国道289号
part5

R118新町交差点〜R6鶴ヶ町IC
棚倉町→塙町→鮫川村→いわき市

178.棚倉トンネル 179.串刺しおにぎりが立っている 180.震災復旧工事だろうか
 新町交差点を右折するとR118との重複区間となり、左に緩やかにカーブして旧白棚線、現JRバス専用道の上を通過し、棚倉トンネルをくぐる。棚倉町中心部を迂回するバイパスとして建設されたようで沿線の建物は少なくバイパス然とした雰囲気が漂っている。福島r60交差点付近を除いて山裾を走っているが、カーブもアップダウンも緩やかなので走りやすい。

181.R118桃木田交差点 182.JR水郡線を越える 183.塙町に入ってからも快走路が続く
 左に大きくカーブした先でR118との桃木田交差点となり、直進する事でR118から分岐して単独区間に戻る。福島r25やr176の他、水郡線の西側を並走する道路が旧R118と思われる。
 桃木田交差点からすぐに水郡線と久慈川を越えて緩やかな上り勾配を走っていると塙町に入る。町の中心部からは距離があるものの沿線には途切れる事なく集落が続いている。

184.福島r242交差点を左折して勿来・鮫川方面へ 185.r242交差点直後も狭い 186.やたら古ぼけたおにぎり
 福島r75との交差点を通り過ぎてしばらくするとセンターラインがなくなり1.5車線幅と狭くなってしまう。狭路を走っていると福島r242交差点に突き当たるので左折して勿来・鮫川方面に進む。交差点直後も狭いが集落が途切れると同時にセンターラインが復活して2車線となる。江竜田川に沿ったカーブの多い2車線道路を走っていると鮫川村に入る。

187.鮫川村西野沢 188.r242交差点 189.r242分岐後はやや狭い
 鮫川村に入ってからもカーブの多い緩やかな勾配の2車線という道路状況が続いている。典型的な山間部のローカル国道といった感じで交通量が少ない事もあって走りやすい。しかしセンターラインがあるのはr242との交差点までである。交差点を過ぎるとセンターラインはなくなり道幅は1.8車線になってしまう。

190.狭路だが雰囲気は明るい 191.渡瀬川沿いを走る 192.勾配はないがカーブは非常に多い
 道幅は狭くなるうえに見通しの悪いカーブが多くなってしまう。勾配はほとんどなく、交通量も非常に少ないのが救いである。蛇行する渡瀬川に沿った谷筋を走っているが比較的空が開けており鬱蒼とした感じではない。分断が解消されて交通量が多くなった甲子道路よりも走りやすいとすら感じるかもしれない。

193.R349大犬平交差点 194.串刺しおにぎり 195.歩道がなくなると同時に車道も狭くなる
 渡瀬川に沿って点在する小さな集落を結びながら走っているとセンターラインが復活して2車線となる。そして程なくしてR349大犬平交差点となり、直進するとR349が重複してくる。そのまま2車線道路を走り続ける事はできず、歩道がなくなると同時に車道の幅も狭くなる。

196.R349青生野交差点 197.舗装の新しい2車線道路 198.まだ狭路区間が残っている
 道幅が狭くなってすぐにまたセンターラインが現れて広くなり、R349青生野交差点を通過するとR349が分岐していく。青生野交差点からしばらくはまだ新しいと思われるアスファルトの2車線道路を走る。このままいわき市に行ける訳ではなく、まず歩道がなくなり次いでセンターラインがなくなって道幅も狭くなる。路面も新しくないアスファルトに変わる。道幅は1.5車線と狭いが集落がありまた空が開けているため暗い雰囲気は漂っていない。

199.消えかけたセンターラインの2車線道路 200.いわき市に入る 201.福島r390交差点
 道幅が狭くなった直後こそ1.5車線幅であるものの少し進むと1.8〜2.0車線と乗用車であれば問題なく走行できる程度に広くなる。センターラインが復活して程なくして終点のあるいわき市に入る。
 いわき市に入ってすぐに最初の集落である水呑場を通過する。その後は緩やかな上り勾配の2車線道路を快走する。福島県南部を横断する国道という位置付けであるがこの辺りの交通量は少ない。

202.朝日トンネル 203.貝泊大橋 204.荷路夫トンネル
 緩やかな上り勾配を走っていると左カーブを通過した先で朝日トンネルに入る。トンネルに入った直後は左にカーブしているが、以降はほぼ真北に真っ直ぐに走る。トンネルを出ると朝日橋を渡り、次いで右にカーブしている貝泊橋を渡って進行方角を南へと転じ、荷路夫トンネルをくぐる。大きくカーブを描く荷路夫バイパスに対して旧道はルートだけ見るとショートカットしているが、1.0車線狭路かつカーブが多いためバイパスの方がより早いのは言うまでもない。そもそもバイパス開通後の旧道は封鎖されており車両の通行ができない。

205.荷路夫トンネルの東は登坂車線がある 206.根室トンネル 207.東日本大震災による被災だろうか
 荷路夫トンネルを抜けるとやや急な勾配を下る。距離が長いためか反対車線には登坂車線が設けられている。登坂車線区間が終わると根室トンネルをくぐる。荷路夫バイパスの中のトンネルのひとつであるが、開通は1999年と2010年10月に開通した朝日・荷路夫トンネルに比べて10年以上も早い。

208.福島r105交差点 209.観光地案内と見紛う派手な標識 210.勿来県立自然公園・田人大橋
 根室トンネルを抜けてからも下りが続くが、その勾配や緩やかになっており反対側にも登坂車線は設けられていない。福島r105交差点付近からはさらに勾配が緩やかになる。四時川林道の入口を過ぎると辺栗トンネルをくぐる。辺栗トンネルを出てからはやや勾配がきつくなるが、一般的には緩やかと言える範疇である。

211.四時トンネル 212.四時大橋 213.常磐道・いわき勿来IC
 四時ダムが造る四時湖の北から西にかけてを四時トンネルで通過する。トンネルを出ると緩やかな勾配ながら反対側には登坂車線が設けられている。福島r134と四時川を四時大橋で越えるが、橋の前後はやや急な下り勾配である。橋を渡り切ると逆にやや急な上り勾配となる。常磐道の本線下を通過した先でいわき勿来ICとなる。インター付近の勾配は一時的に緩やかになる。

214.いわき勿来IC以東は片側2車線 215.大工場の間を通り抜ける 216.JR常磐線を越える
 いわき勿来ICから東は片側2車線となってやや急な上り勾配を走る。上りから下りに転じてからは沿線に建物が多くなる。沿線には快走路から急に絞り込むように狭くなる。福島r10交差点を過ぎると勾配はなくなって平坦になる。大手企業の大きな工場に挟まれながら東進しているとJR常磐線を跨線橋で越える。

217.福島r56鶴ヶ町交差点 218.R6鶴ヶ町IC
 跨線橋を降りた所で福島r56鶴ヶ町交差点となる。ルーティングからしてこのr56(のこの区間)はR6の旧道であろう。鶴ヶ町交差点からも引き続き片側2車線の平坦かつ直線的な道路を走っているとR6鶴ヶ町ICに至る。これが分断区間の除く総延長275kmの東北南部横断国道の全容である。なお、同じく新潟市といわき市に起終点を持つ国道にR49があるが、こちらは幹線国道であり交通量も多い。