国道366号

R23有松IC〜R247祢宜町交差点
名古屋市→大府市→東浦町→半田市

1.R23有松IC 2.有松ICの直後に大府市に入る 3.勾配を上る
 愛知県名古屋市の南西の端にあるR23有松ICがR366の終点であり、ここから知多半島の付け根に位置する半田市のR247祢宜町交差点に向かって走る。有松ICの上空にはR23の跨道橋だけでなく伊勢湾岸道の高架も走っている。なお、名古屋第二環状道路にも同名の有松ICが存在しているが3km以上離れている。
 有松ICからR366を走り始めてすぐに市境を越えて大府市に入る。R366の名古屋市に含まれる区間はほぼ有松ICだけと言っても過言ではない。交通量の多い2車線道路は愛知r243梶田町1交差点から上り勾配となる。さほど急な勾配ではないが、大型トラックの通行が多いため速度は上がらないかもしれない。

4.愛知r253名高山交差点は道なりに左へ進む 5.二ッ池公園の西を通過 6.大府市横根町
 東海道新幹線の上を通過して程なくして愛知r253名高山交差点を道なりに左方向へ進む。勾配は一旦落ち着くものの二ッ池公園付近で上り勾配となった後で下りに転ずる。直線基調で道路状況としては決して悪くないが、大型トラックも多く走行する幹線国道としてはやや役不足と言える。

7.R155・愛知r57惣作交差点を右折 8.R155・R366串刺しおにぎり 9.R155折戸交差点を左折
 有松ICから約4.0km走ると片側2車線になったと思った矢先にR155・愛知r57惣作交差点に至る。案内標識にR366の表記はないが、左折して東海(市)方面に進む。惣作交差点からはR155と重複しているとあって片側2車線で交通量も非常に多い。しかし600mも進まないうちに折戸交差点を左折してR155から分岐する。かつては大府市の市街地を挟んだ約2.1km西の大府高校北交差点でR155から分岐していたが、バイパスの開通によりルート変更が実施されて旧道は愛知r50となっている。

10.大府新田高架橋 11.JR東海道本線と愛知r246、市町境を越える 12.幅の広い中央分離帯を持つ片側1車線道路
 折戸交差点を左折すると中央分離帯のある片側1車線道路となる。折戸交差点から約1.8km、森岡跨線橋までの区間は2011年3月9日に開通した比較的新しい区間である。森岡跨線橋で越えているのはJR東海道本線だけでなく愛知r246の現道とバイパス、そして市境をも越えている。跨線橋からの勾配を下ると平面道路となるが、中央分離帯は高架の橋脚が建てられそうなほど広い。

13.R366大府半田バイパス・愛知r50下家左川交差点を右折 14.JR武豊線 15.愛知r50緒川北交差点を左折
 折戸交差点から約3.1km走るとR366大府半田バイパスと愛知r50との下家左川交差点に至る。直進と右折方向がR366と案内されているが、直進は引き続き大府半田バイパスで右折が現道である。バイパスは約5.5km南の東浦町・半田市境の工業団地入口交差点までが国道に指定されている区間で、その先は市道なので盲腸線であり国道トレースができないため現道に進む。工業団地交差点以南の市道を走れば愛知r46州の崎町交差点まで行く事はできる。
 下家左川交差点からはごく普通の2車線道となって西の方角に進む。JR武豊線の高架をくぐった直後のr50緒川北交差点を左折して再び進行方角を南に戻す。現道とは言え起点のある半田と案内されている。

16.東浦郵便局前を通過 17.東浦町役場付近は歩道あり 18.愛知r469石浜交差点以南は歩道なし
 緒川北交差点の直後は比較的道幅の広い2車線道路だが、緒川駅西交差点から南に約200mの間は家屋が密集しており狭い2車線道路である。その後は歩道のある2車線道路になるが、信号機付きの交差点が多く流れは良くない。バイパスが並走している区間のため、大型トラックの交通量は減ったのだろうが、乗用車の数は多い。愛知r469石浜交差点を通過して豆搗川を渡ると歩道がなくなる。路側帯が緑色に塗られているのは通学路だからだろう。

19.大規模マンションも点在 20.愛知r23藤江交差点から南は半田市 21.沿線の建物が少なくなる
 東浦駅付近からは路側帯のペイントがなくなるが、路側帯そのものの幅は変わらない。町名を冠した東浦駅の近くに町役場はなく、2つ北の緒川駅が役場の最寄駅である。戸建て住宅と集合住宅とが混在している中を2車線道路で南下を続ける。緩やかな右カーブの途中で愛知r23藤江交差点を通過して半田市に入る。この藤江交差点を左折して市町境になっている市(町)道を進むと大府半田バイパスの南端の工業団地入口交差点に至る。半田市に入ってからは沿線の家屋が少なくなるが、道路状況に変化はない。

22.JR武豊線のガードは制限高4.2m 23.緩やかなアップダウンの2車線道路
 制限高4.2mのJR武豊線のガードの直後に愛知r46亀崎北浦交差点を通過する。交差点の手前は左カーブで奥が右カーブとなっているが、道なりに走っていれば国道をトレースできる。なお、大府半田バイパスを延長している市道を含む南端の州の崎交差点はこのr46との交差点であり、r46自身は片側2車線とR366より整備された道路である。亀崎北浦交差点からは緩やかな勾配を上り、歩道橋付近で峠部分を越えて下りに転ずる。

24.南向き一方通行区間 25.一方通行区間の中に右カーブあり 26.愛知r260亀崎相生交差点までが一方通行
 下りになってすぐに信号機のない市道との十字路を通過するが、ここから先は南向きの一方通行区間である。一方通行の規制標識が確認できないが、制限速度と駐車禁止の標識の後ろに隠れて見えないだけである。その制限速度と駐車禁止標識の支柱には「この道路は一方通行です」と書かれた看板が立てかけられている。
 一方通行区間と言っても比較的道幅に余裕はあり、乗用車同士であれば離合できなくはない。そのまま進んで行くと道幅が若干狭くなり、右カーブを通過した先で愛知r260との亀崎相生交差点に至る。一方通行区間はこの亀崎相生交差点までである。この一方通行区間の交通量は少なくないが、左折の市道へ進んですぐにR247に出るため左折する車両が大半である。

27.亀崎相生交差点からは2車線 28.亀崎町7交差点を右折 29.一方通行ではない
 亀崎相生交差点からはセンターラインのある2車線道路となるが、ラインは消えかけており家屋が密集しているため狭苦しい。また、大型車通行規制区間となっておりマイクロバスを除く大型車両は通行できない。約200m走ると市道との亀崎町7交差点に至るが、ここは右折して常滑方面に進む。亀崎町7交差点からも大型車通行規制が続いており、交差点付近のセンターラインがなくなると道幅が狭くなる。その幅は先ほど通過した一方通行区間と同等なのだが、こちらの区間は両方向からの通行が可能であり、むしろこちらの方が走りにくい。

30.亀崎交番前交差点 31.ここも一方通行ではない 32.河原町交差点
 センターラインが復活してすぐに亀崎交番前交差点を通過して、引き続き1.5車線幅の大型車通行規制区間を走る。山間部の狭路と異なり交通量が結構多いため非常に厄介な区間である。狭路区間は河原町交差点までである。

33.河原町交差点からは普通の2車線道路 34.R247祢宜町交差点
 河原町交差点を過ぎればこれまでの道路状況が錯覚であったかのような2車線道路になる。歩道が狭いもののそれ以上に広い路側帯が設けられているが、この辺りは決して積雪地ではない。緩やかな左カーブを通過するとR247祢宜町交差点に至る。R366の亀崎北浦交差点から南はR247が並走している区間であり、r47とR247を走る事で一方通行を含む狭路区間を回避可能である。