国道272号
part2

R243ランプ〜R244南7東1交差点
別海町→中標津町→標津町

72.R243の大平原跨道橋をくぐる 73.ゆずり車線区間が終わる 74.根釧台地を快走
 R243への側道が分岐した後に下り勾配となってR243の大平原跨道橋の下を通過して側道が合流してくる。新西春別橋を渡ると上り勾配となり緩やかなカーブを左に曲がる。カーブの先でゆずり車線が終わって対面2車線道路に戻る。その後はアップダウンしながら根釧台地を走る。

75.北海道r362交差点 76.牧草地の走り抜ける直線道路 77.「牛横断 注意」
 やや急な右カーブに北海道r362が交差しているが、案内標識は設置されているものの信号機がなくセンターラインの切れ目がないため道道との交差点には見えにくい。r362交差点からは再び直線道路を走る。見通しは非常に良好だが、牧場の出入口が道路を横断している箇所があるため牛の横断に注意しなければならない。

78.北海道r311交差点 79.別海市街に繋がる農免農道との交差点を通過 80.「牛横断注意」
 周辺の家屋が増えてきた所で北海道r311交差点を通過する。右折方向のr311には中西別という地名が案内されているが、R243を経る事で別海町の中心部に行く事もできる。約500m先に農免農道との交差点があるが、ここでは農道に「別海市街」と案内されている。農免農道との交差点からもごく緩やかなアップダウンを繰り返す直線道路が続いており、非常に走りやすい道路状況である。周辺に牧草地が広がっている事からも複数の「牛横断注意」箇所が存在している。

81.中標津町に入る 82.交通量は非常に少ない 83.「標津25km 中標津市街7km」
 左にカーブしながら北海道r362交差点を通過して緩やかな勾配を下っていると春別川に架かる朝日橋を渡って中標津町に入る。中標津町に入ってからも道路状況と風景に特に変化は見られず、アップダウンのある直線的な2車線道路を快走する。

84.右折して町道(?)を走ればR272をショートカット可能 85.タワラマップ川で勾配が入れ替わる 86.北海道r13交差点を右折
 豊岡橋で当幌川を渡って勾配を上った後に平坦になり、町道(?)との交差点を通過する。ここで右折して町道を走るとR272に行く事ができるため、標津方面とのショートカット路として利用されているようで交通量は少なくない。町道との交差点からは下り勾配となりタワラマップ川を渡ってやや急な勾配を上った先で北海道r13交差点に突き当たる。一見すると普通のT字形状の交差点に見えるが、中央部に植栽付きの“島”が鎮座している。右折時は大回りするのか小回りするのか判断に迷うが、時計回りである事を示すラウンドアバウトの標識が設置されていないので、おそらくは小回りなのだろう。

87.中標津町緑町北 88.北海道r13緑町北1・緑町南1交差点 89.りんどう大橋
 北海道r13交差点からは平坦な2車線道路を走り、程なくしてr13との緑町北1・緑町南1交差点を右にカーブしながら通過してタワラマップ川に架かるりんどう大橋を渡る。中標津町の中心部はr13へ左折して向かう。

90.北海道r8・r69東1南11・桜ヶ丘3交差点 91.右の壁の向こうには農業試験場がある 92.東経145°地点を通過
 りんどう大橋を渡り切った後に左カーブを曲がるが、その辺りから周囲の建物が増える。JR標津線(の支線)がかつて国道を横断していたが、廃止となったのが1989年とあってその痕跡は確認できない。中標津町の中心部の南部で北海道r833桜ヶ丘1交差点、北海道r8・r69東1南11・桜ヶ丘3交差点を通過する。
 農業試験場の北を通り過ぎると沿線の建物が少なくなるが、町の中心部を離れた訳ではない。反対側車線に駐車帯のある左カーブを曲がるが、その辺りが、東経145度地点のようである。300m手前に標識が立っているが、実はその場所が東経145度地点の可能性もある。

93.北海道r774東40北1・東40南1交差点 94.交通量は増えている 95.「釧路町から88km」
 東経145度を越えてからしばらくは沿線に建物がない状態だが、右カーブ以降は少ないながらも建物が存在している。中標津町の中心部の東端と言える場所で北海道r774東40北1・東40南1交差点を通過する。左折してr774を西進すると中標津町の中心部に行く事ができる。北海道r13を経ると中標津町の中心部の西に至るため、r13とr774はR272の旧道の可能性もある。
 東40北1・東40南1交差点からは沿線の建物は少なくなるが、交通量は多くなっている。と言ってもこれまでの区間に比べたらの話であり、一般的に言えば少ないと言える数だろう。釧路町からの距離を示すキロポストのようなものが設置されているが、これはR44から分岐して単独区間となる別保原野交差点からの距離が表記されている。逆方向に走っていれば「釧路町まで○×km」となっているが、国道トレースにおいては別保原野交差点が起点ではない点に注意を要する。

96.所々に簡易パーキングあり 97.北海道r994交差点 98.「斜里67km 標津10km」
 非常に緩やかなカーブを繰り返しながら2車線道路を走っていると一時的に増えた交通量も少なくなっていく。道道が交差しているようには見えない北海道r994交差点を通過する。

99.標津町に入る 100.第1しべつ展望パーキング(茶志骨ポイント) 101.カーブは多いが快走路
 町道の茶志骨西7線との交差点付近で町境を通過して標津町に入る。ごく緩やかな勾配を下っていると第1しべつ展望パーキング(茶志骨ポイント)を通過する。東屋と公衆電話は設置されているものの展望台はなく高台という訳でもない。しかしながら起伏の少ない牧草地に位置しており、天候が良ければ牧草地越しに武佐岳を望む事ができる。なお、しべつ展望パーキングは3ヶ所あり、第2は北海道r950(野付半島ポイント)に、第3は中標津町との境に近い北海道r774にある。どのパーキングにもトイレは設置されておらず、看板がなければただのパーキングとの区別ができないだろう。

102.直線道路を快走 103.町道との交差点を通過 104.望ヶ丘森林公園の南を通る
 交通量の少ない2車線道路を快走していると標津市街環状線という町道との交差点を通過し、その後に望ヶ丘森林公園の南側を通る。標津町の中心部との距離は2kmを切っているが、沿線の建物は非常に少ない。

105.標津町南7条西 106.オホーツク海が見える 107.R244南7東1・南8西1交差点
 正面にオホーツク海が見えてきた後にやや急な勾配を下ってR244との南7東1・南8西1交差点に至る。交差点の正面は海が迫っているが、町道が接続している。この交差点がR272の終点である。釧路市と知床方面を最短で結ぶルートながら交通量は多くない。