国道391号
part3

野上峠〜R39南4西1交差点
小清水町→網走市

104.弟子屈町に比べてカーブが緩やか 105.「動物注意」 106.小清水町側の閉鎖用ゲートを通過
 野上峠を越えると当然ながら下りとなるが、引き続き勾配は緩やかである。弟子屈町側には複数の急カーブが存在したが、小清水町側には存在せず走りやすさは小清水町側が上である。止別川の流域を下っていると閉鎖用ゲートを通過する。通行止の手前に当たる南向き車線側にはチェーン着脱場を兼ねた駐車場が設置されている。

107.北向き車線にも駐車場あり 108.北海道r805交差点 109.峠区間を出ると景色が開ける
 閉鎖用ゲートから約600m走ると北向き車線の駐車場を通過する。その後程なくして北海道r805交差点を通過する。右折してr805を200m弱進むと清里町に入る。また、北海道r1115を南下すると神の湖池や裏摩周湖に行く事ができる。r805交差点からも止別川の谷筋が続くが、急に視界が開けるようになる。

110.牧草地帯を快走 111.交通量は少ない 112.水上橋は工事中
 峠区間を脱すると牧草地もしくは畑が広がっている中を走っており実に北海道らしい風景と言える。道路状況は非常に良好で走りやすいが、交通量の少なさが走りやすさに拍車をかけている。やや急な左カーブを曲がった先で止別川に架かる水上橋を渡り、その先でやや急な右カーブを曲がる。

113.オレンジ色のセンターラインはカーブ部分のみ 114.小清水町字泉 115.小清水町に中心部に入る
 止別川の西側を北の方角に向かって走るが、ほぼ平坦でカーブも少ないため非常に走りやすい。小清水町の中心部に近付くと周辺の建物は増えるが、道路状況に変化はなく走りやすいままである。

116.北海道r944交差点 117.北海道r587交差点 118.北海道r246交差点を右折
 小清水町の中心部の南部で北海道r944交差点を通過する。車線幅の広い2車線道路を走っていると小清水町役場の東で北海道r587交差点を通過し、左にカーブした先の北海道r246交差点は右折である。直進してr246を進んでも網走市の市街地に行く事は可能である。

119.小清水町元町 120.R334美和交差点
 北海道r246交差点からも小清水町の中心部と言える場所を通っており、車線幅の広い2車線道路が続いている。約500m走るとR334美和交差点を通過する。約500m西にr246とR334の交差点がある。

121.中里橋 122.大規模な耕作地が広がっている 123.平坦な直線道路を快走
 美和交差点からも平坦で直線的な2車線道路が続いている。中里橋を渡った後に左にカーブして止別川の東を北上する。沿線には建物が疎らにしか建っておらず見通しは非常に良い。周辺にはじゃがいも畑と思われる耕作地が広がっている。

124.R244北斗交差点を左折 125.「北見83km 網走26km」 126.じゃがいも街道との交差点を通過
 美和交差点から約6.2kmでR244北斗交差点に至り、左折してR244との重複区間を北見・網走方面に進む。この交差点から終点までの区間は全てR244に重複しており、北斗交差点はR391の実質的な終点交差点と言える。
 R244との重複区間となっても道路状況はもちろん風景にも特に変化は見られず、平坦な直線道路を走る。じゃがいも街道と呼ばれる町道が交差している右直角カーブを曲がると進行方角が北になる。じゃがいも街道を南に進んで北海道r246との交差点を左折するとR391との交差点に戻る事ができる。

127.真北の方角に進む 128.小清水町字浜小清水 129.道の駅「はなやか小清水」
 見通しの良い直線道路を走っていると浜小清水集落に差し掛かり、左カーブを曲がって道の駅「はなやか小清水」を通過する。道の駅の北にはJR釧網本線の浜小清水駅があり、道路の駅と鉄道の駅というふたつの機能を持っている。

130.北海道r467交差点 131.涛沸湖の湖畔を走る 132.原生花園駐車場と展望牧舎
 道の駅からは西の方角に向かっており、北海道r467交差点を過ぎると涛沸湖の北岸を走る。原生花園駐車場を通過するが、駐車場から木道を歩けば展望牧舎に行く事ができ、運が良ければ放牧されている馬が見られる。

133.原生花園駅の傍を通る 134.右側の高台にはJR釧網本線が通っている 135.おにぎりはR244のみ
 原生花園駐車場から少し走るとJR釧網本線の原生花園駅を通過する。この駅は毎年5月1日から10月31日までの臨時駅である。その後も涛沸湖と釧網本線との間を走る。釧網本線の向こう側にはオホーツク海が広がっているのだが、線路付近が少し高くなっているので海は見えない。

136.涛沸橋 137.北海道r767交差点 138.片側2車線道路
 涛沸湖の河口部分に架かる涛沸橋を渡ると網走市に入る。小清水町と網走市との境は浦士別川から涛沸湖上を経て河口を結ぶ線上にあり、湖の南は網走市域である。涛沸橋を渡って緩やかな右カーブを曲がりながら北海道r767交差点を通過する。JR釧網本線の北浜駅付近から車線が増えて片側2車線道路になるが、1.4km程で左側車線が減少して対面2車線道路に戻る。

139.藻琴橋 140.北海道r102交差点の前後も片側2車線 141.藻琴跨線橋
 藻琴橋を渡ると再び片側2車線道路になる。JR釧網本線の藻琴駅の前で北海道r102交差点を通過する。弟子屈町のr102交差点からの距離はR391が約49kmでr102が約46kmと、後者の方が僅かに短い。網走市の市街地に近付いているため、交通量は多くなり始める。緩やかな上り勾配の右カーブの先で藻琴跨線橋で釧網本線をオーバーパスして左カーブを曲がる。

142.オホーツク海沿いを走る 143.網走市字鱒浦 144.市道との交差点を通過
 藻琴跨線橋からはオホーツク海とJR釧網本線の間を走る。平坦な片側2車線道路で道路状況としては非常に走りやすいと言える。交通量は増えているとは言っても大都市圏に比べると少なくスムースに流れている。鱒浦駅の傍を通り過ぎた後に市道との交差点を通過するが、この市道は網走市の市街地を通っているため左折する車両が多い。

145.紅葉が進行している 146.複数の駐車帯あり 147.右折すると網走港に行ける
 鱒浦漁港付近でやや急な左カーブを曲がって左右に設置された駐車帯の間を通過する。R244を走行したのは4日前の10月14日だが、たった4日間で紅葉が進行しているのが確認できた。

148.正面に見えるのはポンモイ柱状節理 149.市街地の手前に急カーブがある 150.北海道r1083南6東6・南6東7交差点を左折
 網走港の東ではポンモイ柱状節理を正面に見ながら右カーブを曲がる。崖に見えるのはポンモイ柱状節理だが、観光地されている訳ではなく日常風景に溶け込んでいる感じである。左の急カーブを曲がると中央分離帯がなくなって4車線道路になる。周辺の建物が増えた所で北海道r1083との南6東6・南6東7交差点を左折して網走市街方面に進む。直進のr1083に紋別と北見が案内されている事からも分かるが、通り抜けるだけなら直進の方が便利である。なお、r1083を約400m進んだ所に道の駅「流氷街道網走」がある。

151.北海道r490市役所前・南6東4交差点 152.鳥居は網走神社のもの
 南6東6・南6東7交差点からは対面2車線道路となるが、車線幅が広いため走りにくさは感じない。市役所の前を通っているが、通過するだけの車両は北海道r1083を走るためか、交通量はさほど多くない。南6東2・南6東3交差点の南には道路を跨ぐ鳥居があるが、これは網走神社のもので鳥居をくぐって南に進むと神社に行ける。

153.北海道r683南6西1・南6東1交差点を右折 154.R39・R240・R242・R243・R244南4西1・南4東1交差点
 南6東6・南6東7交差点から約900mで北海道r683南6西1・南6東1交差点となり、右折して能取岬方面に進む。南6西1・南6東1交差点から100m強の位置にある南4西1・南4東1交差点がR244の起点である。案内標識が設置されていない交差点だが、R39(〜旭川市)の終点であり、他にもR240(〜釧路市)、R242(〜帯広市)、R243(〜根室市)、R244(〜根室市)と合計6本の国道の起終点でもある。