国道232号
part3

R239交差点〜R231元川町1交差点
苫前町→小平町→留萌市

128.「留萌41km 小平29km」 129.苫前グリーンヒルウインドパークの風車群が見える 130.苫前グリーンヒルウインドパークの傍を通る
 R239交差点からはR239が重複しているが、おにぎりや案内標識などに現れていないため重複区間である事は認識し難い。前方に多くの風車を望みながら2車線道路を走っていると緩やかなS字状のカーブを通過する。海岸に接近してからは海のすぐ傍を走る。内陸側は高台となっておりそこに苫前グリーンヒルウインドパーウの風車が建てられている。

131.海岸線沿いを快走 132.力昼白炎駐車帯 133.北海道r1062交差点
 グリーンヒルウインドパークの南端付近で力昼白炎駐車帯を通過する。その近くには反対側車線の駐車帯も設置されている。高台と海に挟まれた間を走っていると北海道r1062交差点を通過する。一時的に内陸を通っていた国鉄羽幌線はr1062を東に600m程入った所で交差していた。

134.力昼漁港付近を走る 135.海岸線沿いを快走 136.小平町に入る
 北海道r1062交差点を通り過ぎてすぐに力昼漁港の近くを通過し、海岸線沿いの小さな集落を繋ぎながら2車線道路を南下する。国鉄羽幌線跡が接近してきた所でサカエノ沢川に架かる境橋を渡って小平町に入る。上流側に羽幌線の橋梁があったが、現在は橋台が確認できるのみである。

137.「留萌32km 小平市街21km」 138.波飛沫がかかりそうな場所もある 139.防風柵(?)が設置されている家屋もある
 沿線には家屋が点在しており、内陸側は斜面であり国道に沿った細長い集落という感じである。海が近いうえに遮るものがないため強い風が吹くと路面にまで波飛沫がかかりそうな場所もある。強風対策として防風柵を設置している家屋も見られる。

140.小平町字鬼鹿元浜 141.北海道r643・r707港町二区・港町三区交差点 142.港橋
 鬼鹿牧場の出入口を過ぎると旧鬼鹿村の中心部に差し掛かるため周辺の家屋が増える。おにしかツインビーチの前を通り過ぎて北海道r853港町三区交差点を通過する。そのすぐ先で北海道r643・r707港町二区・港町三区交差点を通過する。r643は鬼鹿停車場線という路線名だが、鬼鹿駅は既に廃止されている。温寧川に架かる港橋を渡った先で鬼鹿駅跡の真西を通過するが、そこの町道との交差点を左折しても駅跡に行く事ができる。

143.小平町字鬼鹿広富 144.道の駅「おびら鰊番屋」 145.右前方に見える陸地は増毛町
 旧鬼鹿村の中心部を通り過ぎて少し走ると道の駅「おびら鰊番屋」を通過する。駐車スペースのみの駐車帯はいくつか設置されているが、公衆トイレは少ないので貴重な休憩場所である。道の駅からも日本海に沿った2車線道路が続いている。海の向こう側に陸地が見えるが、これは雄冬岬の一部(増毛町)と思われる。

146.蛇の目橋 147.「留萌22km 小平市街11km」 148.ガードレール等が設置されていない区間がある
 多くの小さな川を渡りながら平坦な2車線道路を淡々と走る。日本海側のメインルートとは言え交通量は少ない。日本海オロロンラインと呼ばれる好景観道路のため、休日、特に夏季には交通量が増える傾向にあると思われる。

149.ブレードのない風力発電用の風車がある 150.北海道r958交差点 151.道路通行規制区間に入る
 左側の高台に風力発電用の風車が建っているのが確認できるが、落雷でブレードの一部が破損したため休止期間を経て廃止となっているようである。そのため4基ともブレードが取り外されていた。
 狭い平地を走っているが、勾配もカーブもほとんどないため走りやすい道路状況と言える。北海道r958交差点を通過するが、並走していた国鉄羽幌線跡はその手前から東に逸れて内陸に向かっている。r958交差点を過ぎてすぐに閉鎖用ゲートが設置されており、道路通行規制区間の起点を通過する。対象区間の距離は4.9kmである。

152.駐車帯内は一方通行 153.規制区間内も快走路 154.法面で工事が行われていた
 通行規制区間に入ってすぐに内陸側に駐車帯が設置されているが、細長い敷地は一方通行で真ん中に出口がある。駐車帯を過ぎてからも走りやすい2車線道路が続いているが、海が近いため荒天時には越波する事が考えられ、それが通行止の原因にもなると思われる。

155.小平トンネル 156.道路通行規制区間が終わる 157.北海道r126交差点
 左にカーブして海岸線から離れて緩やかな勾配を上っていると小平トンネルをくぐる。トンネルを出てすぐに閉鎖用ゲートを通過し、下り勾配が終わると北海道r126交差点を通過する。r126は小平幌加内線という路線名だが、町境の前後に分断区間があるため通り抜ける事はできない。

158.北海道r550小平中央町交差点 159.北海道r550小平本町交差点 160.ゆずりレーン
 北海道r126交差点のすぐ先で高砂橋を渡って小平町の市街地に入る。市街地内は車線幅の広い2車線道路であり走りにくさは感じない。北海道r550との小平中央町交差点と小平本町交差点を相次いで通過するが、r550は幌糠小平停車場線という路線名であり小平中央町交差点の西に小平駅跡がある。市街地を過ぎるとゆずりレーン区間となるが、反対側車線にも同様にゆずりレーンが設置されておりその間に中央分離帯がある。

161.小平町字臼谷 162.留萌市に入る 163.沿線の家屋が途切れる場所はほとんどない
 対面2車線道路に戻ると臼谷集落に差し掛かり集落を通り抜けた直後に市町境を通過して留萌市に入る。留萌市に入ると集落が途切れるが、少し走ると三泊町集落に入る。その後は国道に沿った細長い集落を通っており家屋が途切れる事なく続く。

164.前方の鉄塔はHBCラジオの送信所 165.北海道r1048春日町2・塩見町交差点 166.留萌市街地の北の高台を走る
 留萌港の東を走っていると留萌川の河口付近で左にカーブして川沿いとなり、北海道r1048春日町2・塩見町交差点を通過する。かつては交差点の少し南に国鉄羽幌線が横切っていた。留萌川の向こう側に留萌市の市街地が見える。

167.R231バイパス・R239交差点 168.「留萌大和田ICまで7km 深川西ICまで通行無料」 169.R239のおにぎりは設置されていない
 留萌川右岸の高台を走っているとR231バイパス・R239交差点を通過する。R231バイパスに浜益・増毛が案内されているが、JR留萌本線の踏切跡の前後が国道に指定されていない。留萌駅以西は廃線となったため踏切も撤去されて拡幅された後に国道に指定されるのだろうか。バイパスとの交差点からも2車線道路が続いている。深川留萌道の留萌大和田ICまでの距離と無料である事を示した標識が設置されているが、留萌大和田IC〜留萌ICが2020年3月28日に供用予定である。

170.留萌ICの供用に関連して改良工事中 171.留萌IC接続予定地点は右直角カーブ
 2車線道路を走っていると舗装が新しくなりつい最近工事された区間を走る。これは前述の深川留萌道の留萌ICの供用に関連して行われている工事であり、インターチェンジが接続する地点で右の直角カーブを曲がる。留萌ICが供用されるとT字路となり、直進がインターチェンジで右折がR232(R239重複)になる事が案内標識に隠された部分で分かる。

172.東雲跨線橋 173.栄萌橋 174.R231・R233・R239・R451元川町1・元川町2交差点
 直角カーブを曲がってすぐに東雲跨線橋でJR留萌本線の上を通過して緩やかな勾配を下る。留萌川に架かる栄萌橋は平坦だが、渡り終えると下り勾配となる。勾配を下り切った所でR231R233・R239・R451元川町1・元川町2交差点に突き当たる。この交差点がR232の終点である。交差点の西にはR231、東にR233が接続しており、連番の3国道の起終点という珍しい交差点である。R231にR451が重複しており、R232に重複しているR239を加えると合計5本もの国道が交差している。