国道336号
part5

北海道r34交差点〜R235大通2交差点
えりも町→様似町→浦河町

202.えりも町の市街地に差し掛かる 203.えりも町役場付近を通る 204.市街地付近でも動物に注意しなければならない
 北海道r34交差点を通過してから程なくしてえりも町の市街地に差し掛かるため沿線の家屋が多くなる。えりも小学校付近で緩やかな勾配を下るとさらに沿線の建物が増える。えりも港とえりも町役場の間を通り過ぎると緩やかな勾配を上る。以降は標高20〜30m程度の少し高い位置を走る。市街地に近い場所だが動物注意の標識が設置されている。

205.東側海岸に比べて急峻さは皆無 206.太平洋を見ながら快走路を走る 207.笛舞集落で標高を下げる
 海岸線から少し内陸に入っているものの標高が少し高いため場所によっては太平洋を望む事ができる。笛舞集落で右にカーブしながら緩やかな勾配を下り、以降は標高の低い場所を走る。

208.路肩に停まっているのはは昆布作業中の車両 209.海岸線を走る 210.「この先昆布作業中 安全運転お願いします」
 標高が低くかつ海のすぐ傍を走っているという条件に加えて昆布の産地をあって海寄りの路肩にクレーンやウインチを備えた車両を停めて作業している風景がよく見られる。看板には「昆布作業中」とあって一見しただけでは内容が分からなかったが、海から昆布を荷揚げする作業を指していると思われる。

211.「高波注意」 212.防波堤で羽を休めるウミネコ(?) 213.上近浦集落
 海沿いの低標高地域を走っているため高浪注意の看板が置かれていたが、ただの置き看板のため高浪の際は真っ先に被災しそうであった。防波堤では多くのウミネコ(カモメかもしれない)が羽を休めておりのんびりした雰囲気が漂っている。

214.様似町に入る 215.海岸沿いでも動物注意 216.道路通行規制区間に入る
 様似町に入った直後に二雁別橋を渡る。ニカンベツ川が町境に見えなくないが、河口から1km程は河川と町境が一致していない。様似町に入ってからも海岸線沿いの平坦な2車線道路が続いているが、内陸方向は山地となっている。道路通行規制区間に入るが、集落の中にゲートが設置されており規制区間内にも家屋が建っている。

217.旭覆道 218.西旭覆道 219.「!(波浪注意)」
 道路通行規制区間に入ってからも道路状況に大きな変化はないが、内陸側は切り立った断崖となっている。旭覆道と西旭覆道を相次いで通過するが、覆道の間にも家屋が存在している。海にかなり近い場所を通っているため、波浪注意を意味するその他の危険の警戒標識が設置されている。

220.幌満橋と幌満トンネル 221.ルランベツ覆道 222.前方に見えるのは琴似覆道
 幌満集落を通り抜けると幌満橋を渡って幌満トンネルをくぐる。海岸線沿いに旧道が現存しているが閉鎖されているため通り抜ける事はできない。幌満トンネルを出てすぐにルランベツ覆道に入り、そのまま山中トンネルを通過する。覆道とトンネルの境目付近に旧道との交差点があるが、旧道の沿線に家屋があるため現在でも通行可能である。山中トンネルを出てからはカーブが多くなるが走りにくさは感じない。左にカーブした後に琴二覆道をくぐる。

223.正面にエンルム岬が見える 224.東冬島トンネル 225.冬島集落
 様似町の市街地に近いエンルム岬らしきものを遠望しながら海沿いを快走していると東冬島トンネルを通過する。名板はトンネルとなっているが、フンベ隧道と同じくトンネルよりも接続する覆道の方が長い。冬島集落を通過するが、その少し内陸にはアポイ岳を中心とするジオパークのビジターセンターが置かれている。

226.海岸段丘の少し高い位置を走る 227.ガードロープの区間もある 228.エンルム岬に近付く
 冬島漁港付近から緩やかな勾配を上って少し高い位置を走る。内陸側はさらに一段高くなっており、海岸段丘と呼ばれる地形だろう。その後は緩やかな勾配を下って標高の低い海沿いを走る。

229.様似町字平宇 230.左側の水たまりは海水と思われる 231.北海道r233大通2交差点
 海に沿ったカーブの多い2車線道路を走っていると平宇集落に入る。これまで遠方に見えていたエンルム岬がだいぶ大きく見える所まで来るとS字状のカーブを曲がって様似町の中心部に入る。家屋が建ち並ぶ中を走っていると北海道r233大通2交差点とr233大通1・大通2交差点を通過する。r233は停車場線であり、大通1・大通2交差点を右折すると様似駅に至る。JR日高本線は2015年の高波で被災し、その後も台風によって被災したため鵡川駅から様似駅の間は不通が続いている。

232.様似橋 233.北海道r389交差点 234.様似町西町
 様似町役場の南を通過して少し走ると様似川に架かる様似橋を渡ってやや急な左カーブを曲がる。その後右カーブを曲がって程なくして北海道r389交差点を通過する。案内標識にr233のヘキサが表記されているが、様似漁港線という路線名の道道がr389のため案内標識が誤っていると思われる。r389交差点からもカーブを繰り返す2車線道路が続いている。

235.塩釜トンネル 236.鵜苫駅付近を走る 237.鵜苫稲荷神社の鳥居
 沖合の親子岩を見ながら走っていると塩釜トンネルをくぐる。内陸側には旧トンネルが確認できるが、旧道が草に埋もれており辿り着く事すら困難と思われる。塩釜トンネルを出て少し走ると鵜苫駅付近を通過する。鳥居のすぐ傍を通るが、JR日高本線の線路の向こう側にある鵜苫稲荷神社のものである。

238.浦河町に入る 239.鵜苫跨線橋 240.太平洋を望む快走路
 鵜苫川という小さな河川に架かる鵜苫橋を渡ると浦河町に入り、右カーブの先で鵜苫跨線橋でJR日高本線の上を通過する。太平洋を望む高台を走っており、海寄りの一段低い位置に日高本線がある。

241.幌別橋 242.浦河町字西幌別 243.R236西幌別交差点
 幌別橋を渡るが、左の下流側にはJR日高本線の幌別川橋梁が確認できる。平坦な直線道路を走っていると日高幌別駅の北を通り過ぎた直後にR236西幌別交差点に至る。襟裳岬の東側でも交差・重複したR236だが、内陸部を通って再びR336と交差している。豊似南交差点と西幌別交差点間の距離はR336が約92km、R236が約62kmとその差は30km程度である。そして西幌別交差点から起点の大通2交差点までの区間は全てR236に重複している。

244.R236重複区間を走る 245.海岸段丘の高台を走る 246.幌島集落
 西幌別交差点からはR236との重複区間を苫小牧・浦河市街方面に進む。これまでに比べて若干交通量は増えるが、流れが悪くなる事もなくスムースに走る事ができる。海岸段丘を通っており、海寄りの低い位置にJR日高本線があるが前述の通り2019年10月時点は休止中である。

247.月寒集落 248.下り5%勾配 249.浦河跨線橋
 月寒集落を通り過ぎて少し走ると右カーブを曲がって5%の勾配を下る。左カーブを曲がると勾配が緩やかになり沿線の家屋が多くなる。東町交差点からは上り勾配となり浦河跨線橋でJR日高本線を越える。

250.浦河町の中心部を走る 251.R235・R236・R237・北海道r288大通2交差点
 浦河跨線橋からの勾配を下り切ると浦河町の市街地に入るため沿線には建物が密集している。路側帯の広い2車線道路を走っているとR235R236・R237・北海道r288大通2交差点に至る。この交差点がR336の起点である。苫小牧方面はR235・R237重複区間、えりも町方面がR236・R336重複区間となっており、浦河港線のr288が西に延びている。苫小牧方面とえりも町方面が直線のため案内標識は設置されていない。北海道内に限っても同様の交差点は複数存在する(R227R228の中村家交差点やR39とR240、R242、R243R244R391の南4西1・南4東1交差点など)。