国道373号
part3

R429中町交差点〜R2有年原交差点
美作市→
→佐用町→上郡町→赤穂市

80.智頭急行 81.鳥取道 82.緩やかな勾配を上る
 R429中町交差点を左折すると上り勾配となる。緩やかな左カーブを走っていると智頭急行の高架の下をくぐり、さらに勾配を上っていると左カーブで鳥取道の高架をくぐる。以降は谷筋となる勾配もややきつくなるが、2車線の走りやすい道路状況のため酷道と言える程ではない。

83.西町集落 84.兵庫県佐用町に入る 85.佐用町は下り勾配
 岡山県側最後の集落の西町集落を通り過ぎると名もなき峠を越えて兵庫県佐用町に入る。佐用町側も谷筋を下っていくが、勾配ややや急なもののカーブは緩やかなので概ね走りやすい。

86.上石井集落 87.小刻みなカーブあり 88.智頭急行と並走
 佐用川流域まで下ると最初の集落を通過する。勾配は緩やかになっており歩道はないものの快走路と言える道路状況である。集落が途切れている箇所に急カーブが連続しているが交通量が少ないせいもあって走りにくいとまでは言えない。智頭急行と並走しながら作用川の流域を淡々と南下する。

89.智頭急行 90.智頭急行の高架を3回連続でくぐる 91.鳥取道・佐用平福IC
 石井駅付近を通過するとカーブが多くなり直線的な智頭急行を3ヶ所くぐる。蛇行する佐用川に沿っているため急カーブも多い。鳥取道でインターの中で唯一兵庫県内にある佐用平福ICを通過するが、このインターは鳥取方面としか接続していない。

92.ローカル快走道路を走る 93.道の駅「宿場町ひらふく」 94.智頭急行
 佐用平福IC以降も佐用川の右岸の2車線快走路が続いている。意外にも県境を越えている兵庫・岡山r161との交差点を通過し、さらに進むと兵庫r443との交差点を通過する。平福駅のほぼ真西で道の駅「宿場町ひらふく」の前を通り過ぎる。3県に跨っているR373だがそれぞれの県にひとつずつ道の駅が設置されている。佐用川の右岸に移ってきた智頭急行の下を通過してすぐに兵庫r444との交差点を通過する。

95.中国道・佐用IC 96.佐用川の左岸を走る 97.佐用町の中心部に差し掛かる
 佐用川の左岸に移ってしばらく走っていると佐用ICを通過する。これはこれまで並走していた鳥取道ではなく中国道のインターである。鳥取道は少し東の佐用JCTで中国道に接続している。なお、中国道は有料のため佐用JCTで流出できない事から佐用平福IC以南は実質的には有料区間と言える。佐用ICからは佐用川に沿って南下を続けるが、徐々に沿線の家屋の数が増えていき佐用町の中心部に近付いている事を感じさせてくれる。

98.R179上町交差点を右折 99.兵庫r240実栗交差点 100.佐用町の中心部を抜けると建物は少ない
 佐用町の中心部の東でR179上町交差点に至る。R373は案内標識に表示されている通り、右折してR179と重複して美作・上月方面に進む。佐用駅と佐用町役場は佐用川の対岸にあるが、R373(実質R179)の沿線にも建物は多い。川に沿って左にカーブしながら兵庫r240実栗交差点や兵庫r562佐用小学校南交差点、兵庫r365西山橋を通過する。市街地を通り過ぎると沿線の建物は一気に少なくなる。

101.R179・R373串刺しおにぎり 102.佐用川沿いを走る 103.R179上月三差路交差点
 佐用川沿いの2車線快走路と淡々と走る。100番代国道との重複区間だが交通量はさほど多くはない。佐用町早瀬では左側に鉄道が並走しているが、これは智頭急行ではなくJR姫新線である。これまで並走していた智頭急行は姫新線から南にも伸びているが、佐用川から少し離れた高倉山トンネルを通っている。上町交差点から約5.9km走ると上月三差路交差点を通過してR179から分岐する。上町交差点とは異なりR373が直進である。

104.JR姫新線 105.佐用川の沿いを快走 106.円光寺トンネル
 上月三差路交差点からすぐに踏切を通過するが、これはJR姫新線である。姫新線との並走はこの踏切で終わり、R373は引き続き佐用川の流域を南に向かって走る。結構な蛇行っぷりを見せている佐用川だが、国道は直線的で走りやすい状況である。

107.所々に災害復旧工事現場が見られる 108.佐用町久崎 109.上郡町に入る
 佐用川の護岸で工事している箇所がいくつか見られるが、おそらく2009年の台風9号による被害の復興か、さらなる災害を防ぐ防災工事のどちらかだと思われる。久崎駅の西で兵庫r368久崎三差路交差点を通過し、久崎集落を通り抜ける。千種川を渡って以降は佐用川が千種川に合流しており、以南は千種川の左岸を走り上郡町に入る。

110.智頭急行と最後の交差 111.佐用川の左岸を走る 112.断崖だが山深い場所ではない
 上郡町に入って少し走ると智頭急行の下をくぐる。鳥取県智頭町から並走していた智頭急行と交差している箇所としては最も南に位置している。いくつかの集落を繋ぎながら川沿いの快走路と淡々と走る。断崖のような場所も通っているが、山岳酷道の雰囲気はほとんど感じない。

113.上郡町大枝 114.兵庫r28・r236上郡橋東交差点 115.JR山陽本線
 鞍居川を渡ると上郡町の中心部に差し掛かり、千種川の対岸にある町役場の南東で兵庫r28・r236上郡橋東交差点を通過する。家屋が密集している場所を通り過ぎるとJR山陽本線のアンダーパスを通過する。智頭急行は山陽本線の上郡駅までとなっているため並走区間が終わりとなる。

116.兵庫r5あゆみ橋東詰交差点 117.山陽本線と佐用川の間を走る 118.R2有年原交差点
 山陽本線下からの勾配を上った先で兵庫r5あゆみ橋東詰交差点を通過する。あゆみ橋東詰交差点からは西側を流れる千種川が市町境となっており対岸は赤穂市である。高田橋の南詰で兵庫r450との交差点を通過し、程なくして市町境を過ぎて赤穂市に入る。市町境前後は山陽本線と並走しており、山陽本線が有年駅方面にカーブして離れていってすぐにR2有年原交差点に突き当たる。ちなみに有年原交差点は赤穂市内にあるが、赤穂市街地よりも相生市街地の方が近い。