国道239号
part5

R238交差点〜R242交差点
興部町→紋別市→湧別町

210.「網走133km 湧別59km 紋別24km」 211.興部跨線橋 212.北海道興部高校と興部中学校の間を走る
 R238交差点を右折すると網走まで133kmという案内標識が確認できる。R239の起点は網走市の市街地より手前にあるが、それでも130km以上は他の上位国道との重複区間を走らなければ国道トレースを完遂できない。R238交差点からの緩やかな勾配を上ると興部跨線橋を通過する。その下にあったJR名寄本線と国鉄興浜南線はどちらも廃線となっている。左にカーブしながら緩やかな勾配を下っていると北海道興部高校と興部中学校の間を通る。

213.藻興部橋 214.北海道r334交差点 215.豊野駅跡付近には防雪柵あり
 興部町の中心部を離れると沿線の建物はほとんどなくなる。海沿いと言える状態ではあるが、海岸との距離は500m以上離れており標高も低いため海は見えない。藻興部橋を渡って少し走ると北海道r334交差点を通過する。藻興部川の下流側にはJR名寄本線の藻興部川橋梁が残っている。

216.ほぼ平坦な直線道路を快走 217.旧道と思われる町道との交差点を通過 218.北海道r492交差点
 緩やかにアップダウンしている2車線道路を走っていると旧道と思われる町道が交差している右カーブを曲がる。緩やかな勾配を下った先で北海道r492交差点を通過する。このr492は停車場線であり、JR名寄本線の沙留駅と国道とを繋いでいた。また、名寄本線の線路がr492交差点の西で国道を横切っていた。

219.「網走123km 湧別49km 紋別13km」 220.沙留橋以降はオホーツク海が見える 221.富丘駐車場
 北海道r492交差点を過ぎてすぐに沙留橋を渡り、以降は海岸線に近い場所を走っているためオホーツク海がよく見えるようになる。海岸線沿いを走っていると富丘駐車場を通過する。とるぱに指定されているが物産店どころかトイレも設置されていないただの駐車スペースである。

222.湖畔橋 223.紋別市に入る 224.閉鎖用ゲートを通過
 思沙留川(オムシャリ沼)に架かる湖畔橋を渡るが、上流側にはJR名寄本線の湖畔橋梁が残っている。湖畔橋から少し走ると市町境を越えて紋別市に入る。紋別市に入ってからも海岸線沿いの2車線道路が続いており、内陸側に名寄本線跡が並走している。オムサロ原生花園の手前で閉鎖用ゲートを通過するが、その前後で緩やかなカーブを描いて海から離れる。

225.オムサロ原生花園の横を通過 226.渚滑橋 227.R238・R273渚滑町5交差点を左折
 オムサロ原生花園の横を通り過ぎて渚滑橋を渡る。橋を渡り終えると左にカーブしてR238・R273・北海道r305渚滑町5交差点に至る。R239は案内標識に表記されていないが、R238との重複区間が続いており左折して網走・湧別方面に進む。

228.渚滑町5交差点からも快走路 229.新渚滑橋 230.紋別市渚滑町
 渚滑町5交差点から少し走ると大きく右にカーブして渚滑こ道橋と新渚滑橋を連続して通過する。渚滑こ道橋は紋別自動車学校の出入口に当たる道路を跨いでおり、新渚滑橋は渚滑古川と北海道r305、さらにはJR名寄本線跡の上を通っている。新渚滑橋からは緩やかな上り勾配となり、沿線には商業施設も存在している。

231.左折の市道へ進むと市街地に行ける 232.三線橋の下を通る 233.市営大山スキー場の前を通過
 緩やかな勾配を下っていると紋別市の市街地に向かう市道との交差点を通過する。その後は再び上り勾配となり、市道の三線橋の下を通り、程なくして紋別市営の大山スキー場の前を通過する。スキー場の反対側には公衆トイレのある駐車帯が設置されている。

234.バイパス化されており走りやすい 235.北海道r713交差点 236.アップダウンはあるが走りやすい
 紋別市の中心部の南西の住宅地を走っていると左カーブを曲がって進行方角を南から東に転ずる。北海道r713交差点を通過すると下り勾配となり、その後はアップダウンしている2車線道路を走る。

237.北海道r304交差点 238.北海道r305交差点 239.藻別橋
 緩やかな右カーブを曲がって北海道r304交差点と北海道r305交差点を相次いで通過する。かつてはJR名寄本線がr305交差点付近で交差していたが、その痕跡を探すのは難しい。
 r305交差点を過ぎると中央分離帯が現れて片側1車線道路になる。藻別橋を渡るが、橋そのものも上下線で別々になっている。北海道r873交差点を通過すると通常の2車線道路に戻る。なお、r873は約70m先でr305との交差点があるためか、案内標識のヘキサはr305となっている。

240.左側はオホーツク流氷公園 241.北海道r1151交差点 242.紋別市小向
 対面2車線道路になってからはオホーツク流氷公園の前を通過する。道路沿いに3km近くに渡る広大な敷地の公園であり、その南端付近に北海道r1151交差点がある。r1151は新紋別空港線という路線名で、その全長は50m程度と非常に短い。なお、路線名に“新”と付いている事からも分かるが、現在の紋別空港は1999年にそれまでの空港に替わって開港している。旧空港はコムケ湖の東にあり、R239(実質R238)と空港とは北海道r554が結んでいた(新空港開港後の2001年に道道の指定を外されている)。

243.北海道r873交差点 244.小向集落 245.アップダウンのある快走路
 北海道r1151交差点からは海岸線から離れるが、元々海が見える状態ではなかったため景色の変化は少ない。北海道r873交差点を通過して直線道路を走る。アップダウンとカーブを繰り返しながらコムケ湖の南を走り抜ける。紋別市の中心部付近では交通量が増えたもののこの辺りまで来るとだいぶ少なくなっている。

246.中央分離帯が現れる 247.湧別町に入る 248.湧別町信部内
 旧紋別空港の真南で高速道路の暫定2車線区間に設置されているようなワイヤー型の中央分離帯が現れる。その後普通の中央分離帯となった後に上下線が別々になっている信部内橋を渡って湧別町に入る。紋別市と湧別町の境は未確定のため、とりあえずシブノツナイ川を境として標識を立てているといったところだろう。なお、欄干には転落防止用にしては高く目の粗い支柱とワイヤーが欄干に取り付けられている。これはシマフクロウが橋上を飛んで車両に衝突しないようにする目的で設置されている。その後、緩やかな左カーブを曲がるとJR名寄線跡からは離れる。

249.「網走86km 常呂55km 湧別12km」 250.川西橋 251.湧別大橋
 ごく緩やかなアップダウンのある直線的な2車線道路を走っていると川西橋を渡る。橋は“かわにし”と読むがその下を流れている川は“せんさい”川である。緩やかな勾配を上りながら緩やかな左カーブを曲がると湧別大橋で湧別川を渡る。

252.やや急なS字カーブあり 253.北海道r204交差点を右折
 湧別大橋を渡り終えると右にカーブしながら勾配を下り、平坦になってから左カーブを曲がる。北海道r204交差点は右折して網走・遠軽方面に進む。直進の町道にサロマ湖が案内されているが、左折してr204を約1.1km先の交差点を右折して北海道r656を走るというルートもある。三里浜に行くにはどちらにせよr656を走る事になる。

254.地図におおよその位置を示したものが立っている 255.案内標識もイラスト入り 256.R238・R242・北海道r712交差点を左折
 北海道r204交差点からも平坦な2車線道路が続いている。沿線には家屋が断続的に建っているが、車線幅が広くて走りやすい道路状況である。湧別町の中心部の手前でR238・R242・北海道r712交差点を左折して網走・常呂方面に進む。R238との重複区間は継続しており、さらにR242も重複するようになる。R242もこの交差点から終点まではR238とR239に重複しており、ここが実質的な終点と言える。

国道239号 part6