで歩こうかとも思ったが、行って戻ってくる間に崩落してしまう可能性もあるので、身の安全を考えてやめておいた。

 
76.雪崩地点手前の警告。この1km区間が通行止区間? 77.道路を完全に塞いでいないのは工事車両が通るからか  
 通行止現場手前に立てられた警告。この1kmはNo.73の写真のほぼ一直線に下る区間を指しているものと思われる。確かにいつ崩れてもおかしくないような状況でした。これが立ってなければ小脇まで歩いて往復したかもしれない。そんな事はさておき、通行止箇所からR253に向けて走り出す。

78.広い所もあるが基本は1.5〜2.0車線幅 79.R253交差点付近にはちゃんと通行止と表示されている 80.R253交差点を右折する。正面の白いのは残雪
 通行止箇所からR253交差点までは1.0〜2.0車線幅が続いている。中にはすれ違いできない場所も多いが、この時は通行止という事で対向車はほとんどなかった。もっとも通行止となっていなかったところで交通量に影響するのか、という疑問はある。通行止箇所から約4kmでR253との交差点に出る。ここにもいつもの如く信号はない。R403は右折してR253との重複区間に入る。おそらくはR404も重複しているのだろう。

国道403号 part4