国道305号 |
part4 |
R365梅浦交差点〜北陸道・今庄IC |
越前町→南越前町→越前市→南越前町 |
134.完全な単独区間 | 135.センターラインのない箇所がある | 136.黒崎トンネル |
梅浦交差点からはR365との重複が解消されるがR417との重複が始まるため、完全な単独区間にはならない。重複する国道が変わっても道路状況には大きな変化はなく、梅浦集落内をやや狭く感じられる2車線道路で走り抜ける。集落の南部ではセンターラインがなくなり1.8車線とやや狭くなり緩やかなカーブを描きながら勾配を上る。センターラインが復活すると一本木トンネルをくぐる。 |
137.黒崎トンネル以南も狭い | 138.大樟漁港の出入口付近にだけセンターラインがある | 139.旧越前町の中心部を走る |
黒崎トンネルを出るとセンターラインがなくなり道幅が狭くなる。1.8車線程度なので強烈に狭い訳ではないが、旧越前町の中心部とあって沿線には家屋が密集しており、実際の道幅以上に狭く感じられる。また沿線の建物は普通の家屋だけでなく旅館や海産物店があり、加えて海沿いとあって夏期を中心に交通量が多くなくとも混雑していそうな雰囲気である。 |
143.左に見える高架が越前バイパス | 144.ガードレールが青いのは海を表している? | 145.越前バイパスの高架の下をくぐる |
福井r4との交差点からはセンターラインが復活して2車線道路となり走りやすさが向上する。越前温泉や越前がにミュージアムを通過し、海岸線スレスレを左にカーブすると越前バイパスの高架道路の下をくぐり、徐々に低くなってくるバイパスを見ながら集落内を走る。 |
146.バイパスとの交差点を左折 | 147.バイパス合流直後は2車線 | 148.越前町高佐 |
右カーブの直後にT字路に突き当たり左折するとバイパスと合流する。案内標識は設置されていないが、右折が戻る方向だと容易に分かるので迷う事もないだろう。バイパス合流直後はセンターラインがはっきり引かれた2車線道路だが、長くは続かず1.8車線幅と狭くなってしまう。 |
149.センターラインがあっても狭苦しい | 150.高佐トンネル | 151.越前温泉 |
センターラインが復活して2車線になるものの海と家屋に挟まれており乗用車はともかく大型車では通行に難のある2車線道路である。左の急カーブの先に高佐トンネルがあるが、3.5mの制限高が設けられている。その後は海岸線に沿ってカーブの多い2車線道路を走る。 |
152.ロックシェッドが連続している | 153.南越前町に入る | 154.シーサイドラインを快走 |
集落が途切れてロックシェッドが連続している海岸線を走っていると南越前町に入る。山が海に迫った場所を走っており、若狭湾を見渡す事ができるシーサイドルートである。走行したのは9月下旬なので海水浴シーズンは終わっているのだが、行楽客が多く駐車スペースには多くの車が停まっていた。 |
155.糠海水浴場 | 156.南越前町糠 | 157.甲楽城漁港を通過 |
福井r3との交差点がある糠集落には海水浴場や旅館もあり、やはり行楽客と思われる車も多かった。糠集落からしばらくは家屋と海の間を走っている。甲楽城集落では集落の海側を通過するバイパスが造られており集落内であっても走りやすい。 |
161.「敦賀27km 越前市17km」 | 162.潮見トンネル | 163.河野川の谷筋を走る |
河野交差点からは上り勾配となって河野川の谷筋を走る。谷筋と言っても比較的開けた谷筋で薄暗さは感じられない。潮見トンネルをくぐってからも上り勾配の2車線道路が続いている。国道沿いに建っている家屋は少ないが、旧道と思われる道路沿いには意外に多くの家屋が建っている。 |
166.桜橋交差点から旧道交差点までは下り勾配 | 167.旧道交差点からは上り勾配 | 168.勾配は6%と急勾配と言える程ではない |
桜橋交差点からは緩やかな勾配を下り、旧道との交差点を通過して上りに転ずる。旧道沿線には集落があるため閉鎖されているどころか右折車線まで設けられているが、さすがに案内標識は設置されていない。便宜上、旧道と表現したがホノケ山トンネルが開通した後もまだ国道の指定は外れていない。ただし、分断された行止まり区間なのでいつ指定を外れてもおかしくない状態ではある。そんな旧道の車で行ける所まで行ったレポートはこちらを参照されたし。 ホノケ山トンネルに向かってひたすら勾配を上る。旧道との交差点の直後は旧道沿いの集落が見えたがそれ以外に集落はない。ホノケ山トンネルを含む区間が開通してから1年も経過していないため舗装状況も良好で走りやすい2車線道路となっている。分断区間が解消されたものの認知度が低いのか交通量は非常に少ない。 |
169.ホノケ山トンネル | 170.トンネルを出ても南越前町域 | 171.トンネルの東側の勾配も6% |
桜橋交差点から約1.9kmホノケ山トンネルに入る。2013年11月4日に供用が開始されたホノケ山トンネルの全長は2709mと福井県内の一般道路としては最長であり、長らく分断されていた旧河野村と旧南条町が結ばれるようになった。トンネルとしてはこれと言って特徴のない2車線道路で、内部は旧南条町に向かって下り勾配となっている。トンネルの中ほどで市町境を2回通過して越前市域を通っているが、トンネル内部だけとあって境標識等は設けられていない。なお、ホノケ山と名乗ってはいるもののホノケ山の山頂とは1.5km程離れており、その中間に菅谷峠がある。 トンネルを出てからも下り勾配が続いている。旧河野村側と異なり旧道とほぼ同じルートで新道が造られたため、分断区間時代の端点は現存していない。旧河野村側と同じ6%勾配で下るが、バイパス道路なので路側帯が広く走りやすい。 |
172.奥野々集落 | 173.舗装状況は若干悪い | 174.南越前町上別所 |
幅員減少の標識を通過してすぐに奥野々集落に差し掛かる。幅員が減少すると言っても路側帯が狭くなる程度で快走路である点には変わりない。沿線に家屋があるので多少見通しは悪くなるが、気になる程ではない。また、集落に入ると同時に勾配が緩やかになる。奥野々川の左岸を緩やかなカーブをいくつも通過しながら東に進む。 |
178.串刺しおにぎりあり | 179.日野川と北陸本線の間を走る | 180.福井r202交差点 |
T字路を右折するとR365との重複区間となるが、加賀市〜越前町間はR305>R365という感覚だったのに対して、南越前町ではなぜかR305<R365という感覚を持ってしまう。日野川と北陸本線との間を約700m走ると福井r202との交差点を通過するが、西の線路側にはR305が通っていたが大松トンネルと跨線橋の開通により踏切そのものが廃されており、かつて道路があったとは思えない状態になっている。 |
181.全面通行止はR365栃ノ木峠 | 182.北陸道 | 183.積雪地のため融雪水パイプもある |
川沿いの平坦かつ緩やかなカーブの快走路を走っていると道路情報板に全面通行止と表示されていた。これはもちろん数km先で終点に着いてしまうR305の事ではなくR365(の栃ノ木峠)を指している。さほどレベルの高い酷道峠ではないものの災害通行止が頻発している栃ノ木峠だが、この時の通行止の要因はトンネル工事によるものである。 東から日野川を渡ってくる北陸道の高架をくぐると川から少し離れた場所を走っており、両側を家屋と田畑に挟まれた長閑な風景の中を走る。R8のバイパス的なルートでもあるので意外に交通量が多いが大型車両は少ない。 |
184.今庄ICの流出入路 | 185.最後の串刺しおにぎり | 186.北陸道・今庄IC |
湯尾駅の東側を通過し、今庄ICの流出入路の高架をくぐった先で最後の串刺しおにぎりを通過して今庄ICに至る。今庄ICを示す標識は設置されているが、通常の青い案内標識は設置されておらず、一般人であれば敦賀市方面に走っていれば急にR365だけになり、逆に福井市方面に走っていれば急にR305が現れたと思ってしまうシチュエーションである。菅谷峠に道路を通したいという意志の存在が今庄ICを終点にするという結論になったのだろうか。 |