国道275号
part5

R40交差点〜R238交差点
音威子府村→中頓別町→浜頓別町

235.道の駅「おといねっぷ」 236.北海道r12交差点
 R40交差点を右折した直後にも道の駅「おといねっぷ」の出入口がある。それを通り過ぎた後に北海道r12交差点を通過して左カーブを曲がる。案内標識のヘキサはr1012となっているが、北海道道の“1012”は欠番なので標識が誤っているのだろう。

237.JR宗谷本線 238.R40音威子府バイパスが建設中 239.2車線道路を快走
 右カーブを曲がっているとJR宗谷本線のガードをくぐり、その先でR40音威子府バイパスの音威子府川橋をくぐる。バイパスは音威子府〜中川の区間が建設中であり、ここに(仮称)音威子府ICが接続する予定である。常盤橋を渡って音威子府川を渡り、その右岸を北に向かって走る。緩やかな上り勾配の2車線快走路であり、交通量は非常に少ない。

240.緩やかな上り勾配 241.「札幌から260km」 242.三日月橋
 深川市多度志から幌加内町朱鞠内にかけてと同様に、音威子府村から浜頓別にかけてもかつてはJR天北線と呼ばれた鉄道が並走していたが1989年に廃線となっている。緩やかな右カーブを曲がって新寿橋を渡った後に上音威子府駅の近くを通るが、案内標識が立っている訳でもないので駅跡がある事に気付かず通り過ぎてしまうだろう。この駅に関しては1987年には臨時駅となっていたようである。R275は天北峠に向かって緩やかな勾配を上り続ける。

243.「急カーブ注意」 244.中央分離帯付きの登坂車線区間 245.中頓別町に入る
 急カーブに注意を促す標識を通過した後に反対側車線の駐車帯の前を通過して左カーブを曲がると登坂車線と同時に中央分離帯が現れる。ヘアピンカーブのようなカーブはないがそれなりの急なカーブが連続する状態を走る。登坂車線が終わる辺りで天北峠を越えて中頓別町に入る。反対側車線に登坂車線があるためか、中央分離帯はまだなくならない。

246.反対側車線に登坂車線あり 247.公衆トイレのある駐車場を通過 248.北海道r12交差点
 中頓別町に入ると下り勾配となり反対側車線の登坂車線と中央分離帯のある道路を下る。約1.7kmで集落に差し掛かるが、そこに両側の車線にそれぞれ駐車場が設置されており、公衆トイレも置かれている。ただし、トイレがあるのは音威子府方面のみである。小頓別集落の中ほどで北海道r400交差点を通過するが、r400は小頓別駅跡を結ぶ停車場線である。集落の東では北海道r12交差点を通過して左カーブを曲がる。音威子府駅付近からここまでの区間はr12が重複している。

249.「稚内137km 浜頓別45km」 250.「牛の横断注意」 251.ヘアピンカーブのように描かれているそこまで急なカーブではなかった
 北海道r12交差点からは大きく左にカーブする。その内側にはJR天北線跡、さらに内側に頓別川がある。周囲には牧場があるため、「牛の横断に注意」という標識が立っている。牛の横断と言っても無秩序に横断しているのではなく、牧場の管理者に誘導されて特定の時間(朝夕?)に横断するものと思われる。

252.周辺には牧場が多い 253.北海道r647交差点 254.敏音知岳を望む
 適度なアップダウンとカーブを繰り返しながら牧場の間を走り抜ける。上頓別駅跡を通り過ぎて右カーブを曲がった先で北海道r647交差点を通過する。その後もJR天北線跡と並走しながら頓別川の左岸を走る。

255.「動物注意」 256.共栄橋 257.道の駅「ピンネシリ」
 開明橋、共栄橋で頓別川を2回渡り、右カーブの先で道の駅「ピンネシリ」の前を通過する。道の駅は敏音知岳の裾野に位置しており、駐車場と建物の間にJR天北線が通っていた。敏音知駅は道の駅から少し浜頓別方向に行った場所にあった。

258.「浜頓別35km 中頓別14km」 259.両側の路肩が工事中だった 260.交通量は少ない
 頓別川に架かる豊国橋を渡って右岸に移り、蛇行する頓別川をよそに国道はカーブが少なく線形は良好である。多少のアップダウンはあるが緩やかである。相変わらず交通量は少なくハイペースで走る事ができる。

261.牛横断注意区間は複数ある 262.北海道r785交差点 263.中頓別町字上駒
 周麿橋を渡って少し走ると周磨駅跡の近くを通過するが、元々は仮乗降場だったせいかその痕跡は全く残っていないようである。その後も頓別川の左岸のカーブの多い2車線道路を走る。北海道r785交差点を通過してからもその状況に変化はない。

264.中頓別橋 265.北海道r399交差点 266.気温と風速が表示されている
 上駒橋で頓別川を渡り、程なくして中頓別橋で支流の兵知安川を渡って中頓別町の中心部に入る。沿線に家屋が建ち並ぶ中を走っていると北海道r120交差点と北海道r399交差点を相次いで通過する。r399は中頓別駅と国道とを結ぶ停車場線であり、駅跡はバスターミナルになっており、ディーゼル車両が静態保存されている。平賀内川に架かる和泉橋付近からは沿線の家屋が少なくなる。

267.寿橋 268.北緯45度線を通過 269.寿トンネル
 蒸気機関車や戦闘機が展示されている寿公園を通過して寿橋を渡る。牧場の中を走っていると北緯45度線を通過する。モニュメント等は設置されていないが、木製の看板が立てられている。北緯45度を越えてからは緩やかな上り勾配を走って寿トンネルをくぐる。

270.中頓別町字弥生 271.浜頓別町に入る 272.鬼河原橋
 寿トンネルからも上り勾配が続いており、左にカーブした後に高砂橋で頓別川を渡って浜頓別町に入る。高砂橋付近のみ頓別川が町境となっている。浜頓別町に入ってからも勾配、カーブともに緩やかな2車線道路が続いている。

273.北海道r586交差点 274.浜頓別用下頓別 275.常磐橋
 北海道r586交差点を通過して下頓別集落を走っていると下頓別駅跡の近くを通過する。頓別川の右岸を走っていると常磐橋を渡って左岸に移るが、川からは離れる方向に進んで行く。

276.交通量は極めて少ない 277.浜頓別町に市街地に近付く 278.閉鎖用ゲートを通過
 交通量の少ない2車線道路を快走していると浜頓別町の市街地に近付く。JR天北線跡に沿って左カーブを曲がった先で閉鎖用ゲートの脇を通過する。ゲートの市街地に寄りには転回場を兼ねた駐車場が設置されている。

279.町の中心部が見えてくる 280.浜頓別町役場の前を通過 281.北海道r84交差点を右折
 閉鎖用ゲートを通り過ぎて少し走ると浜頓別町の市街地に入る。浜頓別町役場の北東で北海道r84交差点となり、右折して稚内・枝幸方面に進む。町役場の反対側の東側には浜頓別駅跡がある。

282.「稚内92km 枝幸30km」 283.浜頓別町の市街地を走る 284.R238交差点
 北海道r84交差点の直後に道の駅「北オホーツクはまとんべつ」の前を通るが、R275に面した区間には駐車場の入り口が設置されておらず、東西どちらかの町道から出入りする必要がある。浜頓別町の市街地を走っているとR238交差点に至る。R238が屈曲しているこの交差点がR275の終点である。札幌市の起点からの距離は300kmを超えており、3桁国道としては長大な部類に入る。