国道342号
part1

R45柳津交差点〜R4十二神交差点
登米市→
→一関市

1.R45柳津交差点 2.JR気仙沼線のガードを通過 3.旧津山町の市街地を北進
 宮城県登米市の南部、旧津山町の市街地に近いR45柳津交差点がR342の終点であり、ここから岩手県一関市を経て秋田県横手市に向かって走る。無料で通行できる三陸道の部分開通により交通量が減少したと思われるR45がカーブしている場所でR342に入り、直後に南沢川を渡って三陸道の桃生津山ICに接続している宮城r61との交差点を通過する。その後は旧津山町市街地を北進し、JR気仙沼線のガードをくぐる。東日本大震災で被災した気仙沼線は2013年8月現在、柳津駅以東は運行されていない。

4.北上川の堤防上を走る 5.桜並木を通る区間もある
 柳津小学校の南で左右とシケイン状にカーブしてから北上川の堤防に上る。左側の河川部分が低い位置にあるのは当然として、右側の市街地や田畑も低い位置にあるため、非常に見通しが良く、信号がないせいもあって走りやすい。

6.宮城r202登米大橋東交差点を左折 7.登米大橋 8.宮城r15・r36登米大橋西交差点を右折
 堤防上を快走していると宮城r202登米大橋東交差点を左折して登米大橋を渡り、渡り終えた直後の宮城r15・r36登米大橋西交差点を右折して旧登米町市街地を北進する。どちらの交差点にも案内標識は設置されているが、直進するr202やr36が2車線なので油断しているとまっすぐ進んでしまいかねない。

9.旧登米町の市街地を走る 10.市街地北部はセンターラインなし 11.再び北上川の堤防を走る
 旧登米町の市街地は終点近くの旧津山町市街地と似たような雰囲気だが、市街地を出る手前でセンターラインがなくなり1.5車線幅になってしまう。そのままシケイン状の上り勾配のカーブを通過すると再び北上川の堤防上を走る。登米大橋を渡って北上川の右岸に移っているため、今度は右側に川が流れている。

12.堤防から離れるとカーブが多い 13.旧中田町に入る 14.R45三陸道の新米谷大橋の下を通る
 左の急カーブで堤防から離れた直後に右急カーブがあり、大河に沿っている割に急なカーブが多い。山が北上川に迫る狭い場所を走っていると旧中田町に入り、程なくして三陸道の新米谷大橋の下を通過する。2013年8月の時点ではこの先の登米東和ICまでしか開通しておらず、R342ではなくR398に接続している。

15.R398米谷大橋西交差点を左折 16.R398と重複 17.川の反対側に自転車・歩行者専用道路がある
 柳津交差点から約12.1kmでR398米谷大橋西交差点に突き当たり、一旦停止してから左折する。R398が重複していても道路状況には大した変化はなく、対面2車線道路で集落を通り過ぎると短い勾配を上ってまたしても堤防上を走る。霧がかった北上川を右に見ながら堤防の上を快走する。

18.R398新小路交差点 19.北上川右岸を快走 20.R346錦桜橋西交差点
 米谷大橋西交差点から約1.7kmで新小路交差点となり、ここでR398が西に分岐していく。新小路交差点以北も北上川右岸の堤防を走っており見通しの良い快走路が続いている。そして約1.8km走るとR346錦桜橋西交差点を通過して、引き続き一関・花泉方面に進む。

21.堤防から離れる 22.堤防を下りてからも快走路 23.県境に向かう勾配は緩やか
 錦桜橋西交差点の先で左にカーブして勾配を下る事で堤防から離れる。堤防から離れた直後は集落内を走っているためさほど走りやすいとは感じないが、一たび集落を抜けると水田の間を走り抜ける快走路となる。集落に入ると上り勾配とカーブが多い状態になるが、県境に近いとは思えない程の緩やかさである。

24.岩手県一関市に入る 25.一関(市街地)まで25km 26.岩手r239交差点
 緩やかな勾配とカーブの2車線道路を走っていると峠でも何でもない場所で県境を越えて岩手県一関市に入る。集落は県境を挟んでいても途切れる事がない。県境から北は多少山間部と言える風景となるが、勾配もカーブも緩やかで見通しも悪くないので走りやすい。

27.平坦ではないが走りやすい 28.カーブも全体的に緩やか 29.涌津集落ではシケインあり
 断続的に集落を結びながら2車線快走路を淡々と走る。アップダウンがなくなり水田が広がる状態になると涌津集落を通り抜けるが、集落内には右、左の直角カーブが連続したシケインがあるのでスピードの出し過ぎには要注意である。旧花泉町の中心部に入る手前で岩手r21・r183交差点を通過する。

30.r21・r183交差点以降は沿線の建物が多くなる 31.花泉駅前の交差点は右斜め前方へ進む 32.天神橋
 r21・r183交差点から北は旧花泉町の中心部に差し掛かるため沿線の建物の数が増える。建物が並んでいる間を走っていると花泉駅前の交差点を右斜め前方に進む。中心部の集落が途切れると同時に天神橋を渡る。

33.バイパスとの交差点は左折 34.バイパス交差点から北は改良工事中 35.岩手r48交差点から北は緩やかにアップダウン
 天神橋を渡ってから右カーブを曲がった先で花泉バイパスとの交差点となる。バイパスは全通しておらずr21交差点以北の区間しか開通していない。にもかかわらず交差点には案内標識がなくどちらに進めば良いか迷う可能性がある。右折がバイパスで直進は市道なので、R342をトレースするのであれば左折が正解である。
 バイパスとの交差点から先も対面2車線だが、岩手r48が重複している400m程の距離は改良工事が行われており、車線数は変わらないが幅はだいぶ広くなったようである。r48が分岐する交差点を過ぎると緩やかに上りながら左にカーブしている。その後緩やかに下ると山裾の平坦な場所を走るようになる。

36.一関市花泉町金沢 37.岩手r187交差点は道なりに右にカーブ 38.r187交差点以降は上り勾配
 山と水田の間を走る平坦な道路を淡々と走る。緩やかなカーブをいくつか曲がっていると岩手187と交差している右カーブを通過する。地図では交差点を右折するように描かれているが実際は右カーブである。交差点手前左側の歩道が広い事から元々は通常のT字形状の交差点だったものが国道優先の線形に変更されてものと思われる。r187交差点からは上りになるが勾配や緩やかで走りにくさを感じさせず、名もなき峠を過ぎると緩やかに下っていく。

39.交通量は皆無ではないがハイペースで流れている 40.岩手r260交差点を右折
 低い山に挟まれた明るい雰囲気の谷筋を走っていると左カーブの先で東北新幹線の高架下をくぐる。その直後で岩手r260との交差点に突き当たり、右折して盛岡・一関方面に向かう。左折のr260に仙台と案内されておりR4に交差している点とr260やR342のルートを考えると、おそらくはR4の旧道と思われる。

41.左にはJR東北本線、右には東北新幹線 42.東北本線のガードをくぐる 43.一関市の市街地に入る
 r260交差点からはJR東北本線と東北新幹線に挟まれながら北の方角に進む。一関市の市街地に入る手前で左にカーブして東北本線のガードをくぐる。その後は市街地の南部を一ノ関駅や市役所方面に向かって走る。

44.R284新大町交差点 45.R284重複区間 46.R284・岩手r3・r260一関駅前交差点を左折
 店舗兼住宅タイプの建物が増えてくるとR284新大町交差点を通過し、R284との重複区間となって市街地を北進する。店舗兼住宅が建ち並ぶ中を走っていると約500mで岩手r3・r260との一関駅前交差点をR284とともに左折する。直進してr260に進めばr14との重複区間を経てR4に接続しているため、やはりR4の旧道なのだろう。

47.上ノ橋 48.市街地を離れていく 49.R284三反田交差点
 一関駅前交差点からもR284との重複区間は続いており、沿線の建物も普通の住宅よりも店舗やビジネスホテル等の商業施設が多い。市街地を分断する磐井川に架かる上ノ橋を渡るが、その東詰の上の橋交差点を左折すると新大町交差点に至る。つまり新大町交差点を直進せずに左折すると一関駅前交差点をショートカットできるため、市道に進む車も少なくない。
 上ノ橋を渡ってから程なくして三反田交差点を直進する事で左折するR284から分岐する。直進ではあるがやや左にカーブしているうえに交差点の上に鎮座する歩道橋で視界が悪くなっているので注意を要する。

50.三反田交差点以西は道路状況に余裕がある 51.R4十二神交差点を右折
 三反田交差点からは車線幅に余裕のある2車線道路となり、約400mでR4十二神交差点に至る。案内標識にR342は表記されていないが、須川温泉を通っている事を知っていれば右折してR4と重複する事が推測できる。直進のおにぎりが描かれていない狭路の如く表記されている道路がR342というオチはない。付け加えると狭路扱いされている市道は歩道付きの2車線で決して走りにくい道路状況ではない。

国道342号 part2