国道321号
part2

高知r27交差点〜R56交差点
土佐清水市→大月町→宿毛市

45.土佐清水市街地を走る 46.市道との交差点を右折 47.あしずり港沿いを走る
 高知r27交差点を右折して土佐清水市の市街地を走り抜ける。市街地を走ってが狭いながらも歩道付きの2車線道路であり狭苦しさは感じられない。約1.3km進むと市道との十字路を右折する。その後はあしずり港にに沿って走っており、沿線に建物が少なくなるせいもあって走りやすい2車線道路になる。

48.コーナンがこんな遠くの地にも進出しているとは!? 49.やや急な勾配を上って加久見橋を渡る 50.ようやくシーサイド感が漂う風景になる
 加久見川の左岸を走っていると大阪では見慣れたコーナンを通過する。ちなみに宿毛市のR56・R320・R321交差点付近にもコーナンがある。コーナンから程なくしてやや急な勾配を上ってから加久見橋を渡る。しばらく平坦な状態を走った後に左にカーブしたからな勾配を上り、その先で右にカーブすると沿岸部を走る。これまでの沿岸区間とは異なり海との距離が近くシーサイド国道感がようやく味わえる。

51.海の駅あしずりの出入口道路との交差点を右にカーブ 52.養老集落 53.松崎集落
 あしずみ港に沿って走っていると右の急カーブを通過する。カーブには海の駅あしずりやジョン万次郎資料館の出入口の道路が交差している。養老集落を通り過ぎると上り勾配を走ってから下りに転じて松崎集落を通り抜ける。

54.「宿毛45km 竜串8km」 55.防砂(風?)用の柵だろうか 56.内陸部を走る
 松崎海岸を走っていると砂浜部分が終わると上り勾配となり海面との高低差が生じる。家屋が点在する荻窪集落を通り過ぎると右にカーブして一旦内陸部に進む。おそらく海岸部分の地形が険しく道路を通す事ができないため内陸に迂回しているのだろう。

57.大岐中益野林道との交差点 58.益野二の橋 59.土佐清水市三崎
 緩やかな勾配を下っていると大岐中益野林道との交差点を通過する。前述の通り、土佐清水市の市街地をパスするルートであり、R321の13.1kmに対して林道を走行した場合は6.0kmと半分未満で済む。林道との交差点を過ぎると左にカーブし、益野一の橋と益野二の橋を相次いで渡る。似た名称の橋だが、前者はウシジ川に後者は本流の益野川に架けられた橋である。益野二の橋以降は益野川の右岸の2車線快走路を走る。

60.道の駅「めじかの里土佐清水」 61.土佐清水市三崎浦 62.竜串橋
 左カーブを通過して益野川から離れた先で道の駅「めじかの里土佐清水」を通過する。その後は三崎浦集落を通過する。沿線には建物が密集しているが、道幅が狭くなる事もなく2車線道路のまま通り抜けられる。三崎川に架かる竜串橋を渡ると竜串集落に入る。

63.土佐清水市竜串 64.足摺海底館の前を通過 65.水平線を見ながら快走路を走る
 竜串という集落自体はそれほど大規模なものではないが、足摺海底館といった観光施設があるため土日を中心に賑わいを見せている。竜串からしばらく走ると再び海岸線沿い区間に出る。

66.下川口トンネル 67.高知r28交差点 68.シーサイド国道
 緩やかな勾配を上っていると下川口トンネルを通過する。手前の電光掲示板には県道足摺岬公園線=高知r27の松尾〜大浜のバイパスが(2016年)3月27日に開通する旨が表示されていた。下川口トンネルを右にカーブしている下川口橋を渡り、西詰で高知r28との交差点を通過する。案内標識ではR321、r28どちらにも宿毛となっているが、県道の方が距離が短いが道路状況は国道の方が良いため、時間的にどちらが早いかは微妙なところである。

69.片粕大橋と片粕トンネル 70.歯朶ノ浦トンネル 71.高知r352交差点
 片粕集落の港湾部を片粕大橋で通過して片粕トンネルをくぐる。歯朶ノ浦集落を完全にバイパスして沿岸部を通過してから歯朶ノ浦トンネルをくぐり、海岸に沿って大きくカーブした先で高知r352交差点を通過する。このr352も再びR321と交差している県道だが、カーブが非常に多いため両交差点間の距離は国道の方が短い。

72.貝ノ川トンネル 73.前方の橋は大津大橋 74.叶崎トンネル
 貝ノ川川を渡り貝ノ川浦集落を通り過ぎて緩やかな勾配の先で貝ノ川トンネルをくぐる。大津集落の港湾部を大津大橋で一気に通過して右にカーブした先で叶崎トンネルをくぐる。トンネルと橋梁が連続している事からも想像できるが、海岸に沿っている道路や集落内を通り抜けている道路が旧道と思われる。前者は交差点付近こそ閉鎖されていないが通行できるか否かは不明である。叶崎に関しては展望所もあるくらいだから通行可能と思われる。

75.西叶崎トンネル 76.脇ノ川トンネル 77.大月町に入る
 西叶崎トンネルと脇ノ川トンネルを相次いで通過し、海岸線に沿って走っていると市町境を通過して大月町に入る。市町境は峠でもなければ河川でも岬でもない、境標識が立てられていなければ市町境と認識し難い場所である。

78.小才角大橋 79.海岸線沿いを快走 80.「足摺サニーロード」
 大月町に入ってすぐに最初の集落の小才角集落の港湾部を小才角大橋で通過する。その後しばらくは集落のない海岸線部分を走る。足摺サニーロードという標識が立てられているが、水平線を見ながら快走できる場所は意外に少ない。

81.松崎集落からは内陸を走る 82.内陸部も快走路 83.才角川流域を快走
 やや急な右カーブを曲がると海岸線から離れて内陸へと進む。海沿いは町道らしき道路があるにはあるが、道幅が狭く少し内陸を走っている区間が大部分なのでシーサイドドライブには適していないと思われる。R321は才角川の流域を上流に向かって緩やかな上り勾配の2車線道路を快走する。

84.姫ノ井第一トンネル 85.姫ノ井第二トンネル 86.大月町口目塚
 2車線快走路を走っていると姫ノ井第一トンネルと姫ノ井第二トンネルを相次いでくぐる。その後も断続的に続く集落を通り抜けながら2車線道路を淡々と走る。海岸部を走る町道に繋がっている町道がいくつか交差しており、海沿いを通らずに適宜R321からも出入りする事ができる。

87.緩やかなアップダウンがある 88.「柏島21km 宿毛18km」 89.高知r352交差点
 緩やかなカーブと緩やかなアップダウンを繰り返しながら2車線道路を快走する。沿線の家屋が少なくなってきた所で高知r352との交差点を通過する。r352とは2ヶ所目の交差点だが、2つの交差点間の距離は前述の通り国道の方が短く、道路状況も国道の方が良い。

90.高知r43交差点 91.道の駅「大月」 92.大月町の中心部は若干狭苦しい
 高知r352交差点を過ぎると進行方角を西に変化させるが、高知r43交差点をやや急な右カーブで通過すると進行方角は北へと変化する。r43交差点から程なくして道の駅「大月」を通過し、大月町の中心部に差し掛かる。町役場付近を通り過ぎてすぐに右カーブを曲がるが、それ以降は2車線ながら道路両側に家屋が密集しておりやや狭い状態になる。ポリドラムが大量に置かれている事から拡幅工事が始まるものと思われる。

93.南向き車線には登坂車線が設置されている 94.宿毛市に入る 95.高知r357交差点
 大月町の中心部を出ると走りやすい2車線道路になる。市町境の熊ヶ森の真西の名もなき峠部分には南向き車線にのみ登坂車線が設置されている。登坂車線がなくなり馬路集落を通り過ぎると市町境を越えて宿毛市に入り、直後に右の直角カーブを通過し、さらに高知r357交差点を通過する。r357は内陸を走っているR321に対して海岸部を走っている県道である。

96.高知r28交差点を左折 97. 98.高知r46交差点
 福良川橋を渡った北詰で高知r28との交差点に突き当たり、左折して宇和島・宿毛方面に進む。右折してr28に進めば竜串の西に戻ってしまう。なお、200m手前の案内標識では左にカーブしているR321にr28が接続しているかのような描き方だが、実際はただのT字路と言える。
 r28交差点からは道路両側に建物が密集している間を通り抜ける。歩道はなくこれまでの大半が快走路だっただけに多少走りにくいと感じるかもしれない。長崎鼻の付け根をアップダウンしながら通過し、勾配を下っていると高知r46との交差点を通過する。四万十川沿いで交差したr46だが、四万十市と三原村の境が分断されているため短絡都としては機能していない。

99.伊与野川橋 100.「宇和島70km 四万十市29km」 101.
 伊与野川橋の前後でそれぞれ左カーブを通過し、宿毛湾に沿って海岸部を走る。岬の部分は内陸を走っており緩やかなアップダウンがある。宿毛市の中心部に近付いているため交通量は多少増えているが、渋滞が発生するほどではない。

102.道の駅「すくも」 103.宿毛湾に沿って走る 104.松田川橋の南詰を左にカーブ
 緩やかな勾配を上っていると道の駅「すくも」を通過して、勾配を下った後に海岸線沿いを走る。松田川の河口部分を右にカーブし、松田川橋の南詰を左にカーブする。川沿いに市道が伸びているが、道なりに左カーブなのでルートミスする可能性は低いだろう。

105.松田川橋 106.高知r354交差点を右折
 松田川橋を渡って勾配を下った所で高知r354との交差点に至るが、R321は右折して宿毛市街方面に進む。直進は市道だがすぐ近くの宿毛駅に至るルートとあって直進する車両も多く、案内標識がなければ真っ直ぐ進んでしまっても何ら不思議はない。左折のr354にはフェリー港があり、大分県佐伯市までの便が設定されている。

107.「高知138km 宇和島66km 四万十市25km」 108.土佐くろしお鉄道宿毛線 109.R56・R320交差点
 高知r354交差点からはごく普通の対面2車線道路となっているが、沿線の建物は家屋よりも企業が多い。案内標識には高知と宇和島と四万十が表示されており、起点のある四万十市は25kmとなっている。R56を走った場合の距離だろうが、R321と比較して3分の1以下の距離である。
 土佐くろしお鉄道宿毛線の高架をくぐった直後にR56R320交差点に至る。R320は案内標識に表示されていないが、R56宇和島方面に重複している。さらに付け加えると宇和島まで70km近くも重複が続く。