国道360号
part2

R471宮川町交差点〜R156ハト谷交差点
飛騨市→白川村

50.橋の突き当たりが岐阜r483交差点 51.R471とR360のおにぎりはあるがR472は… 52.R471・R472河合町交差点を直進
 1.5車線の橋で宮川を渡るとすぐに突き当たりにぶつかる。この岐阜r483交差点を右折する。橋は狭いものの渡ってしまえば2車線道路が続いている。河合町角川集落内でセンターラインがなくなる箇所もあるが基本的には快走路である。そんな状態を走っていると宮川町から2.1kmでR471R472が分岐する河合町交差点となる。右折してR471・R472に入るとかの有名な楢峠に至る。R360はここを直進して天生峠に向かう。

53.さっそく狭くなる 54.センターラインはないものの強烈に狭くはない 55.河合町羽根
 河合町交差点を直進して単独区間に戻るとすぐにセンターラインがなくなり道幅が狭くなる。狭くなると言っても1.5〜2.0車線と驚くほど狭いと言うわけではない。小鳥川の左岸を小さな集落を結びながら進んでいく。

56.小鳥川をシケイン状に渡る 57.シケインから先はセンターライン区間が多くなる 58.岐阜r75交差点
 河合町上ヶ島で小鳥川をシケイン状に渡って右岸に移る。それからはセンターラインが現れて2車線でいくつかの集落を走り抜ける。2車線は岐阜r75との交差点まで続く。

59.この橋が天生峠区間の始まりと言える 60.峠に向けて上り勾配となる 61.大型車通行不能の警告
 r75交差点を過ぎるとセンターラインがなくなり1.5車線となって小鳥川を渡る。天生峠が大型車通行不能である旨の警告が立っており、ここが天生峠区間の入り口と言える場所である。通行不能警告の土木事務所名は修正されているが河合村は修正されておらず、中途半端な仕事を印象付けられる。

62.急勾配で高度を上げる 63.飛騨市側最後の集落、河合町天生 64.「天生峠 落石崩土のおそれ 通行注意」
 通行不能看板の先はこれまでの平坦な状態とは異なり急勾配となって高度を上げる。右にカーブした先には飛騨市側最後の集落の天生がある。急カーブが連続しており集落内の道路とは思えない。オレンジ色のいつもの道路情報板を過ぎると天生集落も抜けた事になる。

65.通行注意を促す看板 66.ゲートを通過 67.本格的な酷道に突入する
 天生集落を抜けても急カーブがなりをひそめる。しかし急カーブや落石への注意を促す看板が立っている事からも分かる通り、本格的な酷道区間はこれからである。r75交差点から約1.7kmで天生峠の飛騨市側のゲートを通過する。
 ゲートを通過すると予想に違わぬ酷道振りを発揮する。ガードレールが設置されており路側帯も設けられているものの道幅は1.0車線と狭い。多くの木の根もとが曲がっているのも豪雪地帯の特徴だろう。

68.徐々に高度を上げていく 69.鬱蒼感は感じられない 70.断崖絶壁を走る
 ゲートを通過してしばらく走ると鬱蒼とした雰囲気が幾分か薄れていく。2ヶ所のヘアピンカーブ連続地帯を抜けると高度も上がったせいで景色も開けてくる。中々の絶景だが車を停車できる場所はないと考えてもよい。1.0〜1.5車線の狭路が基本で広くなる場所もあるがそれは離合スペースと考えるのが普通だろう。

71.落石に注意 72.峠の手前でも連続ヘアピンカーブあり 73.天生峠
 グネグネとカーブする狭路をひたすら走り続ける。天生峠の手前にもヘアピンカーブ地帯が待ち構えておりそれを過ぎると天生峠まではあとわずかである。
 そして天生峠に到達する。r75交差点から約8kmの距離である。峠の手前は乗用車であれば数十台程停められるスペースがあり、行楽シーズン特に紅葉期はそれでも足りないくらい混雑するのだろう。今回は平日の朝8時だったため2,3台の車が停まっていただけだった。

74.峠から西も狭い 75.林道か作業道との交差点があるらしいが 76.岐阜県特有の落石注意看板
 天生峠を越えると白川郷で有名な白川村に入るが、だからと言って道路状況に大きな変化があるわけではない。強いて変化を挙げるとすれば、飛騨市側の見晴らしの良い断崖を走る状況とは異なり、白川村側は道路両側を木々などに視界を遮られており見晴らしは良くない。紅葉の時期であればそれが有利に働くのかもしれないが、夏ではそうでもないようだ。もっとも新緑の中を走る、という表現を使えば悪い風景ではない。

77.落石防止柵も雪の重みで傾いている 78.ヤバい所にはとりあえずA型バリケード 79.欄干が古さを物語る?
 緩やかな勾配とカーブの道路をゆっくりと下る。路面は比較的落ち着いており道幅も多少なりとも余裕のあり、思いのほか走りにくさを感じられない。だが、落石防止柵がおそらく雪の重みで傾いていたり、崩れそうな路肩にA型バリケードが置かれていたりするのを目撃するとやはり酷道だと思わざるを得ない。しかし近くのR471/R472楢峠に比べると随分マシなのも否定しない。

80.白山連峰を望んでいるはず 81.雲がなければこの風景が見られるらしい
 天生峠から約2.7km進むと展望台を通過する。展望台と言っても小さなもので特に駐車場はなく車1,2台が停められるスペースしかない。白山連峰眺望の看板がなければ展望台と認識されないかもしれない。が、そこから望む事のできる風景は一見の価値があるかもしれない。狭いスペース故に先客がいれば素通りしなければならないケースもあり得る。

82.対向車がいなければ難儀する事もない 83.天生峠区間の設置おにぎりはあまり多くない 84.飛騨市側同様にヘアピンカーブも少なからずある
 展望台から先も1.0〜2.0車線の広狭混在の道路状況が続く。ソウレ山を回り込むようにして進んだ後は180度ヘアピンを通過する。以降は時折ヘアピンカーブを通過しつつ高度を下げていく。木滝の西では連続ヘアピンとなっておりそこで高度を一気に下げる。

85.下ってくると道幅が若干広くなる 86.白川村側の閉鎖ゲート 87.ゲートのすぐ先に人の生活領域に入る
 その後も緩やかな勾配の道路を時折現れるヘアピンカーブをクリアしつつ進む。楢峠とセットで語られる事の多い天生峠ではあるが、酷道としてのレベルはさほど高くない。ただし対向車が少なければという条件が必要だろう。
 天生峠から約9.0kmで白川村側の閉鎖ゲートに到達する。飛騨市側と同じ赤白デザインである。そのゲートを通過してすぐに作業小屋が見えてくる。やはりというか当然というか、ゲートより先は人の生活圏に入るのだ。

88.集落も近づいてくる 89.合掌造 90.R156ハト谷交差点で一時終了
 作業小屋から程なくして集落も見えてくる。合掌造も見られ、そのうちのいくつかは民宿として使われているようだ。集落内の1.5車線幅の道路を下って行くとR156ハト谷交差点に突き当たる。

 以上で楢峠のおかげで全国に名を知られている天生峠区間は終わりである。楢峠の前に走ればウォーミングアップに、楢峠の後に走ればクールダウンに最適(?)なレベルの酷道峠ではなかろうか。ただし紅葉の真っただ中にあってはそうも言ってられない可能性が高い。また、当然のように冬季は通行止めとなり、それ以外でも悪天候により規制がかかる事が多いのは楢峠と同様である。

国道360号 part3