国道280号
part4

青森r12交差点〜R7上古川交差点
外ヶ浜町→蓬田村→青森市

61.青森r238交差点 62.「三内丸山遺跡32km 青森30km 蓬田7km」 63.蓬田村に入る
 青森r12交差点を過ぎてすぐに蟹田橋を渡り、程なくして青森r238交差点を通過する。r238は蟹田停車場線と言って200mにも満たない県道である。三厩港から今別町中心部にかけて並走していたJR津軽線だが、今別駅〜蟹田駅の区間は内陸の青森r12とr2に沿っている。
 r238交差点を過ぎて少し走ると外ヶ浜町の中心部を脱して沿線の建物が少なくなり、道路も少し走りやすくなる。陸奥湾と津軽線に挟まれた状態の2車線快走路を走っていると蓬田村に入る。

64.滝沢集落 65.「三内丸山遺跡29km 東北道28km 青森27km」 66.田浦集落
 蓬田村で最初の集落である滝沢集落に入るとセンターラインのない1.8車線幅道路を走らなければならないが、その距離は短い。その後センターライン付きの2車線道路となってからは集落を繋ぎながら交通量の少ない2車線道路を走る。田浦集落でもセンターラインがなくなるが、滝沢集落に比べて広く乗用車での走行は問題ない。

67.瀬辺地駅付近を通過 68.歩道が設置されているのは片側だけ 69.バイパス連絡道路との交差点
 瀬辺地駅の東を通過し、家屋が途切れずに続く状態を走る。歩道は設置されていないが、直線的で家屋の陰を除けば見通しはさほど悪くない。海寄りの東側にだけ歩道が設置された状態を走っているとバイパスとを繋いでいる連絡道路との交差点を通過する。バイパスはこの道路との交差点を境に、北は蓬田-蟹田バイパス、南は内真部-蓬田バイパスとなっており、開通した年も異なっている。

70.郷沢駅付近を通過 71.汐越集落 72.蓬田村役場の前を通過
 郷沢駅の東を通過した後に蓬田漁港に向かう臨港道路との交差点を通過する。臨港道路と言ってもR280と蟹田漁港を繋ぐ短い道路である。以降も緩やかなカーブとアップダウンの2車線道路を南下する。汐越集落から蓬田村役場に架けては1.8〜2.0車線幅とやや狭い道幅となっている。前述のとおり、内陸に並走しているバイパスがあるため大規模に改善される可能性は低いだろう。

73.蓬田駅付近からは2車線 74.センターラインのない箇所もあるが概ね走りやすい 75.蓬田村中沢
 村役場を過ぎてすぐに阿弥陀橋を渡り、やや急なS字カーブを曲がりながら蓬田駅付近を通過する。以降はセンターライン付きの2車線道路となるが、道路の両側に家屋が建ち並んでいるため解放感は薄い。その後はセンターラインのない区間もあるが、2.0車線程度の道幅が確保されており、また交通量が少ない事もあって走りにくさはあまり感じない。

76.青森市に入る 77.2.0車線区間が続く 78.所々に2車線区間あり
 家屋に挟まれた2.0車線幅道路を走っていると市村境を越えて青森市に入る。青森市に入ってからも道路状況や周辺の様子に変化はなく、2.0車線幅の道路を南下して行く。センターライン付きの2車線区間もない訳ではないが、距離が短く2.0車線幅道路の割合が多い。

79.補助標識の下は起点までの距離 80.徐々に交通量が増えてくる 81.青森r2交差点
 道路状況に変化がない一方で交通量は徐々に増えていく。左堰駅を通過してからさらに進むと青森r2交差点を通過する。青森r12と同様に津軽半島を横断する県道だが、五所川原市との境が冬季閉鎖区間となっている。

82.家屋に挟まれた2車線区間 83.家屋に挟まれた2.0車線区間 84.飛鳥川付近はカーブが多い
 青森r2交差点を過ぎてすぐに奥内駅の東を通過するが、その辺りからはセンターライン付きの2車線道路になる。と言ってもすぐに2.0車線幅に戻るし、沿線に家屋が建ち並んでおり歩道も設置されていないので劇的に走りやすくなる訳ではない。2.0〜2車線道路を繰り返しながら南下を続ける。

85.青森市西田沢浜田 86.青森r26交差点 87.交通量の多い2車線道路
 2.0車線と2車線を繰り返す道路を南下していると徐々に2車線区間の割合が多くなっていく。津軽宮田駅の近くを通過してからしばらくは2.0車線幅区間が続く。蟹田駅から南はJR津軽線と並走しており、多くの駅を通過しているが、R280と駅との間が停車場線=県道で結ばれているのは蟹田駅のみである。
 油川駅に近くなると周囲の家屋がさらに増え、センターラインはオレンジ色の実線となる。青森r26交差点を通過するとさらに交通量が増える。r26交差点からさほど走らないうちに青森r234交差点を通過して天田内川を渡る。

88.青森市油川浪返 89.「フェリーふ頭 青森ベイブリッジ」 90.浅井田橋
 青森r234交差点からも2車線道路だが、車線幅が広いため走りやすくなる。歩道は設置されていても片側にしかなかったり、幅が狭かったりと充分に整備されているとは言い難い道路状況である。交通量がさらに増えた2車線道路を走っていると浅井田川を渡る。

91.市道の跨道橋の下を通過 92.立体交差点の直後は2.0車線幅 93.青森港へは左折
 浅井田橋を渡り終えてやや急な勾配を下り切った所で市道との立体交差点を通過する。市道は片側2車線の跨道橋で交差点を越えており、R280よりも整備されている。青森港とR7(R101重複)とを結ぶ重要なルートだからであろう。なお、北海道の函館港とを結んでいる青函フェリーのターミナルがあるのが青森港である。R280をマイカーで完走するにはこのフェリーを利用する必要がある。
 市道との立体交差点を過ぎるとセンタラインのない2.0車線幅道路となる。これまでによくあった道路状況だが、交通量がけた違いに多く走りにくさを感じる。センターラインが復活して2車線道路になって以降も交通量は変わらない。

94.市道とのT字路を右折 95.市道が交差している左カーブを通過 96.沖舘橋
 市道との立体交差点から約1.3km走ると別の市道とのT字路に突き当たり、右折して国道7号方面に進む。案内標識が設置されているものの小さくて目立たず、左折する車両も少なくないのでルートミスしないように注意を要する。T字路を右折した直後は市道が交差している左急カーブを曲がり、程なくして沖舘橋を渡る。

97.市道との交差点を右折 98.広い車線幅の2車線道路 99.R7・R101上古川交差点
 沖舘橋からは周辺の商業施設が増え、300m強走った所で市道との交差点を右折する。直進すれば案内標識の通りに青森駅の西口に至るが、駅よりも東に道路は繋がっておらず車両で東口に行くにはR7もしくは青森ベイブリッジまで回り込まなければならない。
 市道との交差点からはやけに広い車線幅の2車線道路を走る。約500m走った所でR7・R101上古川交差点に突き当たる。青森市の中心部からは少し離れたこの交差点がR280の起点である。なお、約3.5km西にもR280の油川バイパス新城入口交差点があるが、これは蟹田町以南で並走しているバイパスの交差点である。