国道336号
part3

R38吉野共栄交差点〜R236豊似南交差点
浦幌町→豊頃町→大樹町→豊頃町→大樹町→幕別町→大樹町→広尾町

97.「浦河町126km 広尾71km」 98.霧の中を走る 99.直線道路に時折カーブが存在している
 R38・北海道r1038吉野共栄交差点からは単独区間となって浦河・広尾方面に進む。交差点のすぐ先に設置された案内標識には起点のある浦河町までの距離が126kmとなっているが、R336の残りの距離は150km超なので値が合わない。これは126kmという数字がR236を利用した場合の距離だからであろう。単独区間となったR336は直線区間とカーブを繰り返す2車線道路となっている。交通量は少なく走りやすい状況である。

100.養老新川橋 101.平坦な2車線道路を快走 102.「この区間は 十勝シーニックバイウェイ トカチブト雄大空間です」
 下頃部川に架かる養老新川橋を渡って左カーブを曲がって浦幌十勝川に架かる豊北川を渡り、今度は右の急カーブを曲がる。浦幌十勝川は元々は十勝川であったが、水害対策のために流路が変えられて派川になっている。

103.R336浦幌バイパスとの交差点を右折 104.バイパスとの交差点以降も快走路 105.十勝河口橋
 吉野共栄交差点から約7.1kmでR336浦幌バイパスとの交差点に突き当たる。右左折ともにR336のおにぎりが表記されているが、釧路方面はバイパスであり戻る方向のため右折して浦河・広尾方面に進む。なお、バイパスは約12km先までしか供用されておらず、それ以西は北海道r1038を利用する事になる。
 バイパスとの交差点からも走りやすい車線道路が続いている。左にカーブしている緩やかな勾配を上った後に十勝河口橋を渡る。その名称が示す通り、十勝川の最も下流に架けられた橋だが、河口とは3km程離れている。かつては少し上流に旅来渡船という人力による小型の舟によって渡河していたが、橋が開通した1992年に廃止されている。

106.豊頃町に入る 107.北海道r911交差点 108.ごく緩やかなアップダウンあり
 十勝河口橋付近は十勝川が町境となっており、橋の途中で豊頃町に入る。緩やかは下り勾配の右カーブの先で北海道r911を通過する。前述の旅来渡船は右折してr911を4km強走った所に渡船場があった。豊頃町に入ってからも交通量の少ない2車線道路が続いており非常に走りやすい。

109.北海道r912長節交差点 110.豊頃町の市街地はR336の沿線にはない 111.直線基調の快走路
 大きく右にカーブしていると北海道r912長節交差点を通過し、以降はカーブの少ない直線基調の道路を走る。豊頃市街と案内された町道との交差点を通過するが、その案内標識を見れば分かる通り市街地はR336の沿線にはない。

112.「連続カーブ620m」 113.牧場間を往来する跨道橋 114.北海道r318・r1051交差点
 大きく左にカーブした後に連続カーブ区間に入る。補助標識に“620m”という文字が見えるが、おそらく対象区間の延長を表しているのだろう。連続カーブと言っても緩やかなものばかりで交通量も少ないため走りにくさは一切感じなかった。牧場が広がる中を走っていると跨道橋の下を通る。この跨道橋は道路の両側の牧場間を往来するためのものである。牧場を過ぎて右、左とカーブした後に北海道r318・r1051交差点を通過する。

115.湧洞大橋 116.快走路が続く 117.所々に簡易駐車帯あり
 北海道r318・r1051交差点を過ぎてすぐに湧洞大橋を渡る。その下を流れている湧洞川は湧洞湖に流れ込んでから太平洋に注ぐ。r1051はその河口付近までの行止り道道である。湧洞大橋からは両側に樹木が生い茂っている山間部のような風景の中を走る。勾配もカーブも緩やかなので非常に走りやすい道路状況である

118.大樹町に入る 119.大樹町生花 120.北海道r319・r881交差点
 緩やかな右カーブを曲がっていると町境を通過して大樹町に入るが、実は町境標識の立っている場所から1km程手前で大樹町域の端を掠めるように通っている。その距離は800m程度と短いため境標識が設置されていないのだろう。キモントウ沼の北西を走っていると視界が開ける。生花苗橋を渡ってすぐに北海道r319・r881交差点を通過する。左折方向のr881の端点付近に晩成温泉がある。

121.大樹町も市街地を通らない 122.晩成温泉はこの交差点からも行く事ができる 123.幕別町に入る
 緩やかな勾配とカーブの2車線道路を淡々と走る。太平洋側を通るルートだが交通量は非常に少ない。北海道r881に接続しているため晩成温泉にも行く事ができる町道との交差点を通過して少し走ると幕別町に入る。

124.幕別町忠類古里 125.大樹町に入る 126.当縁橋
 大きく右にカーブした後に平坦な直線道路を走っていると大樹町に入る。幕別町域を通っているのは約2.7kmと短いが2ヶ所とも境標識が設置されている。3回目の大樹町域も走りやすい2車線道路が続いている。

127.北海道r657交差点 128.周辺には牧場が多い 129.北海道r55交差点
 緩やかなカーブをいくつか曲がりながら2車線道路を走っていると北海道r657交差点を通過する。その後は直線基調となってさらに走りやすくなる。アンプダウンはあるものの根釧台地ほどではなく勾配は緩やかである。大樹町の市街地に至る北海道r55との交差点を通過してからも快走路が続いている。

130.芽武橋 131.歴舟橋 132.北海道r501交差点
 北海道r55交差点を過ぎてしばらく走ると緩やかな右カーブと左カーブを曲がった後に歴舟橋を渡る。橋を渡り終えて少し走ると北海道r501との交差点を通過する。r501は旭浜大樹停車場線という路線名で、大樹駅と太平洋沿岸を繋いでいる。大樹駅は広尾線に所属する駅だが、国鉄民営化前の1987年に路線そのものが廃止になっている。

133.北海道r501交差点 134.広尾町に入る 135.紋別大橋
 平坦な直線道路を走っていると北海道r501との2ヶ所目の交差点を通過する。ここあらr501へと進むと太平洋沿岸の旭浜集落に至る。緩やかなカーブの後に紋別大橋を渡って広尾町に入る。紋別川が広尾町と大樹町の境を成しているが、流域が変化したのか河川と町境が一致していない箇所が多い。

136.北海道らしい風景が広がっている 137.交通量は皆無 138.R236豊似北交差点を左折
 牧場が広がっている中を通り抜けるという北海道らしい風景の中をひたすら走る。小さな尾張橋付近からは勾配もなくなりほぼ平坦な状態となり、カーブのない直線道路が続く。右にカーブした先でR236豊似北交差点に至り、左折してR236との重複区間を浦河・広尾市街方面に進む。前述の国鉄広尾線の踏切が交差点の手前にあったが、廃止されて30年以上が経過しているため痕跡は確認できない。

139.豊似防災ステーション 140.車線幅の広い2車線道路 141.R236豊似南交差点
 豊似交差点の南には豊似防災ステーションががあり、駐車場とトイレは一般に開放されている。その前を通り過ぎて豊似集落を通り抜ける。これまでと同じ2車線道路ながら車線幅が広く路上駐車車両があっても走行にほとんど影響なさそうである。約700m走って豊似南交差点を過ぎるとR236が苫小牧・浦河方面に向かう。R336の起点のある浦河町がR236に案内されている事からも分かるとおり、沿岸部を通るR336よりも内陸部を通るR236の方が距離的なアドバンテージがある。

国道336号 part4