国道355号
part2

R6恋瀬橋北交差点〜R50寺崎交差点
石岡市→小美玉市→石岡市→笠間市

54.石岡市国府 55.茨城r138交差点 56.茨城r138府中橋北交差点
 恋瀬橋北交差点を右折するとR6との短い重複区間が終わって単独区間に戻る。茨城r138交差点、r138府中橋北交差点を相次いで通過する。後者はバイパスであり、R6土浦方面とR355を短絡する機能を持っている。前述のとおり、開通当初は有料道理路であり、料金所は府中橋北交差点の西に設置されていた。無料開放されて20年以上が経過しているため、料金所ブースは撤去されており痕跡を探すのは難しい。

57.E6常磐道の染谷橋 58.石岡市街地の西を走る 59.鹿の子交差点
 かつての有料道路区間に入った後に右カーブを曲がってE6常磐道の染谷橋をくぐる。石岡市の市街地の西側を通っており、緩やかなアップダウンがある。下り勾配が終わると同時に視界が開けて沿線の建物が増える。市道との鹿の子交差点を通過するが、筑西、石岡市街両方向とも茨城r7の旧道である。また、有料道路区間の北端でもあった。

60.銀杏並木 61.茨城r7交差点 62.工業団地内には野球場とテニスコートもある
 鹿の子交差点からは銀杏並木に挟まれた2車線道路を走る。程なくして柏原工業団地に差し掛かり、その中ほどで茨城r7との交差点を通過する。工業団地を過ぎると緩やかな下り勾配が始まる。

63.旧茨城r140との交差点 64.茨城r140交差点 65.石岡市街地をパスする
 下り切る直前で車線が増えて片側2車線道路になって茨城r140の旧道との交差点を通過する。r140の終点はR355現道との交差点であったが、2017年にこの交差点に変更されている。既に5年以上が経過しているが、案内標識のr140のヘキサは残ったままである。また、土日休日を除く7:20〜8:00の時間帯はr140旧道への進入が禁止されている。開始時刻は7:00でも7:30でもなく7:20と中途半端な時刻が指定されている。
 r140旧道との交差点を過ぎてすぐにr140交差点を通過するが、こちらが移転後の終点である。緩やかな右カーブを曲がり、緩やかなアップダウンのある片側2車線道路を走る。市街地に近い場所ではあるが若干離れているため沿線の建物は少ない。

66.再び小美玉市に入る 67.茨城r278交差点 68.再び石岡市に入る
 バイパス然とした片側2車線道路を園部川に沿って走っていると再び小美玉市に入る。茨城r278交差点を通過してすぐに市境を越えて再び石岡市に入る。現道は2回目の石岡市域を通っている区間(r278交差点を含む約2.0km)のみが国道の指定を外されている。

69.R355旧道との東成井交差点 70.左側車線が減少 71.東成井跨線橋が工事中
 石岡市の中心部の北で東成井交差点を通過するが、ここで交差している道路が旧道である。2017年7月27日に国道の指定を外れて市道になったはずだが、2024年12月になっても現道におにぎりが表記されたままである。
 東成井交差点を過ぎてすぐ左側車線が減少して対面2車線道路になる。緩やかな勾配を上って東成井跨線橋でJR常磐線を越える。跨道橋部分が多車線化されておらず、架橋工事中であった。

72.笠間市に入る 73.笠間市に入ってからも快走路が続く 74.笠間焼の巨大花瓶
 東成井跨線橋からの勾配を下り切って平面道路に戻った所で笠間市に入り、その直後から中央分離帯付きの片側2車線道路になる。ほぼ平坦で直線的な道路状況で沿線の建物も少ないため非常に見通しが良く走りやすい。

75.茨城r145交差点 76.茨城r43交差点 77.茨城r43交差点の直後に左側車線が減少
 茨城r145交差点と茨城r43交差点を相次いで通過した後に左側車線が減少して対面2車線道路になる。東成井跨線橋を挟む区間は多車線化工事中であり遠からず片側2車線道路になるだろうが、r43交差点以北は改良工事が行われておらず当分は対面2車線道路のままであろう。

78.茨城r30交差点 79.流れの良い快走路を走る 80.下郷跨線橋
 対面2車線道路になってからも流れの良い快走路が続いており、緩やかな左カーブの途中で茨城r30交差点を通過する。岩間駅が案内されている左折方向は旧岩間町の中心部でもあり、現道はそこを通り抜けている。大きく左にカーブしながら緩やかなアップダウンのある2車線道路を走っていると下郷跨線橋でJR常磐線の上を通る。

81.R355現道との下郷交差点 82.笠間市下郷 83.R355宍戸バイパスとの交差点を右折して現道へ進む
 下郷跨線橋から少しし済むとやや急な右カーブを曲がってR355現道との下郷交差点を通過する。前述のとおり国府7交差点以北の現道のうち茨城r278を含む約2.0km(石岡市域)は市道に降格しているが、下郷交差点に接続している区間は国道のままである。
 下郷交差点を過ぎると僅かではあるが交通量が増える。約500m北の交差点でR355宍戸バイパスと現道とに別れる。宍戸バイパスは全線が開通しているものの現道は降格しておらず国道の指定を受けたままである。よってここは右折して現道へと進む。

84.集落内の狭路を走る 85.涸沼川に向かって下る 86.E50北関東道
 宍戸バイパスとの交差点を右折して現道へと進むとセンターラインのない1.8車線幅道路に変わる。前述のとおり、宍戸バイパスは全線が開通しているため、わざわざ現道に進む車は少ない。緩やかに下っているとE50北関東道をくぐる。

87.茨城r16・r281交差点を左折 88.歩道付きの2車線道路 89.茨城r109宍戸郵便局南交差点を右折
 下り勾配が終わって宍戸橋を渡った北詰の茨城r16・r281交差点を左折して筑西方面に進む。各方向ともセンターラインのない狭路だが、茨城方面のr16は1.0車線幅と特に狭い。
 押しボタン式の信号機のある交差点からはセンターライン付きの2車線道路になる。平坦な直線道路を走っていると茨城r109宍戸郵便局南交差Tねを右折して宍戸駅方面に進む。案内標識は設置されているが、R355のおにぎりもr109のヘキサも表記されていない。そのため事前にルートを確認しておかないと誤って直進してしまう可能性が高い。

90.宍戸郵便局の前は1.8車線幅 91.茨城r16バイパス(?)との宍戸小学校前交差点 92.市道との交差点を左折
 宍戸郵便局南交差点からはセンターラインがなくなって道幅も1.8車線程度と狭くなる。約200m先で宍戸小学校前交差点を通過するが、西のE50北関東道の友部IC寄りの一部は茨城r16に指定されており、残りの区間も整備された道路である事からインターチェンジと市街地を結ぶバイパスとして造られた道路である事は間違いないだろう。
 宍戸小学校前交差点の直後で右カーブを曲がるが、R355は道なりではなく宍戸駅方面に左折しなければならない。左折方向の道路が大型車両通行禁止のため案内標識があったとしても直進してしまいかねない交差点である。

93.家屋密集地を走り抜ける 94.JR水戸線の石岡街道踏切 95.茨城r105大田町十字路交差点を左折
 センターラインのない1.8車線幅道路で家屋が建ち並ぶ間を通っており、大型貨物車両は通行禁止で制限速度も30km/hと低めに設定されている。メインルートではないため交通量はさらに少なくなる。
 宍戸駅のすぐ東でJR水戸線の石岡街道踏切を通過してすぐの茨城r105大田町十字路交差点は左折しなければならない。終点方向に走行している場合は案内標識が設置されていないため、この交差点も事前にルートを確認しておかないと直進してしまう可能性が高い。なお、直進はr105ではなく市道である。

96.JR水戸線と並走 97.R355宍戸バイパスの諏訪跨道橋 98.R355宍戸バイパスとの八反山交差点を左折
 緩やかな右カーブを曲がるとJR水戸線沿いを走り、R355宍戸バイパスの諏訪橋をくぐる。緩やかな勾配を下った先で右カーブを曲がってR355宍戸バイパスとの八反山交差点に突き当たる。左右どちらもR355のおにぎりが表記されているが、右折の石岡・下郷方面は戻る方向のため左折して筑西方面に進む。以降はバイパスと現道の並走は解消される。

99.道の駅「かさま」 100.「笠間観音4km」 101.R355笠間バイパスとの西手越交差点を右折
 八反山交差点でバイパスと合流してすぐに道の駅「かさま」を通過する。そのままJR水戸線に沿った2車線道路を快走していると約2.0kmで西手越交差点に至る。直進の宇都宮方面だけでなく右折の笠間駅方面にもR355のおにぎりが表記されており、前者が笠間バイパスで後者が現道である。宍戸バイパス並走区間と同様にバイパスが全線開通しているにもかかわらず現道も国道の指定を受けたままであり、ここも右折して現道へと進む。

102.芸術の森公園入口交差点 103.「笠間観音2km」 104.茨城r42八軒町交差点
 西手越交差点から現道に入っても整備された2車線道路であり走りにくさは一切感じない。芸術の森公園入口公園を過ぎると上り勾配が始まる。走行した日(2024年12月15日)はかさま陶芸の里ハーフマラソンの開催日であり、芸術の森公園がスタート/ゴール地点としておりR355の一部もコースに含まれている。なお、国道走行をスタートした香取市も香取小江戸マラソンの開催日であったが、こちらはR355だけでなくR51(R125含む)もR356もコースに含まれていない。
 名もなき峠を越えると市街地に差し掛かるため沿線の家屋が増える。旧笠間市の市街地ではあるが、市役所は旧友部町の市街地にに立地している。勾配が終わって平坦になると茨城r42八軒町交差点を右にカーブしながら通過する。

105.下市毛北交差点を左折 106.交通量は多くない 107.茨城r311笠間駅入口交差点を右折
 八軒町交差点の直後の市道との下市毛北交差点を左折して宇都宮・筑西方面に進む。直進の市道におにぎりもしくはヘキサが消された痕が確認できるが、そこにあったのはR355のおにぎりである。直進と左折方向にR50のおにぎりとともに水戸と宇都宮が案内されているのはその名残であろう。
 下市毛北交差点からは歩道付きの2車線道路と整備されているが、メインルートから外れているため交通量は少ない。600m強で茨城r311との笠間駅入口交差点に至り、右折して宇都宮・水戸方面に進む。

108.街路樹のある2車線道路 109.R355のおにぎりが確認できる 110.茨城r1荒町角交差点
 笠間駅入口交差点からは街路樹のある整備された2車線道路を北の方角に向かって走る。平坦な直線道路で見通しが良く車線幅も広めである。茨城r1荒町角交差点を通過して笠間稲荷神社の西を通過する。r1及び東に延びる市道はR50の旧道に当たる。また、前述のかさま陶芸の里ハーフマラソンは笠間高校北交差点〜荒町角交差点がコースに含まれており、当然ながら開催中は通行止になる。

111.稲荷大橋 112.R50寺崎交差点
 荒町角交差点からも平坦な2車線道路が続いており、稲荷大橋を渡ってから程なくしてR50寺崎交差点に至る。この交差点がR355の終点である。なお、笠間バイパスは約1.4km西の石井交差点でR50と交差しており、そこがバイパスとしての終点と考えられる。