国道273号
part1

R238渚滑町5交差点〜R39日東交差点
紋別市→滝上町→上川町

 函館に上陸し、室蘭→襟裳岬→釧路→根室→納沙布岬→知床峠→網走→サロマ湖→宗谷岬→ノシャップ岬と海沿いを半周してきた。普通はこのまま日本海側の海沿いに走って北海道一周となるのだろうが、内陸の某所を訪問するためR273をチョイス。一転して内陸部を走る事になる。

 紋別市内のビジネスホテルをチェックアウトし、市街地のはずれにある渚滑町5交差点に到着する。前々日に走ったR238との交差点であり、R273の終点交差点である。

1.北海道r305(紋別市街地方面)から見た渚滑町5交差点 2.海沿いでなくても快走できるのが北海道クォリティ 3.北海道r766交差点
 と言うことで、渚滑町5交差点から走行を開始する。開始早々、緩やかなアップダウンでカーブのほとんどない快走路が迎えてくれる。北海道r766交差点付近などカーブのきつい箇所もあることはあるが、整備されているのでハイスピードで通過できる。快走できるのは良い事なのだろうが、レポの対象としては書く事がないから困ってしまうw

4.牧草地の間を走り抜ける 5.行く手には霧がかった山の姿が・・・ 6.北海道r828交差点
 渚滑川に沿っているものの、川にへばりついた線形とはなっておらす"おおむね"川に沿っているという表現の方が正しいように思える。その状況は紋別市を出て滝上町に入っても続く。快走路過ぎて特にこれと言って特筆すべきものが見当たらない。

7.山間部に向かっているとは思えない状況が続く 8.沿線に何もなくなるが山道的な状況ではない 9.浮島トンネル
 滝上町役場付近を通過すると沿線の建物の密度が低くなる。が、元々の密度が高くないので差がないと言えば差がない。ただ、打ち捨てられたような農場が目立つようになる。雄大な景色の元でのんびり気ままに農場経営というわけでもなさそうだ。どこでも現実派厳しいと言うことだろうか。
 と、教訓めいた事を思ってる間にも車は進む。周りの風景は山間部のそれとなってくるが、山間部の国道らしさは薄い。勾配もカーブも比較的緩やかというのが原因だろう。渚滑町5交差点から約70kmで浮島トンネルに到達する。時間にして1時間強なので60km/hとかなり速いペースとなっている。早朝という時間を考慮しても本州にこのアベレージを叩きだせる区間はそうそうないだろう。

10.上川町側は勾配がきつい 11.旭川紋別道(R450)との浮島IC 12.浮島ICの直後にR333との交差点がある
 浮島トンネルを抜けると上川町に入る。こちらは滝上町側と比べて勾配がきつい。とは言うものの整備された道路なので走りやすい部類に入る。浮島トンネルを出てから約4km下り続けるとR450(旭川紋別道)の浮島ICに至る。筆者の通過時(2007年8月)は旭川側は建設中で紋別側のみ供用中であった。もっとも紋別側も紋別まで開通しているわけではなく、全線開通していないためか無料供用されている。
 この浮島ICから400m程でR333との交差点となる。地図を見るとR273が右折するように見えるが実は直進。R273の右カーブの途中にR333が接続している感じだ。ここからはR333と共に上川町市街地へ向かう。

13.旭川紋別道が聳え立つ(走行時は未開通区間) 14.耐震工事中、ではなく建設中のR450(旭川紋別道) 15.上川幕別ICで右折しなければならない
 R333交差点通過直後にR450(旭川紋別道)の浮島ICの高架下を通過する。浮島ICが供用中なのでここは通行できるが、それ以後に見えるものはまだ通行できない。約10kmに渡ってR450との併走区間が続くが、全て2車線の快走路である。勾配もカーブも緩いものばかりでR450がなくても・・・という気がしないでもない。あればそれなりに便利なのかもしれんが。R273は上川幕別IC手前で右折しないとR450に誘い込まれてしまう。上川幕別IC以西の供用中の箇所も無料通行可となっており、7,8割方は直進していく。

16.天幕橋以降は山間部から抜ける 17.R39日東交差点を左折 18.日東交差点にあったキロポスト。なぜ"0km"?
 上川幕別IC以降も2車線が続くが、天幕橋からは山間部を抜けて景色が開けてくる。フラットな快走路を走っているとR39・R333日東交差点にぶつかる。渚滑町5交差点から約94kmである。日東交差点で0kmのキロポストが立っていたが、理由は不明。元々ここが起点(終点)だったのが延伸されたのかと思ったが、1970年の国道指定当時から帯広〜紋別間で制定されている。

国道273号 part2