国道400号
part3

R294交差点〜R121上三依交差点
大田原市→那須塩原市→日光市

109.「塩原37km 大田原市街12km」 110.単独区間の証 111.栃木r343蛭畑交差点
 R294交差点からはようやく単独区間となり、ごく普通の対面2車線道路を北西の方角に向かって走る。ほぼ平坦でカーブもほとんどなく沿線の家屋も少なく見通しが良いため非常に走りやすい。約3.2kmで栃木r343蛭畑交差点を通過する。

112.栃木r167蛭田交差点 113.笹原橋 114.平坦な状態が続く
 栃木r167蛭田交差点を過ぎると大きく左にカーブして進行方角を西に変えた後に笹原橋で巻川を渡って今度は右カーブを曲がる。多少のカーブがあるものの勾配はほとんどなく平坦で概ね走りやすい道路状況である。

115.ライスラインとの鹿畑交差点 116.栃木r170交差点 117.河岸段丘(?)によるアップダウンあり
 ライスラインという広域農道との鹿畑交差点を過ぎると左カーブを曲がり、緩やかな勾配を上る。平坦になった後に栃木r170交差点を通過し、以降は緩やかに下る。河川との距離によってアップダウンしている事から河岸段丘と思われる。

118.千丈橋 119.急カーブの直後に栃木r170が分岐 120.R461保健センター交差点
 左にカーブしている千丈橋を渡って右急カーブを曲がり、カーブが終わる直前で栃木r170交差点を通過する。大田原市の中心部の手前でR461保健センター交差点を通過する。左折の矢板方面、右折の黒羽方面ともに市道だったが、黒羽方面のみR461に指定されたため、以降はR461が重複している。R461を走行した2020年8月15日は経路変更された後だったがウォっちずでは反映されていなかった。それから2年半以上が経過した2023年5月1日時点でも未だ反映されていない。

121.R461・R400串刺しおにぎり 122.大手歩道橋 123.栃木r53・r72金燈籠交差点を左折
 保健センター交差点からはR461との重複区間を大田原市の中心部に向かって走る。串刺しおにぎりはR461が上に取り付けられており、経路変更によって後からR461が重複した事が分かる。
 約1.0kmで栃木r53・r72金燈籠交差点に至り、R461とともに左折して宇都宮・矢板方面に進む。右折の芦野・黒羽方面のr72はR461の旧道であり、直進の塩原・西那須野方面のr53はR400の旧道である。

124.「宇都宮45km 矢板12km 国道4号8km」 125.R461のみのおにぎりがある 126.愛宕神社付近でS字カーブ
 金燈籠交差点からもR461の重複が続いているが、元々はR461単独区間だったためR461のおにぎりしか設置されていない。店舗兼住宅が建ち並ぶ中を走っていると愛宕神社の近くでS字カーブを曲がる。

127.栃木r48神明町交差点 128.沿線には商業施設が多い 129.R461美原交差点を右折
 S字カーブの直後に栃木r48神明町交差点を通過する。商業施設が建ち並ぶ中を走っていると美原交差点に至り、右折して塩原・西那須野方面に進む。左折して道なりに走ると保健センター交差点に戻る。

130.美原交差点からは片側2車線道路 131.那須塩原市に入る 132.西那須野跨線橋の上に東北新幹線
 美原交差点からはバイパスとして開通した区間のため片側2車線道路になる。ごく緩やかな左カーブを曲がって程なくして那須塩原市に入る。市境を越えてからも道路状況と周辺の風景に変化は見られない。JR東北本線に架けられた西那須野跨線橋を越えると同時に東北新幹線の下を通る。桁との接触事故が多かったのか、桁下注意の警告はかなり大きなものが設置されている。

133.R4西三島交差点 134.片側2車線区間が延伸されていた 135.R4西那須野バイパスとの交差点
 西那須野跨線橋の勾配を下り切った後にR4西三島交差点を通過する。金燈籠交差点を直進していた旧道は約800m北東の三島交差点で交差しており、西三島交差点〜三島交差点間はR4との重複区間であった。
 西三島交差点からも片側2車線道路が続いているが、舗装の状態からして多車線からしてさほど年月が経過していないと思われる。約500mでR4西那須野バイパスとの交差点を通過する。2023年5月の時点では交差点を含む500m程度しか供用されていない。ただし、市道が接続しているため国道に指定された区間の先に行く事はできる。

136.左側車線が減少 137.左側に拡幅用地が確認できる 138.旧道との交差点
 R4西那須野バイパスとの交差点から200mも走らないうちに左側車線が減少して対面2車線道路になる。4車線化の計画はあるようで左の西側には拡幅用地が確認できた。中央分離帯と仮設のガードレールが設置された左カーブに市道が交差しているが、この市道はR400の旧道である。

139.旧道合流後の拡幅計画がある模様 140.栃木r55上赤田交差点 141.景観条例により彩度を抑えた広告がある
 旧道との交差点を過ぎると中央分離帯のない普通の対面2車線道路に戻るが、この区間も拡幅用地が確認できる。右カーブ部分で車線が増えた片側2車線道路になった直後に栃木r55上赤田交差点を通過する。景観条例が制定されているため彩度を抑えた看板も見られる。

142.E4東北道 143.E4東北道・西那須野塩原IC 144.農業食品産業技術研究機構の敷地を繋ぐ跨道橋をくぐる
 E4東北道の那須1ボックスカルバートをくぐった直後に西那須野塩原ICを通過するが、ここで右側車線が西那須野塩原ICへの右折専用車線になる。対面2車線道路になってすぐに跨道橋をくぐるが、これは道路の両側に跨る農業食品技術研究機構専用の橋である。

145.栃木r308那須野が原公園入口交差点 146.那須高原を快走 147.沿線には観光客向けの店が点在
 農業食品技術研究機構の北端付近で栃木r308那須野が原公園入口交差点を通過する。交差点の名称が示す通り、那須野が原公園の出入口に当たり、交差点を過ぎた所にも観光客向けの店がいくつか見られる。その後は直線道路が続いており、右手には牧場が広がっている。沿線の家屋は少ないが、観光客向けの店が点在している。

148.また車線が増える 149.片側2車線道路を走る 150.栃木r30関谷北交差点
 車線が増えると同時に右カーブが始まって旧道と思われる市道との交差点を通過する。片側2車線道路を走っていると緩やかな左カーブを曲がった先で栃木r30関谷北交差点を通過する。この交差点で左側車線がr30への左折専用車線になる。

151.道の駅「湯の香しおばら」 152.蟇石橋以降は異常気象時通行規制区間 153.塩谷ダムの北東を通過
 関谷北交差点の直後に道の駅「湯の香しおばら」を通過する。道の駅がある事からバイパスで回避した場所がかつての塩原町の中心部と思ってしまうかもしれないが、かつての町役場はこの辺りではなくさらに奥にあった。道の駅を過ぎてすぐに左カーブを曲がり山間部区間に入る。異常気象時通行規制のお知らせ看板が設置されているが、起点は約約1.9km先の蟇石橋である。

154.湯の駅みかえりの郷彩花の湯 155.がま石トンネル 156.潜竜峡トンネル
 湯の駅みかえりの郷彩花の湯の前を通った直後に蟇石橋を渡るが、前述のとおり異常気象時通行規制区間の起点である。異常気象時通行規制区間に入った直後にがま石トンネルをくぐり、現道との交差点を通過して留春大橋を渡って潜竜峡トンネルをくぐり、夕の原大橋を渡った先で現道と合流する。2023年5月時点のウォっちずでは箒川の左岸を通る旧道に当たる道路も国道として扱われている。

157.福渡洞門 158.一方通行区間あり 159.一般家屋に交じって旅館がある
 福渡洞門をくぐって右カーブを曲がった先で上下線が分離した一方通行区間がある。隣接する道路が反対方向の一方通行のため往来に影響はないが、ウォっちずでは東向き一方通行道路は国道に指定されていない。よって車両によるR400のトレースは水戸市から西会津町に向かう方向のみ可能である。

160.福渡交差点を左折 161.福渡橋 162.栃木r56交差点
 反対側車線合流して体目通行に戻った直後に市道との福渡交差点を左折して福渡橋を渡る。直進の塩原方面は旧道だが、そちらが国道に指定されていた頃から現在の国道のルートは存在していた。緩やかな勾配を上って左ヘアピンカーブを曲がって塩原温泉ビジターセンターを通り過ぎると緩やかに下って鹿股橋を渡って栃木r56交差点を通過する。

163.「下り5%勾配」 164.弁天大橋 165.栃木r56旧道との交差点
 鹿股交差点からは上り勾配となり、毘沙門橋を渡って程なくして5%の下り勾配に転ずる。弁天大橋を渡った先で塩原方面の市道との交差点を通過するが、この道路は栃木r56の旧道に当たり、八汐橋の北詰で交差している道路がR400の旧道である。

166.旧塩原町の中心部の南を走る 167.栃木r266交差点 168.栃木r19もみじライン入口交差点
 旧塩原町の中心部の南側を走り、家屋が途切れた後に栃木r266交差点を通過する。少し走ると栃木r19もみじライン入口交差点を通過するが、r19の大部分は2020年12月10日まで日塩もみじラインと龍王峡ラインという有料道路であった。交差点の手前でr19への左折車線が分岐しているが、有料道路の頃から閉鎖されており通行できなくなっている。

169.R400旧道との上塩原交差点 170.箒川沿いを上って行く 171.山間部の割に走りやすい道路状況
 もみじライン入口交差点からは緩やかな勾配を下り、宮島橋の手前で旧道らしき市道との上塩原交差点を通過して上りに転ずる。箒川の流域を走っており、周辺の家屋が少なくなると川沿いを走る箇所もある。標高は600mを超えており山間部と言える場所ながら道路状況は良く走りやすい。

172.上塩原スノーシェルター 173.左上方の橋梁は峠大橋 174.峠大橋
 小滝集落を過ぎて集落が途切れると上塩原スノーシェルターをくぐる。シェルター内に鞍下橋があり、シェルターを出た先で有明橋を渡る。右カーブを曲がると左上方に橋梁が見えるが、これは峠大橋である。7%勾配を上って誉山橋の前後の左ヘアピンカーブを曲がってから峠大橋を通行する。

175.制限高バーと閉鎖用ゲート 176.尾頭トンネル 177.「尾頭トンネル 標高805m 国道121郷まで2km」
 湯の香橋、鳴鳥橋、松風橋、あけぼの橋、ふかみどり橋、鹿越大橋を次々に渡て尾頭トンネルをくぐって日光市に入る。連続する橋梁のうち松風橋は片桟道橋で、あけぼの橋とふかみどり橋の間に4.5mの制限高バーと閉鎖用ゲートが設置されている。

178.上三依スノーシェッド 179.尾頭沢沿いを下る 180.R121・R352上三依交差点を直進
 尾頭沢橋を渡って上三依スノーシェッドをくぐって尾頭大橋を渡る。尾頭沢に沿って下っていると右の急カーブを曲がり、視界が開けて勾配が落ち着いた所でR121R352上三依交差点に至り、直進して会津若松・南会津方面に進む。R352はR121鬼怒川方面及びR121会津若松方面に重複しており、この交差点より北はR121・R352・R400の3国道重複区間となる。R294から分岐して以降の単独区間の距離は約50kmである。

国道400号 part4