国道335号 |
R244忠類交差点〜R334羅臼本町交差点 |
標津町→羅臼町 |
1.R244忠類交差点 | 2.「知床峠60km 羅臼43km」 | 3.オホーツク海沿いを走る |
北海道標津町の中心部から見て北に位置するR244忠類交差点がR335の終点である。ここからオホーツク海に沿って走り、知床半島の東側の羅臼町に向かうが、延長は40km強と非常に短い。 R244を南から来るとR335へは道なりに直進する。R244根室方面とR335がメインルートであるかのような交差点形状だが、実際のメインルートはR244の両方向と思われる。オホーツク海沿いを走っており、車窓からはオホーツク海が見える。 |
4.オホーツク海越しに知床半島が見える | 5.忠類集落は内陸側を走る | 6.忠類橋 |
オホーツク海やその向こう側にある知床半島を望みながら標高10m程度の高さを走っていると左にカーブして海岸線から離れる。カーブには忠類集落を通り抜ける町道が接続している。集落の南西で右にカーブして進行方角を北に戻してから忠類橋を渡る。上下線で別々の橋であり、羅臼方面車線は1957年に、標津市街方面車線は1987年に架けられている。 |
7.起伏の少ない直線道路を走る | 8.緩やかなカーブが連続 | 9.古多糠大橋 |
忠類大橋を渡り終えた直後に短いながらやや急な勾配を上り、左カーブからは起伏の少ない状態となる。海岸線に近く標高は20〜30mと少し高い位置を走っているが、樹木が生い茂っているため海は見えない。町道古多糠基線との交差点を通過してからは下り勾配になると同時にカーブが連続するようになり、右にカーブしている古多糠大橋を渡る。下流側に古多糠橋があるが、その橋を含む町道はR335の旧道と思われる。 |
10.海沿いながら海はほとんど見えない | 11.薫別トンネル | 12.薫別橋 |
古多糠大橋からは緩やかなカーブが連続しているもののアップダウンはなく走りやすい道路状況である。ごく緩やかな勾配を上っていると薫別トンネルに入り、出た直後に薫別橋を渡って薫別集落を通り抜ける。 |
13.北海道r1145旧道との交差点 | 14.北海道r1145交差点 | 15.ゆずり車線 |
薫別集落を通り過ぎて緩やかな勾配を上っていると北海道r1145の旧道との交差点を通過するが、このr1145旧道の一部はR335の旧道でもあると思われる。なお、r1145の旧道区間は未舗装の狭路であり、既に道道の指定を外れていると思われるがウォッちずでは道道を示す黄色に塗られたままである。その交差点から少し進むと右カーブを曲がるが、そこにr1145の現道が交差している。こちらは普通の2車線道路である。 r1145交差点から程なくして閉鎖用ゲートを通過するが、その手前に転回用のスペースは設けられていない。また、ゲートの直後から延長が約800mのゆずり車線が設置されている。 |
16.海の反対側に防雪柵あり | 17.正面に見えるのはオホーツク海 | 18.崎無異集落 |
ゆずり車線が終わってからは対面2車線道路を快走する。道路の両側に樹木が生い茂っているため山間部を走っているような錯覚を感じるが、海に近い場所である。正面にオホーツク海を望む状態になると左カーブを曲がって崎無異橋、元崎無異橋を相次いで渡る。2つの橋の周辺には崎無異集落がある。 |
19.「動物注意」 | 20.オホーツク海を望む | 21.集落内でも落石に注意が必要 |
崎無異集落からも引き続き海沿いを走っているが、海寄りの樹木が少ない場所では海が見えるようになる。崎無異集落の北端部分を通過するが、さほど切り立った断崖を通っている訳でもないものの落石に注意を促す警戒標識が設置されている。 |
22.羅臼町に入る | 23.羅臼町峯浜町 | 24.「世界自然遺産 地域まで あと21Km」 |
植別橋を渡ると羅臼町に入る。植別川は流路が変化したと思われる場所を除いてその全てが標津町と羅臼町との境を成している。羅臼町に入ってからも緩やかなカーブを繰り返す2車線快走路が続いている。陸志別橋を渡った後に峯浜駐車場を通過する。海に近接した場所とあってとるぱに指定されているが、公衆トイレや東屋等は設置されていない。 |
25.閉鎖用ゲートを通過 | 26.再び海の見えない状態になる | 27.南向き車線にゆずり車線あり |
峯浜駐車場を通り過ぎると左にカーブして海岸線から離れ、勾配を上っていると閉鎖用ゲートを通過する。ここにも転回用のスペースは設置されていない。海岸線からさほど離れていないのに海の見えない2車線道路を走っていると反対側の南向き車線にだけゆずり車線が設置されている。 |
28.茶志別橋 | 29.交通量は非常に少ない | 30.「宇登呂47km 知床峠31km 羅臼市街14km」 |
左にカーブしていると反対側車線のゆずり車線が終わった後に茶志別橋を渡る。橋を渡り終えてからは緩やかな勾配を上る。宇登呂や知床峠、羅臼市街までの距離を表示した案内標識が設置されているが、R335は羅臼市街までであり、他の2ヶ所はR334で行く事になる。 |
31.茶志別スノーシェルター | 32.幌萌スノーシェルター | 33.羅臼峠スノーシェルター |
緩やかな勾配を上っているとまず茶志別スノーシェルターを、次いで幌萌スノーシェルターと海望スノーシェルターをくぐる。茶志別スノーシェルターと幌萌スノーシェルターの間には幌萌橋が、幌萌スノーシェルターと海望スノーシェルターの間に海望橋が架かっている。さらに勾配を上っていると羅臼峠スノーシェルターをくぐる。その名称が示す通り、峠部分に造られたスノーシェルターである。 |
34.閉鎖用ゲートを通過 | 35.羅臼町春日町 | 36.車線幅が広くて走りやすい |
羅臼峠スノーシェルターからの緩やかな勾配を下っていると閉鎖用ゲートを通過する。このゲートの羅臼市街寄りには転回場を兼ねた駐車スペースが設置されている。前方にオホーツク海を見ながら下っていると幌萌町集落に入り、海岸線の手前で左にカーブして春刈古丹橋を渡る。以降は海沿いの集落を通り抜けているが、車線幅が広くて走りやすい道路状況である。 |
37.精神川橋 | 38.意外に長い距離に渡って集落が続く | 39.知西別橋 |
都市部どころか町の中心部でもないのに意外にも沿線の家屋は途切れる事なく続いている。集落が続いている割に交通量は少なく、走行している車両は非常に少ない。ただし、世界自然遺産の知床半島へのアクセスルートのひとつのため、天気の良い休日であれば交通量が多いのかもしれない(走行した2019年10月15日は3連休直後の平日)。 |
40.松法漁港以北は沿線の家屋が少なくなる | 41.オホーツク海沿いを快走 | 42.羅臼町礼文町 |
松法漁港を過ぎると沿線の家屋が少なくなるが、集落自体が途切れている訳ではない。第5相助橋を渡って左にカーブした先で礼文町集落に入る。羅臼町の中心部に繋がっている集落であり、家屋に交じって商業施設も建っている。 |
43.羅臼国後展望塔へは左折 | 44.北海道r87交差点 | 45.道の駅「知床・らうす」 |
沿線の家屋が増えてきた所で羅臼国後展望塔に向かう町道との交差点を通過する。R335のオホーツク海が見える場所においては、視線を横に向けると国後島が見える状態である。 羅臼町の中心部の手前で北海道r87交差点を通過するが、多くの地図では道道扱いしておらずウォッちずのみが道道としている。r87と並走状態で海沿いを走っていると道の駅「知床・らうす」を通過する。知床半島観光の拠点となりえる道の駅だが、駐車台数は25台(乗用車)と多くない。 |
46.町道との交差点 | 47.R334・北海道r87羅臼本町交差点 | |
道の駅を通り過ぎて左にカーブしていると町道(港湾道路?)との交差点の直後にR334・北海道r87羅臼本町交差点に至る。R335とR334が一直線となっているこの交差点がR335の起点である。R334にとっても起点であり、交差点近傍の街灯の支柱にそれぞれの国道の起点を示す小さい標識が取り付けられている。 |