国道251号
part1

R34県庁前交差点〜R57雲仙西登山口交差点
長崎市→諫早市→雲仙市

1.R34・R57・R202・R206・R324県庁前交差点 2.片側2車線道路で市街地を北上 3.長崎r235馬町交差点
 長崎駅からは少し離れているものの、県庁の真ん前にある県庁前交差点がR251の起点である。しかしR34と重複しているため案内標識等には表記されてない。また、県庁前交差点はR34とR251だけでなくR57、R202R206R324も交差している。北にR34とR57とR251、西にR202とR206、そして東にR324となっている。約200m西にはR202とR206に加えてR499が交差している大波止交差点がある。
 県庁前交差点を出発してR34とR57に重複しながら片側2車線道路を北上する。長崎市の中心部を通り抜けている事もあって早朝であってもそれなりの交通量がある。緩やかな右カーブを曲がると長崎市役所の前を通過し、長崎電鉄の路面電車が走っている市道の上を通過する。緩やかな下り勾配の右カーブを曲がった先で長崎r235馬町交差点を通過する。

4.長崎電鉄が路面電車として並走 5.蛍茶屋電停 6.蛍茶屋交差点からは上り勾配
 馬町交差点からは長崎電鉄の路面電車を上下線で挟む形で東の方角に進む。交差点の直近の諏訪神社前電停から数えて4つ目の蛍茶屋電停が終着駅だが、その先に車両基地(車庫?)らしきものがあり、蛍茶屋交差点はS字状になっており線路を上を通る事になる。蛍茶屋交差点を過ぎると市街地を離れるため上り勾配となり沿線の建物も少なくなる。しかし、片側2車線という道路状況は続いている。

7.長崎r116日見バイパス西口交差点 8.本河内トンネル 9.本河内トンネルを出ると右側車線が減少
 勾配が緩やかになった所で長崎r116日見バイパス西口交差点を通過する。交差点の名称が示す通り、以東は日見バイパス区間となっており、r116が旧道に当たる。国道から降格しているとは言え長崎道の長崎芒塚ICに接続しているため、r116もかなりの交通量がある。日見バイパス西口交差点を通過してからは再び上り勾配となり、本河内トンネルをくぐる。トンネルを出ると右側車線が減少し、対面2車線となって新日見トンネルを通過する。

10.長崎道 11.日見バイパス東口交差点からは片側2車線 12.急勾配・急カーブ
 新日見トンネルを出た直後にカーブを描いている跨道橋と直線の跨道橋の下を通過する。前者は長崎r116の芒塚跨道橋で、後者は長崎道の日見夢大橋である。日見夢大橋の下を通過した直後の日見バイパス東口交差点でr116と交差する。
 日見バイパス東口交差点からは車線が増えて片側2車線となる。等高線に沿って下っているとヘアピンカーブに近い右カーブを曲がってから市道との大曲交差点を通過する。反対側の西向き車線は上り勾配となるが、既に片側2車線あるため登坂車線は設けられていない。

13.橘湾が視界に入る 14.長崎r34網場入口交差点 15.R34・R57・R251矢上バイパスとの切通交差点を左折
 大曲交差点以降も下り勾配が続いており、前方には橘湾とその奥の牧島が視界に入る。長崎r34網場入口交差点付近からは勾配がなくなり、平坦になった片側2車線道路を走る。長崎総合科学大学の北東で矢上バイパスとの切通交差点に至る。直進はR251と案内されているがこれはバイパスであり、現道は引き続きR34・R57に重複している。よってここは左折してR34・R57に重複している現道を佐賀・大村・諫早方面に進む。なお、R251バイパスへの直進車線が2本あるのに対して、R34とR57とR251現道への左折車線は1本しかない。

16.切通交差点からは対面2車線道路 17.道路状況の割に交通量が多い 18.R34・R57矢上交差点を右折
 切通交差点からは対面2車線道路となって家屋と商業施設が混在する間を通り抜ける。R251矢上バイパスは片側2車線なのに対して貧弱と言える道路状況だが、二桁幹線国道とあって交通量が多い。約2.0km走った所で矢上交差点を右折してR34とR57から分岐して単独区間となる。直進のR34(とR57)に諫早と案内されているが、約11.7km先にR251の終点の小船越トンネル交差点がある。一方でR251は島原半島を大きく回り込んでいるため、100km以上も長い距離を走らなければ終点に辿り着く事ができない。

19.矢上橋までは平坦 20.普賢岳の南麗を走る 21.矢上バイパス現道の東側はカーブが多い
 矢上交差点から八郎川に架かる矢上橋までは平坦だが、それ以降は上り勾配となる。普賢岳という山の南麗を走っているが、雲仙普賢岳とは別の山であるのは言うまでもない。名もなき峠を越えると下り勾配となるが、カーブの数は東側が多く急なカーブもある。

22.勾配が緩やかになると幅員が減少 23.戸石小学校前交差点を左折
 勾配が緩やかになった直後に幅員減少の標識が立っているが、センターラインがなくなる程度で乗用車であれば通行に問題ない道幅である。矢上交差点から約2.9kmで戸石小学校前交差点に至り、左折する事でバイパスと合流する。ちなみに矢上バイパスの矢上大橋はかつて有料道路であり、東詰に料金所跡が確認できる。

24.戸石小学校前交差点からは上り勾配 25.飯盛第1トンネル 26.飯盛第2トンネル
 戸石小学校前交差点からは緩やかな上りとなるが、勾配は緩やかで交通量が少ない事もあって走りやすいと言える状況である。右カーブを通過してから程なくして市境を通過して諫早市に入る。R251の終点のある諫早市だが、そこに至るまでに雲仙市や南島原市、島原市を通らなければならない。長崎r138との短い重複区間を通過し、緩やかな上り勾配の2車線道路を走っていると飯盛第1トンネルをくぐる。緩やかな勾配を下っていると右カーブの先で飯盛第2トンネルを通過する。

27.アップダウンのある2車線道路 28.長崎r41交差点を過ぎると沿線の建物は少なくなる 29.諫早市早見町
 飯盛第2トンネルからの勾配を下っていると旧飯盛町の中心部を通り抜ける。その東端で長崎r41交差点を通過するが、中心部を通り過ぎたせいもあって沿線の建物は少なくなる。緩やかなアップダウンとカーブを繰り返す2車線道路を淡々と東進する。

30.諫早市有喜町 31.写真では見にくいが右側は海 32.交通量が少なく流れが良い
 信号機が少なくアップダウンを繰り返す2車線道路を淡々と走る。長い下り勾配の後に長崎r55交差点を通過し、何回かアップダウンを繰り返すと右側に海が見える場所を走る。標高は70m程あるため海に近いとは言え波飛沫が掛かるような場所ではない。

33.雲仙市に入る 34.有明フェリーの多比良港まで23分
 旧森山町域を走っていると市境を通過して雲仙市に入る。雲仙市に入るとアップダウンは落ち着き、視界が開けた平地を走る。周辺は畑が広がっているが、旧愛野町の特産品がじゃがいもなので、おそらくじゃがいも畑なのだろう。

35.雲仙グリーンロードとの交差点 36.R57・長崎r58愛野展望台前交差点を右折
 じゃがいも畑の中を走っていると広域農道の雲仙グリーンロードとの交差点を通過し、そのすぐ先でR57・長崎r58愛野展望台前交差点に至る。案内標識にはT字路になっているが、直進する方向にr58が接続しているため十字形状の交差点である。左折のR57に諫早と案内されているが、僅か3.3km程北に進んだ所にR57とR251との愛野交差点がある。R251をトレースするとこの僅か数分で行ける距離を大きく回り込む事になる。なお、雲仙グリーンロードは島原半島の北から東にかけての内陸部を走っており、島原市内でR251のバイパスに繋がっている。

37.西向き車線に400m程の登坂車線あり 38.R57・R251串刺しおにぎり 39.長崎r210参道口交差点
 愛野展望台前交差点の直後の右側(海寄り)にドライブインのような駐車場と飲食店があるが、それが愛野展望台である。標高は100m弱と決して高くないが、遮るものがなく橘湾から天草灘、天草諸島を一望できる。
 展望台を過ぎると緩やかな下りとなる。勾配はさほど急ではないが反対側の西向き車線には約400mの登坂車線が設置されている。登坂車線がなくなってからも下り勾配が続き、平坦になった所で集落に入り長崎r201交差点を通過する。

40.千々石川沿いを走る 41. 42.旧千々石町と旧小浜町との境はカーブが多い
 旧千々石町の中心部を通り抜けると沿線の家屋は少なくなる。猿葉山の東から南にかけて回り込むようなルートを取り、富津集落の東側を通り過ぎると海岸の近くを走る。愛野展望台付近と同様に海との距離は近いが標高は100m強あり、旧千々石町と旧小浜町との境に当たるせいもあって勾配こそ緩やかだが急カーブが多い。

43.徐行しなければならない道路状況でもない 44.雲仙市小浜町北野 45.旧道(?)との交差点を道なりに右へ進む
 急カーブ区間を通り抜けて勾配を下って標高を下げると集落に差し掛かり、海沿いを走ってきた長崎r201との富津入口交差点を通過する。その後、旧道と思われる道路との交差点を道なりに右へカーブした後は海岸線に沿って走る。

46.橘湾の傍を走る 47.旧小浜町の中心部を走行 48.R57雲仙西登山口交差点
 海岸線に沿って走っていると旧小浜町の中心部に入るため沿線の建物が増える。小浜温泉の温泉街でもあるため、ホテルや旅館等の中高層の建物が多く建っている。温泉街の中ほどに位置する雲仙西登山口交差点を直進して通過するとR57から分岐した単独区間になる。R57は雲仙岳の近くを通って島原半島を横断し、半島の東側でも交差及び重複する事になる。

国道251号 part2