国道339号
part3

青森r111交差点〜道の駅「みんまや」
中泊町→外ヶ浜町

111.「竜泊ライン 竜飛まで24km」 112.集落が途切れると上り勾配 113.町道との交差点は道なりに右へ進む
 青森r111交差点を右折して龍飛方面に進むが、写真入りの案内標識にはあと24kmとなっている。案内標識の“龍飛”となっているが、これだけは“竜飛”ままである。旧小泊村の中心部の家屋が途切れると上り勾配となり、集落から来た町道との交差点を道なりに右へと進む。

114.「竜泊ライン 龍飛23km 折腰内3km」 115.青森r286交差点 116.前方に海が見える
 町道との交差点からはアップダウンとカーブを繰り返す2車線道路となる。多少急なカーブがあるものの、交通量が少ない事もあってさほど走りにくさは感じない。左のヘアピンカーブを曲がった直後に小泊ダムと案内されている道路との交差点を通過するが、この道路は旧三厩町の中心部に至る青森r286である。11月上旬から5月下旬にかけて冬季閉鎖されており、走行した日も閉鎖期間中であった。ちなみにr286にはダート区間が存在しているらしい。r286交差点を過ぎてしばらくは急なカーブがあるが、それを過ぎれば緩やかなカーブばかりで走りやすくなる。折腰内川に近付くと前方に海が見えてくる。

117.折腰内ゆとりの駐車帯 118.道の駅「こどまり」 119.短いロックシェッドを2つ通過
 海が見えた所で折腰内ゆとりの駐車帯を通過し、右急カーブの先に道の駅「こどまり」がある。駐車帯と道の駅は隣接しており行き来する事が可能だが、高低差があるため階段を利用する事になる。また、駐車帯の反対側には折腰内オートキャンプ場がある。
 道の駅を過ぎると海岸線に沿ってほぼ平坦な2車線道路を走る。荒々しい風景とは裏腹に道路状況は良いため走りやすく、シーサイドドライブが楽しめる。ロックシェッドを2つ通過するが、どちらも短い。

120.ガードロープが設置されている区間が多い 121.冬部川付近は少し内陸に入る 122.上り8%勾配
 海岸線に沿って走っていると冬部川付近だけは河口部分を避けて少し内陸を通っている。そのため右、左、右と急カーブを走る事になる。以降は再び海岸線沿いとなるが、竜泊温泉旅館の直後には8%の急勾配を上らなければならない。

123.交通量は非常に少ない 124.意外にアップダウンがある 125.キャンプ場(コテージ?)の前を通過
 勾配を上って海面との高低差が生じても海岸線に沿っているという点に変化はない。アップダウンもカーブも適度で走りやすい2車線道路が続いている。大岩川を渡った先にコテージのような建物があるが、営業しているようには見えなかった。閉鎖されているのか夏季のみ営業しているのかは不明である。

126.海岸線沿いを快走 127.七ッ滝の北に矢形石公衆トイレがある 128.上り12%勾配
 荒々しい波が打ち付ける中を走っていると七ッ滝の傍を通過する。滝は少し奥まっているものの国道からも見る事ができる。国道脇に駐車スペースがあるが狭いため乗用車数台でいっぱいになりそうである。七ッ滝を過ぎてすぐに矢形石公衆トイレがあるが、出入口が閉じられていたように見えたので使用できない可能性もある。公衆トイレのすぐ先の海寄りに10軒弱の建物があるが、海のすぐ傍に建っている点や小さい物ばかりという事を考えると普通の家屋ではなく漁業従事者の休憩小屋なり作業小屋かもしれない。さらに海沿いを走っていると傾り石沢を渡り、その先で12%の急勾配を上る。

129.標高は50mを超える 130.坂本台 131.閉鎖用ゲート
 急勾配を上っていると標高が50mを超える。海岸線からはさほど離れておらず海を見下ろす形になる。坂本台という駐車スペースには石碑が置かれており、展望台はないものの眺望の良い場所である。そのすぐ先で右の直角カーブを曲がって閉鎖用ゲートを通過する。ゲートを越えた直後に海岸まで降りられる階段がある。

132.海岸線から離れる 133.ヘアピンカーブが連続 134.「上り坂・カーブ 対向車注意」
 閉鎖用のゲートからは海岸線を離れて内陸部へと進む。萱部沢の左岸を走っているとヘアピンカーブで橋を渡って右岸に移る。以降しばらくはヘアピンカーブが連続しており、標高がさらに上がる。走行した日は霧が濃かったため景色はいまいちだったが、晴れていれば海が見える場所もあるなど景色が良い道路である。

135.下る箇所もあるが基本は上り勾配 136.ヘアピンカーブ以外のカーブも多い 137.「竜泊ライン 竜飛10km 眺瞰台2km」
 標高300mくらいからはヘアピンカーブがなくなるもののカーブ自体は多い。上り勾配が続いているが、勾配はさほど急ではなくセンターライン付きの2車線道路なので決して走りにくい道路状況ではない。

138.霧が濃くなる 139.眺瞰台 140.晴天の眺瞰台(2009年撮影)
 標高450mくらいから再びヘアピンカーブが連続するようになる。最期の右ヘアピンカーブの内側には眺瞰台という駐車場のある展望台がある。激しく濃い霧により景色どころか道路のすぐ近くにある展望台すら見えなかった。別の年(2009年)に撮影した写真を載せているが、晴れた日には海の向こうに小泊岬を望む事ができる。展望台からは北海道や岩木山、八甲田山が見える事もあるらしい。

141.濃霧にたたずむおにぎり 142.尾根を走る 143.尾根以降にも急カーブあり
 眺瞰台を過ぎてからもカーブの多い2車線道路が続いている。中泊町と外ヶ浜町との境の尾根筋を通っている箇所があるが、そこからは東西どちら側でも日本海を見る事ができるのだが、この日は濃霧のため全く見えなかった。尾根筋部分を過ぎると急カーブが増える。この辺りで青函トンネルの上を通っているのだが、特に石碑などが設置されていないので地図やナビの画面以外でそれと分かる事はない。また、ウォッちずではトンネル付近で町境を2回通過しているのだが、境標識は設置されてない。

144.下り10%勾配 145.霧が晴れてくる 146.「竜泊ライン 三厩14km 竜飛4km」
 町境の中泊町側を走っていると急勾配を下って行く。右のヘアピンカーブの前後で青函トンネルの上を2回通っており、さらにその少し先では町境を2回通っている。どちらもそれと分かる物は設置されてない。

147.ウォッちずでは町境を何ヶ所か通過している 148.霧で風車が隠れている 149.外ヶ浜町に入る
 勾配が緩やかになってきて風車の前を左にカーブした先で町境を通過して外ヶ浜町に入る。ここには境標識が設置されている。町境の先には閉鎖用ゲートが設置されており、冬季閉鎖期間はここが閉鎖される。

150.青森r281交差点 151.「青森81km 今別17km 龍飛2km」 152.奥に見える建物は竜飛崎展望台
 外ヶ浜町に入ってすぐに青森r281交差点を通過する。r281には三厩駅と案内されているが、路線名は三厩停車場竜飛線と言い、R339の内陸部の少し標高の高い場所を走っている県道である。階段国道部分の迂回路としても利用できなくないが、結構な遠回りになってしまう。r281交差点からはアップダウンとカーブの連続する2車線道路を走る。龍飛だけでなく今別と青森が案内されているが、後者2ヶ所はr281の方が距離的に近い。

153.町道との交差点を左折 154.道の駅「みんまや」
 外ヶ浜町に入ってから約1.4kmで町道との交差点に至る。案内標識では直進となっているが、実際は一旦停止した後に左斜め前方に進む。反対方向に走っている場合の案内方式も直進となっているが、左カーブの途中を右折する形である。なお、この町道は階段国道の最短の迂回路である。
 町道との交差点の直後に道の駅「みんまや」を通過する。道の駅の建物は国道から300m弱離れた場所にある。また、冬季閉鎖区間の中にあるため、冬期(11月上旬〜翌年4月下旬)は休館となる。中泊町にあった「こどまり」は冬季閉鎖区間の外だが、交通量が激減するせいか、同様に休館となる。階段国道と徒歩で向かうのに駐車場のある道の駅を利用するのがベストと思われるかもしれないが、もっと便利な場所に駐車場があるので道の駅に寄らずに直進する。

155.ホテル竜飛の前を通過 156.道の駅「みんまや」の第2駐車場 157.左が第2駐車場、右が津軽海峡冬景色歌謡碑
 道の駅を過ぎるとS字カーブを描きながらホテル竜飛の前を通過し、緩やかな勾配を上っていると道の駅の第2駐車場に至る。道の駅からは離れているしトイレしかない駐車場だが、階段国道との距離は100m程度と最適の場所にある。

国道339号 part4