国道386号

R210小ヶ瀬(1)交差点交差点〜R3原田交差点
日田市→朝倉市→筑前町→筑紫野市

1.R210小ヶ瀬(1)交差点 2.玖珠川の谷筋を走る 3.天領大橋の下を通る
 大分県日田市の市街地の東部に位置するR210小ヶ瀬(1)交差点がR386の起点であり、ここから日田市街地を通ったのちに福岡県筑紫野市の終点に向かって走る。小ヶ瀬橋の東詰の起点からR386に入ると市街地に比較的近い場所にありながら沿線に家屋のない谷筋を走る。前方に市街地が見えてきた所で市道の天領大橋の下を通過する。

4.市街地に差し掛かる 5.珍しい取り付け方のおにぎり 6.R212・大分r535三芳小渕町交差点
 視界が開けるのとほぼ同時に市街地の東端に差し掛かり、少しだけ玖珠川沿いを走る。JR久大本線の豊後三芳駅の南西でR212・大分r535三芳小渕町交差点を通過する。ここからはR212との重複区間となるが、案内標識にR386のおにぎりが表記されているため迷う事はないだろう。

7.「佐賀70km 久留米46km」 8.おにぎりはR386のみ 9.大分r9・r48元町交差点
 三芳小渕町交差点の直後に佐賀と久留米までの距離を示す案内標識があるが、その2つはR212もR386のどちらも通っていないし、どちらかと言うと格下のR386の行き先である。また、おにぎりはR386しか設置されていない。
 日田駅のほぼ真南で大分r9・r48元町交差点を通過するが、ここはR386の起点だった交差点である。R210の日田バイパスが全線開通した際に経路変更が行われて現在の小ヶ瀬(1)交差点に起点が移動している。

10.大分r677本庄町交差点 11.玉川三差路交差点 12.R212・R212玉川バイパス・R496玉川交差点
 元町交差点を過ぎてからも市街地と言える場所を通っており沿線の建物は多い。大分r677との本庄町交差点と本庄町西交差点を相次いで通過するが、前者は現道、後者はバイパスとの交差点である。なお、現道は県道としての指定は外れていないようだが、庄手川に架かる橋は撤去されている。
 市道との玉川三差路交差点を左にカーブしながら通過した後にR212現道・R212玉川バイパス・R496との玉川交差点を通過する。交差点からみて東がR212現道・R386重複区間、西がR386単独区間であり、北はR212・R496重複区間、南はR212玉川バイパス・R496重複区間となっている。

13.玉川交差点以降は路側帯に余裕あり 14.沿線には商業施設が多い 15.三郎丸橋
 玉川交差点を過ぎてからも沿線には所業施設が多く賑やかな雰囲気の中を走る。道路状況は路側帯が広めに取られているためこれまでよりも走りやすいと感じる。緩やかにカーブしている三郎橋を渡る。
 三郎丸橋を渡って以降は沿線には通常の家屋が中心となり、また市街地を出るため家屋の数自体が少なくなる。星隈橋の西詰では市道との北友田3交差点を通過するが、この市道はR212・R496の耶馬渓・中津方面や日田ICとを繋ぐルートにあるため意外に交通量が多い。

16.三隈川沿いを走る 17.右側にはJR久大本線がある 18.夜明駅前を通過
 北友田3交差点を過ぎると三隈川の右岸を走っており、川の反対側にはJR久大本線が並走している。さらに付け加えると対岸にはR210が通っている。小さな集落を通過しながら谷筋を走っていると夜明駅の南を通過する。駅の近くとは言え周囲の家屋は少ない。

19.R211夜明三差路交差点 20.R211重複区間 21.R211夜明大橋北交差点
 夜明駅を過ぎてすぐにR211夜明三差路交差点を通過し、約100m先で夜明大橋北交差点を通過する。夜明三差路交差点から夜明大橋北交差点の間がR211重複区間だが、案内標識にはR211のおにぎりが表記されていない。なお、R211は夜明大橋を渡った南詰のR210との高井町交差点が起点である。

22.引き続き三隈川沿いを走る 23.対岸に見えるのはR210の虹峠洞門 24.杷木山集落
 短いR211との重複区間が終わってからも三隈川沿いの谷筋を走る2車線道路が続いている。約800m走ると川が県境となっており対岸は福岡県うきは市となっている。河川の名称も三隈川から筑後川と変化する。道路状況には特に変化はなく、R210と筑後川を挟むようにして右岸を走る。山寄りにはJR久大本線だけでなく、大分道がある。

25.夜明ダム 26.新櫛崎トンネル 27.JR久大本線をオーバーパス
 夜明ダムの直後に新櫛崎トンネルをくぐる。右側に見えるのはJR久大本線である。川寄りには櫛崎隧道があるが閉鎖されており通り抜ける事ができない。にもかかわらずウォッちずでは国道色に塗られたままである。新櫛崎トンネルを出ると右にカーブした後に久大本線をオーバーパスする。

28.福岡県朝倉市に入る 29.穂坂集落 30.旧道(?)との交差点を通過
 九州電力の夜明発電所のすぐ近くで小さな川を渡って福岡県朝倉市に入る。険しい峠ではないためどちら側にも家屋が建っていて県境感は薄い。朝倉市に入ってから西の筑後川は県境ではなくなるものの左岸のうきは市との市境となっている。
 朝倉市に入って少し走ると筑後川から離れて平坦な2車線道路を走る。杷木神籠石の手前にやや急なカーブがあるが、それを除けばカーブはほとんどないため走りやすい道路状況である。旧道らしき市道との交差点を道なりに右にカーブしながら通過する。

31.福岡r52池田交差点 32.福岡r52杷木交差点 33.大分道・杷木IC
 白木谷川を渡ってすぐに福岡r52池田交差点を通過し、その直後に左の急カーブを曲がる。旧杷木町の中心部に差し掛かるとr52杷木交差点を通過し、次いで大分道の杷木ICを通過する。100m程南に筑後川が流れており、前述の通りその南岸はうきは市域である。

34.朝倉市杷木久喜宮 35.道の駅「原鶴」 36.堤防の外側を走る
 杷木ICを過ぎてからも沿線に家屋の多い状態が続くが、それらが少なくなってきた所で道の駅「原鶴」を通過する。道の駅の前を通り過ぎると右にカーブし、上部に市道が通っている堤防の外側を走る。

37.福岡r587原鶴温泉入口交差点 38.福岡r588交差点 39.大分道の志波高架橋
 堤防の上の道路が市道から福岡r587になり、堤防道路が緩やかに下ってきた先で原鶴温泉入口交差点を通過する。R386からr587への左折はかなり鋭角になっているためか、左折が禁止されている。原鶴温泉入口交差点を過ぎると少しだけ筑後川沿いを走って福岡r588交差点を通過する。そのすぐ先で大分道の志波高架橋の下をくぐるが、左にカーブした後にももう1回くぐっている。

40.恵蘇八幡宮付近に急カーブあり 41.福岡r511(r14?)恵蘇宿交差点 42.朝倉市菱野
 恵蘇八幡宮付近で右の急カーブを曲がると筑後川から離れる方向に進む。福岡r511と案内されている恵蘇宿交差点を通過するが、交差点から150m程の区間はr511ではなくr14のはずである。このr14が筑後川左岸を通るルートとなっている。

43.大分道の朝倉橋 44.R386現道・福岡r80比良松交差点を右折
 大分道の朝倉橋の下をくぐりながら緩やかな左カーブを曲がった先でR386現道・福岡r80比良松交差点に至る。直進の道路がR386の現道だが、おにぎりは表記されてない。行き先が現道とバイパスどちらも福岡・筑紫野となっている事からも想像できるが、現道もそれなりの交通量のある幹線道路である。今回は右折して甘木朝倉バイパスへと進んでいる。

45.朝倉市宮野 46.福岡r80高棚交差点 47.福岡r509下三奈木交差点
 甘木朝倉バイパス区間を走るが、道路状況は対面2車線道路と普通である。ごく緩やかな上り勾配となっており、カーブも緩やかなものばかりである。沿線に家屋がない訳ではないが、その数は少ないので多少なりともバイパスらしい雰囲気は感じられる。徐々に左にカーブして現道とほぼ平行な状態になる。
 福岡r80高棚交差点を通過するが、その手前にも2ヶ所交差地点がある。ただし、高棚交差点に近い方はR386で分断されており、交差点3ヶ所とも案内標識は設置されていない。さらに少し走ると福岡r509下三奈木交差点を通過するが寺内方面にはr509の方が走りやすく便利である。

48.佐田川大橋 49.対面2車線だが流れは良好 50.R386現道との普及センター前交差点
 下三奈木交差点からは水田の間を走り抜ける直線道路となる。S字状にカーブして佐田川大橋を渡ると沿線の家屋が増えるが密集地帯と言える程ではない。比良松交差点から約6.2kmで普及センター前交差点を通過するが、小郡・甘木IC方面の道路はR386の現道である。おそらく甘木朝倉バイパスが全線開通するまで現道と開通済みのバイパスとを繋ぐ支線のような道路だったと思われる。左折して600m進んだ所に現道の古賀茶屋交差点があるが、比良松交差点は国道のままである一方で旧甘木町方面は福岡r112に降格している。ただし、一部の交差点の案内標識にはR386のおにぎりが表記されたままとなっている。

51.普及センター前交差点からは山間部を走る 52.大平トンネル 53.朝倉市菩提寺
 普及センター前交差点を過ぎると上り勾配となると同時に山の中を走るようになる。非常に緩やかな右カーブを曲がっていると山平トンネルに入る。トンネルからは下り勾配をなって程なくして視界が開けて平野部に入る。

54.R322・R500持丸北交差点 55.筑前町に入る 56.福岡r77弥永西交差点
 平坦な2車線道路を走っていると朝倉市の中心部の北でR322R500持丸北交差点を通過する。案内標識にR500は表記されてないが、R322の久留米・嘉麻の両方向に重複している。
 持丸北交差点を通過してすぐに小石原川に架かる新甘木橋を渡り、その後に筑前町に入る。川の近くに境標識が立っているが、小石原川が市町境となっている訳ではない。筑前町に入ってからも平坦で見通しの良い2車線快走路が続いており、緩やかに左にカーブしながら福岡r594弥永交差点と福岡r77弥永西交差点を通過する。

57.朝倉市依井 58.福岡r112・r593久光橋交差点を右折
 弥永西交差点からは再び平坦な直線道路を走り、福岡r77北新町交差点を通過する。持丸北交差点から約2.7kmで福岡r112・r593久光橋交差点となり、右折して福岡・筑紫野方面に進む。左折方向のr112は日田・朝倉と案内されている事からも想像できるが、R386の旧道であり道なりに走れば比良松交差点に戻ってしまう。

59.交通量の多い2車線道路 60.福岡r597栗田 61.長閑さと雑然さが混在している風景
 久光橋交差点からはバイパスではなくなるため2車線道路ではあるものの歩道が片側にしかなく若干狭苦しい状態である。福岡r597栗田交差点を過ぎてからは沿線には家屋と田畑と商業施設が混在している。都市部を通っている訳ではないが交通量は比較的多い。

62.筑前町の中心部を走る 63.筑前町松延 64.福岡595いしびつ交差点
 周囲の建物が増えてきた所で筑前町の中心部を通過する。その後は幾分か長閑な風景となるが交通量は多いままである。やや流れが悪くなり始めた2車線道路を走っていると福岡r595いしびつ交差点を通過する。信号機は設置されているものの全ての方向において右折車線が設置されていない。

65.R200現道・R200山家バイパスとの朝日東交差点を左折 66.朝日東交差点からは片側2車線 67.左側車線が減少
 緩やかな右カーブを曲がった先でR200朝日東交差点に至る。直進右左折ともR200と案内されている三方開花という状態だが、直進の福岡方面は現道で、左右の鳥栖・飯塚方面は山家バイパスである。案内標識に表記されてないが、R386は左折して鳥栖方面に進む。なお、ここより終点まで全てR200との重複区間であるため、実質的にはこの朝日東交差点がR386の終点と言える。
 朝日東交差点からはR200の山家バイパスに重複しているせいもあって片側2車線道路となるが、約1.0km先の福岡r53筑紫大橋北交差点の手前で左側車線が減少してしまう。この区間が多車線化されてからさほど年月が経過していないようで舗装はまだ新しい。

68.筑紫野市に入る 69.西鉄天神大牟田線をオーバーパス 70.沿線に建物なし
 筑紫大橋北交差点を通り過ぎてすぐに筑紫大橋となり、宝満川の上で市町境を通過して筑紫野市に入る。筑紫大橋はその後も続いており、右にカーブしながら西鉄天神大牟田線とr53の現道をオーバーパスする。新興住宅地を貫いている形だが、沿線には直接出入りできる建物は存在しない。

71.おにぎりはR200のみ 72.R3・R200原田交差点
 北側に片側2車線化のための土地が取得されているが、走行した2018年8月時点では対面2車線道路である。長い勾配を上っているとR3・R200との原田交差点に至る。この交差点がR386の終点であると同時にR200の終点でもある。