国道334号
part2

北海道r93交差点〜R391美和交差点
斜里町→清里町→小清水町

45.北海道r93以降も下り勾配が続く 46.見晴橋 47.見晴橋からは一時的に内陸へ進む
 北海道r93を過ぎてからも緩やかな下り勾配が続いている。左にカーブした後に見晴橋を渡る。橋上の見晴らしは確かに良いが駐車できるスペースはなく、山寄りの旧道であれば交通量がないため多少であれば駐車できるかもしれない。見晴橋からはホロベツ川の右岸を内陸に進み、右ヘアピンカーブを曲がって海岸方向へ進む。

48.幌別橋 49.斜里町ウトロ東 50.沿岸部に奇岩が並ぶ
 前方にオホーツク海が広がった所で左にカーブしている幌別橋を渡る。橋を渡り終えると平坦になり、斜里町側の最初の集落であるウトロに入る。海岸線に沿って走っているといくつかの奇岩が見られる。

51.旧道との交差点 52.道の駅「ウトロ・シリエトク」 53.ウトロトンネル
 羅臼町の中心部よりも規模が大きいのではと思える集落を走っていると旧道との交差点を通過する。直進するのが現在の国道だが、バイパスが供用されるまでは左折の道路が国道に指定されていた。案内標識はバイパスが供用された事に対応しておらず、左斜め前方の道路におにぎりが表記されている。
 旧道との交差点からはバイパスを走るが、おそらく海を埋め立てた場所に造られていると思われる。道の駅「うとろ・シリエトク」も埋立地に建っているものと思われる。道の駅を過ぎた後に旧道との交差点を通過し、海沿いを走っているとウトロトンネルをくぐる。

54.墳別橋 55.オホーツク海沿いを快走 56.弁財覆道
 ウトロトンネルを出て少し走ると墳別橋を渡るが、欄干には転落防止用にしては高い支柱とワイヤーが欄干に取り付けられている。これはシマフクロウが橋上を飛んで車両に衝突しないようにする目的で設置されている。同様のものとして黄色い幟が付けられている橋もある。オホーツク海に沿って走っていると弁財覆道をくぐる。覆道の傍に弁財岩があるが、ただの岩にしか見えない。

57.大規模な法面工事が行われていた 58.「網走74km 斜里33km」 59.オシンコシントンネル
 大規模な法面工事現場(崩落復旧?)を通過しながら海岸線に沿って緩やかなカーブが連続している2車線道路を快走する。オショコマナイ川に架かる三重橋の上流側には三段の滝があり、橋の南詰には駐車スペースが設置されている。
 旧道との交差点を通過して少し走るとオシンコシントンネルをくぐる。トンネルの南側坑口付近にオシンコシンの滝があり駐車場が設置されている。三段の滝はただの駐車場であったが、こちらはよりも広いうえに公衆トイレと物産店があり多くの観光客で賑わっていた。

60.交通量はさほど多くない 61.「動物注意」 62.金山橋
 オシンコシントンネルを出てからはオホーツク海沿いを走る。オンネベツ川に架かっている遠音別橋を渡り、アップダウンしている2車線道路を淡々と走って金山川に架かる金山橋を渡る。遠音別橋と金山橋にはシマフクロウ避けの支柱とワイヤーが設置されている。

63.海沿いの割にアップダウンあり 64.鹿の飛び出しが多いようである 65.海越しに見える山は斜里岳か
 海岸線沿いながら意外にアップダウンしている2車線道路をひたすら走る。交通量は少なくハイスピードで走る事ができるが、鹿の飛び出しが多いようなので注意を要する。於近橋を過ぎるとオホーツク海越しに斜里岳らしき山が見えるようになる。

66.日の出大橋 67.オホーツク海を見ながら快走を続ける 68.閉鎖用ゲートを通過
 海上に架けられた日の出大橋を渡り、オホーツク海に沿って緩やかな勾配を上って左にカーブすると閉鎖用ゲートを通過する。このゲートが閉鎖されるような状況であれば、知床峠も同時に閉鎖される事がありえるため、そうなればウトロ地区は孤立してしまう。

69.「網走57km 斜里市街17km」 70.アップダウンのある直線道路を走る 71.糠真布橋
 閉鎖用ゲートを通過した後に知布泊集落の東側を通る。小さな集落なうえに多くの家屋が国道から離れた海寄りにあるため沿線の家屋は少ない。その後はアップダウンのある2車線道路を走る。道路の両側には樹木が生い茂っているため海岸線に近いものの海は見えない。

72.峰浜集落 73.急カーブ部分には中央分離帯 74.防雪柵が設置されている箇所が多い
 町道の東十線が交差している右カーブを曲がって峰浜集落を通り抜ける。しばらく海岸線に近い場所を走った後に左の急カーブを曲がって内陸へと進む。カーブ部分には中央分離帯が設置されているが、追越しや逸脱による事故を防ぐ目的があると思われる。中央分離帯がなくなって普通の対面2車線道路に戻ってからは真南の方角に向かって直線道路を走る。

75.中央分離帯のない急カーブもある 76.交通量は少ない 77.朱円橋
 やや急な右カーブを曲がってから直線道路を走る。アップダウンはあるものの緩やかかつ小さいので見通しが良く走りやすい道路状況である。真西の方角に向かって走っていると朱円橋を渡るが、上下線で別れた構造の橋である。

78.標高は5m 79.平坦な直線道路が続く 80.R244・北海道r92東五線交差点
 朱円橋以降も真西に向かってほぼ平坦な直線道路を走り、斜里町の中心部の南東でR244・北海道r92東五線交差点を直進する。ここからはR244の重複区間となるが、案内標識にR334のおにぎりも表記されているためルートミスする可能性は低い。r92は斜里停車場線という路線名であり、その名称が示す通り知床斜里駅と国道を結んでおり、必然的に斜里市街方面に向かうルートである。

81.R244重複区間 82.豊倉跨線橋 83.R244・北海道r802豊倉交差点を左折
 東五線交差点のすぐ西で国鉄根北線が交差していたが、1970年に廃止になっているためその痕跡は確認できない。平坦な直線道路が続いており、程なくして豊倉跨線橋でJR釧網本線の上を通過する。跨線橋の勾配を下り切った所でR244・北海道r802豊倉交差点を左折してR244との短い重複区間が終わる。重複区間の距離は約1.7kmである。

84.「美幌55km 小清水19km」 85.峰陽橋 86.町道が交差している右直角カーブを曲がる
 豊倉交差点からはR244から分岐して単独区間となり、ほぼ真南の方角に向かって走る。平坦で直線的な2車線道路は走りやすいが、峰陽橋の手前にS字カーブがある。峰陽橋から少し走ると町道が交差している右の直角カーブを曲がる。案内標識には直進の町道に何も案内されていないが、かつては道路の線がもう少し長く地名も表記されていたようである(中斜里もしくは中斜里駅であろうか)。

87.製糖工場の前を通過 88.町道との交差点を左斜め前方に進む
 直角カーブからは真西の方角に向かっており、製糖工場の前を通り過ぎた後に斜里川に架かる新拓橋を渡る。橋を渡り終えてすぐに町道との交差点となるが、3本の町道が接続している五差路であり、R334は左斜め前方に進む。西に延びる町道(農道かもしれない)は砂利道で狭いが、他の2本はセンターライン付きの2車線道路で国道と同等の交通量がある。

89.直線道路を走る 90.北海道r1000・r1115交差点を右折 91.周辺には畑が広がっている
 引き続き平坦な直線道路を走っていると北海道r1000・r1115交差点に至り、右折して美幌・小清水方面に進む。十字形状の交差点だが交差角度が直角ではないため、R334の両方向の右折もしくは左折は鈍角である。

92.清里町に入る 93.宇遠別橋 94.アップダウンは大きいが快走できる
 町境に沿っている防風林を通ると清里町に入る。直線状の防風林はある程度の距離ごとに造られており、北海道の農村風景のひとつして認知されている。防風林のいくつか通過しながらアップダウンしている2車線道路を走る。アップダウンは大きいが直線で見通しが良いせいもあって走りにくさは感じない。

95.小清水町に入る 96.小清水町に入ってからもアップダウンは続く 97.北海道r250交差点
 緩やかな勾配を上っていると防風林を通過した先で小清水町に入る。清里町域を通っている距離は約4.7kmと長くない。小清水町に入ってからも道路状況は風景に変化は見られる、アップダウンを繰り返す直線的な2車線道路を走る。周辺の建物が増えた所で北海道r250交差点を通過する。右折してr250を北上すればR244に至る。

98.広大な畑の中を走り抜ける 99.ハイペースで流れている 100.R391美和交差点
 北海道r250交差点以西もアップダウンを繰り返しながら北海道らしい広大な畑を走り抜ける。小清水町の中心部の北東でR391美和交差点を通過する。左折してR391を少し南に進むと小清水市街である。

国道334号 part3