国道261号
part3

中三坂トンネル〜R9交差点
邑南町→川本町→江津市

98.島根県邑南町に入る 99.「江津55km 川本28km」「太田58km」 100.下り勾配の2車線快走路
 中三坂トンネルからは島根県邑南町に入る。島根県側の勾配は広島県側に比べると若干急だが、それでも緩やかと言える範疇にある。旧道との交差点を通過すると出羽川の流域を下って行く。道路沿いに家屋が点在している三坂集落を通り過ぎ、下り勾配の2車線道路を淡々と走る。

101.島根r50交差点 102.邑南広域農道との交差点 103.出羽川の流域を快走
 出羽川に中野原川と野々谷川が合流する間で島根r50交差点を通過する。その後は何ヶ所か出羽川を渡った後に左岸を走っていると邑南広域農道との交差点を通過する。右にカーブして出羽川を渡り、左にカーブした後にまた出羽川を渡る。左岸の山裾の道路が旧道のような気がする。

104.道の駅「瑞穂」 105.島根r6交差点 106.「江津49km 川本21km」
 道の駅「瑞穂」を通過した直後に島根r6との交差点を通過する。r6も広島県で重複していたr5も県境を跨いでいる主要地方道である。r6交差点からは上り勾配となって左に右にやや急なカーブを曲がる。

107.南向き車線には登坂車線あり 108.鱒渕洞門 109.井原川の右岸を快走
 集落が途切れるのとほぼ同時に反対側車線に登坂車線が現れる。登坂車線がなくなって対面2車線道路にもどってすぐに鱒渕洞門をくぐるが、洞門内はヘアピンカーブとなっている。洞門を出てからは井原川の右岸の谷筋を走っており、点在する家屋を繋ぎながら2車線道路を快走する。

110.島根r7交差点 111.交通量は少ない 112.右前方の道路は旧道と思われる
 井原川に馬野原川が合流する地点で島根r7交差点を通過する。その後も井原川沿いの2車線快走路が続いており、交通量が少ない事もあって非常に走りやすい。支流の岩井谷川を渡る辺りで左急カーブがある他は緩やかなカーブばかりである。

113.石見南農道との交差点 114.島根r7交差点 115.「江津37km 川本11km」
 井原川に架かる天蔵寺橋を渡った先で石見南農道との交差点を通過し、緩やかな右カーブを曲がっていると島根r7交差点を通過する。ここで左折してr7を走れば邑南町の役場に行く事ができる。宮野原橋を渡って井原川の右岸を走っていると島根r297交差点を通過する。交差点の北西では井原川が濁川に合流しており、以北は濁川に沿って走る。皆井田集落を過ぎると集落が途切れて谷筋を走る。

116.濁川沿いを走る 117.断魚トンネル 118.下り7%勾配
 濁川の谷筋を走っていると断魚トンネルをくぐる。川沿いの旧道は1.5車線幅と狭いが、沿線に家屋があり、また断魚渓という観光地があるので現在でも通行可能である。トンネルを出ると7%というやや急な勾配の右の急カーブを曲がる。左側の川寄りに獺越集落があるのだが、高低差があるため国道からはほとんど見えない。

119.渡トンネル 120.挽谷トンネル 121.第1松瀬橋
 獺越集落から谷筋を少し走ると渡トンネルをくぐるが、町境のトンネルであり北側は川本町である。渡トンネルを出た直後に渡橋を渡り、挽谷トンネルをくぐって新挽谷橋を渡る。川に沿った旧道が存在しているが、渡トンネルの旧道は通り抜けできない。濁川の右岸を走っていると右にカーブして第2松瀬橋と第1松瀬橋を相次いで渡る。

122.因原トンネル 123.道の駅「インフォメーションセンターかわもと」 124.島根r291交差点
 第1松瀬橋の北詰で旧道との交差点を通過し、その直後に因原トンネルをくぐる。トンネルを出た直後に島根r295とJR三江線の下を通る。走行した2018年3月17日の時点では三江線は現役の鉄道であったが、3月31日を以って100kmを超える全線が廃止されている。川本町の中心部ではないが、因原駅があるため商業施設がいくつかある中を走っていると道の駅「インフォメーションセンターかわもと」を通過し、直後に島根r291交差点を通過する。r291に因原駅が案内されているが、停車場線ではなく別府川本線といって隣の美郷町の北部まで伸びている。

125.川下橋 126.島根r32・r40交差点を左折
 島根r291交差点を過ぎると左にカーブしながら勾配を上り、川下橋で江の川を渡る。その東詰で島根r32・r40交差点となり、R261は左折して江津・桜江方面に進む。島根r291が美里町まで通じていると書いたが、道路状況を考えるとここで右折してr40を走った方が良いだろう。また、川本町の役場は国道沿線にはなくr40沿線にある。

127.木谷橋 128.下り5%勾配 129.町道の橋を渡った対岸に鹿賀駅がある
 島根r32・r40交差点を左折してすぐに木谷川に架かる木谷橋を左にカーブしながら渡った後に5%の勾配を下って尾原集落や久料谷集落を通り抜ける。鹿賀駅の北で町道の橋の下をくぐった先で町道との交差点をする。江の川の左岸にはJR三江線だけでなく島根r295も通っているが、R261の方が走りやすい道路状況であろう。

130.江の川沿いを快走 131.江津市桜江町坂本 132.短いロックシェッドを2つ通過
 江の川に沿ったほとんど勾配のない2車線道路を走っていると江津市に入り、すぐに最初の集落の渦巻集落を通過する。さらに少し進むと水ふれあい公園を通過し、短いロックシェッドを2つくぐる。その後しばらく集落のない状態を走る。

133.交通量は非常に少ない 134.市道との交差点を通過 135.江津市桜江町大貫
 交通量の少ない2車線道路を江の川に沿って淡々と走る。石見川越駅の北西で市道との交差点を通過するが、左折して市道で対岸に渡ると駅に行く事ができる。また、島根r295はこの市道との交差点からは江の川を離れて南に延びている。これより下流の左岸は市道が通っているが、狭い区間が多く通行には難儀する道路状況である。

136.白破線とオレンジ実線が何度も入れ替わる 137.江の川対岸にはJR三江線と市道がある 138.山間部だが整備されている
 勾配もなく緩やかなカーブが主な2車線道路を快走する。小さな集落を結んでおり、集落の有無にかかわらず整備された2車線道路となっている。対岸にJR三江線が通っているが、非電化路線のためR261からは鉄道があるようには見えず、市道のガードレールが見えるのみである。

139.臼木集落 140.島根r41・r46交差点 141.島根r46交差点
 臼木集落を通過してから程なくして島根r41・r46交差点とr46バイパスとの交差点を相次いで通過する。r41・r46交差点を左折してr41の桜江大橋を渡ると旧桜江町の中心部に行く事ができる。中心部には川戸駅が置かれていた。

142.桜江トンネル 143.アップダウンしているが快走路 144.「浜田32km 江津市街12km」
 島根r46バイパスとの交差点からは直線道路を走り、左にカーブした先で桜江トンネルをくぐる。桜江トンネルの供用は2011年と比較的新しいが、川沿いの旧道は閉鎖されており車両での通行はできない。しかし、2018年3月時点ではウォッちずにおいて旧道も国道扱いされている。島根r41・r46交差点付近から西は江の川の対岸に島根r112が通っているのだが、小松集落以西は分断区間となっており道路そのものが存在していない。なお、r112は路線名を三次江津線と言い、JR三江線の起終点に一致しているが、鉄道に沿っている区間は多くない(そもそもr112は重複区間が多くルートを見つけるのですら困難である)。

145.取水口付近を通過 146.堰原トンネル 147.島根r221交差点
 中長良集落付近で水道用水の取水口を通過し、さらに北に向かって走っていると堰原トンネルをくぐり、出た所で左急カーブを曲がった後に島根r221交差点を通過する。このトンネルの旧道も閉鎖されており車両で通行できないが、ウォッちずでは国道色に塗られている。

148.島根r221交差点 149.島根r221交差点 150.工事のため仮設道路を片側交互通行
 島根r221交差点からは江の川に沿って大きく右にカーブした後に尾島橋を挟んでさらに2ヶ所のr221交差点を通過する。橋の手前が現道で黒松と案内されており、奥がバイパスで浅利と案内されている。2ヶ所のr221交差点を通過した後に家屋が途切れた場所を走っているが、走行した日は工事のため片側交互通行規制が敷かれており、仮設道路を走らなければならなかった。

151.八神集落 152.森原集落 153.「山陰道 3江津IC 5km」
 工事規制区間を過ぎると八神集落を通過し、その後も江の川沿いの集落を繋ぎながら2車線道路を快走する。対岸には分断区間から復帰した島根r112が通っている。森原集落を過ぎるとしばらく家屋が途切れた場所を走る。山陰道の江津ICまで5kmとの案内標識が立てられているが、江津ICは市の中心部の近くに位置している。

154.堤防の外を走る 155.長田集落 156.旧道との交差点
 堤防の外側を大きく右にカーブすると長田集落に差し掛かるが、これまでになく家屋の数が多く江津市の中心部に近付いてきた事がわかる。集落の北部で信号機のない交差点を通過するが、左方向に接続している道路はR261の旧道である。旧道には江津駅と案内されているが、R9の現道を経由して市役所にも行く事ができる。

157.バイパス区間は家屋が途切れる 158.R9交差点
 旧道との交差点を過ぎると緩やかな右カーブを描きながら緩やかな勾配を上る。勾配がほとんどなくなった所で左にカーブし、その先でR9江津バイパスとの交差点に突き当たる。信号機のない交差点だが、ここがR261の終点の交差点である。なお、江津バイパスが供用される前はR9現道との渡津町交差点が終点であった。