国道338号
part1

R45苗割谷地交差点〜R279横迎町交差点
おいらせ町→三沢市→六ヶ所村→東通村→むつ市

1.R45苗割谷地交差点 2.むつまで107km 3.家屋が途切れることなく続いている
 現在はおいらせ町の一部となった旧百石町の中心部の北部に位置するR45苗割谷地交差点がR338の終点の交差点である。二桁国道との交差点だが、百石道路に並走している青森r8の方が走りやすいためかR45の交通量はさほど多くない。苗割谷地交差点からR338に進むとかつては町の中心部だっただけあって沿線には建物が多い。緩やかにアップダウンしている直線道路を北上する。

4.進むにつれて家屋の数が少なくなる 5.青森r19一川目交差点を道なりに左へ 6.緩やかなカーブとアップダウンを繰り返す
 進むにつれて家屋の数が減り田畑の割合が増えてくる。約4.5km走ると海沿いを走ってきた青森r19との一川目交差点を道なりに左方向へ進む。この一川目交差点以北はR338は最も海側を走る道路となるが、海岸線からは500m程度離れているため直接海を望める場所はない。

7.三沢市に入る 8.三沢市内もおいらせ町と同じ状況 9.青森r10四川目交差点
 苗割谷地交差点から約8.2km走ると三沢市に入る。三沢市内を走る唯一の国道がこのR338だが市の中心部は海沿いにはない。おいらせ町と同じく緩やかにアップダウンする道路を淡々と北上する。海に最も近い道路にもかかわらず海が見えないのも同様である。r19交差点付近の地名がおいらせ町一川目だったが、市町境を跨いで三沢市六川目まで続いている。

10.三沢市淋代 11.R338ゆとりの駐車帯 12.三沢市織笠
 断続的に続く集落を通過しながら北上を続ける。少し西を走っている東部上北広域農道は集落を通っていないためそちらの方が走りやすいかもしれない。おいらせ町から三沢市にかけての集落を通る区間は全体的に掘り返しが多く舗装状況は良くない。

13.「恐山95km むつ82km 六ヶ所32km」 14.仏沼付近は快走路 15.高瀬川放水路を渡る
 三沢市塩釜から北は沿線の建物はほとんどなくなる。道路両側に木々が生い茂っている区間もあるが、カーブが少ないため見通しは良く走りやすい。青森r170交差点の直後に小川原湖から流出する高瀬川放水路を渡り、その直後を左に直角にカーブする。

16.六ヶ所村に入る 17.右カーブに旧道が交差している 18.旧道と合流
 高瀬川に架かる高瀬橋を渡ると六ヶ所村に入る。橋上の舗装状況が悪く細かな凹凸が多い。直線道路を走っていると右の急カーブがあるがそこには旧道が交差している。倉内集落の北で旧道と合流して引き続き2車線快走路を走る。

19.舗装工事中 20.R394平沼交差点
 右カーブを曲がるとR394との平沼交差点に至る。なぜか案内標識ではR394ではなく青森r5のヘキサが表記されている。平沼交差点とR394とr5の交差点との距離は150m程度と短いが、それにしても県道を優先して表記する理由にはならない気がする。野辺地はr5を進んだ先にあるが七戸はR394を進んだ先にあるのでなおさらである。

21.平沼交差点直後は2車線 22.短距離ながら1.5車線幅区間がある 23.橋梁架替え工事のための迂回路あり
 平沼交差点からはR394との重複区間だが、R394のおにぎり等はなく重複している事実を意識する事はまずないだろう。格下のR394が重複しているからという訳ではないが、平沼集落ではセンターラインがなくなり1.5車線幅になってしまう。平沼集落を通り抜けると元の走りやすい2車線道路になる。平沼交差点から約5.0km北では橋梁架替え工事のため川の前後に急カーブを伴う迂回路がある。

24.R338BP尾駮交差点を左折 25.霧が発生中 26.新鷹架橋
 市柳沼の北東の尾駮交差点はR338の現道とバイパスとの交差点だが、案内標識には現道、バイパスともにおにぎりが表示されていない。直進が現道で左折がバイパスである。R394走行時に現道を走ったため今回は左折してバイパスを走る。右折は市道で八戸方面に戻ってしまう。
 尾駮交差点からも沿線に何もない直線的な2車線道路を走る。海に近く周囲に大きな湖沼があるため霧が発生しており視界は悪かった。大きく右にカーブして市道との交差点を通過してから鷹架沼の中ほどに架かる新鷹架橋を渡る。

27.新鷹架橋からは上り勾配 28.青森r180交差点 29.周囲に家屋等はない
 新鷹架橋を渡り切った所で左にカーブしながら勾配を上る。青森r180交差点を通過すると日本原燃の再処理工場の西側を走る。r180交差点から徐々に右にカーブしており青森r24交差点付近からは進行方角は東になる。カーブしているだけでなくアップダウンも大きいが整備されているため走りやすい。

30.右側に日本原燃のウラン濃縮工場がある 31.猿子沢大橋 32.現道と合流
 r24交差点から東は日本原燃のウラン濃縮工場の北を走っており、r24が分岐する交差点からは左カーブの猿子沢橋を渡って進行方角を北に戻す。尾駮交差点から約14.3kmで現道と合流する。今回走行しなかった現道はR394のpart4に記載されている。

33.六ヶ所村大字出戸 34.陸上自衛隊六ヶ所対空射撃管理隊 35.陸上自衛隊六ヶ所対空射撃場
 現道と合流してからも2車線快走路が続いている。緩やかなアップダウンとカーブが繰り返されるのもこれまでと同じである。陸上自衛隊の六ヶ所対空射撃隊や射撃場を通り過ぎる。射撃場がある事からも想像できるが沿線には集落はない。

36.青森r179交差点 37.泊バイパスの旧道と交差 38.旧道との交差点と泊・白糠トンネル
 射撃場から程なくして泊バイパスで泊集落の西側を走り抜ける。泊集落を縦断する旧道は集落内の狭路だが、バイパスは多少のアップダウンはあるものの走りやすい道路である。泊バイパスの旧道と合流すると上り勾配となり次は白糠バイパスに入る。2009年5月にR394を走行した際には開通していなかったが、2012年12月に泊・白糠トンネルを含む区間が開通している。泊・白糠トンネルの北側抗口付近に村境があり、以北は東通村である。

39.白糠集落の西側を快走 40.バイパスの終わりは直角右カーブ 41.旧道とのT字路を左折
 白糠バイパスは東通村に入ってからも走りやすい状況が続いている。集落を直接通り抜けていないので沿線の建物はほとんどない。そんな快走路を走っていると右直角カーブに村道が交差している交差点を右に進む。これより北にもバイパスが計画されているが2013年8月時点ではここまでしか開通していない。右直角カーブから約100mで旧道とのT字路に突き当たる。左折してむつ方面に進む。右折が旧道で白糠漁港を経て六ヶ所村に戻ってしまう。

42.老部集落は狭路が残る 43.老部橋の手前から2車線 44.老部集落以北は元の2車線快走路
 旧道との交差点直後はセンターラインがあるものの程なくしてなくなり2.0車線になってしまう。老部橋の手前でセンターラインが現れて2車線になるが、橋の前後はやや急なS字カーブとなっている。白糠バイパスはこの老部橋を渡った先まで延伸される計画である。これまで海岸から数百メートルの距離にあったが老部橋以北は1km程内陸に入り、国道と海との間に東通原発が立地している。

45.東通原子力発電所PR館 46.原発の内陸側を快走 47.青森r248交差点
 東通原発の東北電力が所有している土地と東京電力が所有している土地の中間にはPR館があるが、通過したのが開館時間外という事もあって閑散としていた。建設が中断している東京電力所有の東通原発の内陸を走っているが、沿線に何もなく見通しが良いので非常に走りやすい。左にカーブしながら青森r248交差点を通過してさらに海から離れる。海沿いは交差したr248が担う事になる。

48.内陸に入っても快走路 49.東通村砂子又 50.横流峠
 内陸部に入ってからも2車線快走路が続いている。アップダウンやカーブの状況も海沿いだった区間と変わりない。東通村役場の出入口に当たる村道との交差点を通過してしばらく走っていると横流峠を越える。名称のある峠だが市村境ではない。

51.東通村田屋 52.大間まで50kmだが… 53.むつ市に入る
 蛇行する青平川に沿っているが国道の線形は川の流れを無視する線形で緩やかなカーブが多い。市村境を越える手前の案内標識では大間まで50kmとなっているが、R338の総延長220.6kmに対して標識のある場所は約96kmとまだ100km以上残している。この50kmという距離は大間までのメインルートであるR279を経由したものである事は言うまでもない。

54.むつ市街地に向けて勾配を下る 55.沿線の建物が増えてくる 56.R279横迎町交差点
 むつ市に入ってからも走りやすい2車線道路が続いている。市街地に向けてやや急なカーブの下り勾配を走り、多くの家屋が建つ中を走る。新田名部川に架かる太田橋を渡り、センターラインがなくなってからR279BPとの横迎町交差点に至る。

国道338号 part2