国道227号
part1

R5万代こ線橋交差点〜中山トンネル
函館市→北斗市

1.R5・R228・R280・北海道r571万代こ線橋交差点 2.万代こ線橋 3.「松前91km 江差70km」
 JR函館本線の函館駅と五稜郭前駅の間にあるR5・R228R280・北海道r571万代こ線橋交差点がR227の起点である。案内標識に表記されていないR228とR280はR227に重複している。ちなみに約1.9km南にR5・R278・R279R338の函館駅前交差点がある。
 万代こ線橋交差点からR227を走り始めるとすぐに上り勾配となり右にカーブして函館本線の線路の上を越える。これが交差点の名称の由来となった万代こ線橋である。跨線橋の勾配を下った後は中央分離帯のない4車線道路を走る。函館〜札幌ルートを担うのはR5だが、R227の一部もR5とは異なるルートでの幹線道路となっているため交通量が多い。

4.北海道r633交差点 5.有川跨線橋 6.津軽海峡フェリーのターミナルへは左折する
 4車線道路を走っていると北海道r633交差点を通過する。r633は函館港線といってその延長は100m強である。反対側の五稜郭公園方面にはヘキサが消された跡が見えるが、北海道r347かもしれない。現在のr347は約200m北の交差点から東に向かっている(ただし、その後r633交差点から東に延びている市道と交差している)。
 r347交差点を過ぎてすぐに有川跨線橋を通過するが、その下にあるのはJR函館本線から分岐した有川桟橋引込線である。有川跨線橋から平面道路に戻って少し走ると津軽海峡フェリーの函館港ターミナルの出入口に当たる交差点を通過する。函館駅前交差点で交差しているR279とR338の海上区間を担っている函館港〜大間港航路が設定されている。

7.北斗市に入る 8.北海道r1067交差点 9.R228・R280七重浜7交差点を右折
 常盤川に架かる常盤橋を渡ると北斗市に入る。JR江差線から転換された道南いさりび鉄道の七重浜駅を結ぶ北海道r1067交差点との交差点を通過し、そのすぐ先でR228・R280七重浜7交差点を右折する。ここでR228とR280が松前方面に分岐するため、以降は完全な単独区間となる。なお、この交差点を海側に延びる道路からもフェリーターミナルに行く事ができる。

10.七重浜こ線橋 11.北海道r100交差点を左折 12.片側2車線道路を走る
 七重浜7交差点を右折してすぐに七重浜こ線橋で道南いさりび鉄道を越える。平面の道路に戻った所で北海道r100交差点を左折して札幌・江差方面に進む。r100交差点からは片側2車線道路となる。前述の通り、函館〜札幌を結ぶルートに当たるため交通量は多い。

13.R228/E59函館江差道との北斗追分IC 14.片側2車線の直線道路 15.北海道新幹線
 平坦で直線的な片側2車線道路を走っていると函館江差道との北斗追分ICを通過する。函館江差道はR228のバイパスであると同時に高速道路のナンバリングではE59の番号が与えられている。北斗追分ICを過ぎてからも平坦な直線道路が続いており、交通量は多いものの流れは良好である。大野平野広域農道と野交差点を通り過ぎた直後に北海道新幹線の高架をくぐる。

16.中央分離帯におにぎりが設置されている 17.市道(旧道?)との交差点を通過 18.樹木のため沿線の風景は見えない
 北海道新幹線をくぐってからも北西の方角に向かって片側2車線道路を走る。旧大野町の中心部の手前で市道との交差点を通過して右カーブを曲がり、その後に緩やかな左カーブを曲がる。

19.北海道r969交差点 20.北海道r676本郷交差点 21.北海道r96・r262交差点を左折
 北海道r969交差点と北海道r676本郷交差点を相次いで通過するが、どちらの交差点を左折しても旧大野町の中心部に行く事ができる。北海道r100交差点から約10.0km走ると北海道r96・r262交差点となり、左折して江差・厚沢部方面に進む。直進のr96が札幌市方面となっているせいもあって、ここで交通量が減少する。右折のr262は停車場線でありその先に北海道新幹線の新函館北斗駅がある。新函館北斗駅が開業したのは2016年と比較的最近だが、路線番号が小さいのは以前は渡島大野駅があり、それと国道を繋ぐ停車場線として認定されていたためである。

22.北海道r96・r262交差点からも片側2車線道路 23.北海道r96交差点で左側車線が左折車線になる 24.「江差54km 厚沢部41km」
 左折車線は1本だけだったが、左折後も片側2車線道路が続いている。しかし、約300m先の北海道r96交差点で左側車線が左折専用車線になってしまう。そして以降は対面2車線道路となる。

25.緩やかな上り勾配 26.市道の大野大橋の下を通る 27.谷筋だが雰囲気は明るい
 対面2車線道路になって少し走ると沿線の家屋が途切れて谷筋区間に入る。これまでの平坦な状態から上りとなるが、その勾配は緩やかである。市道の大野大橋の下をくぐった後は沿線に砕石場(?)がいくつか見られる。家屋も存在しているが、国道から見えないものが多い。

28.乗用車数台程度の狭い簡易パーキング 29.おにぎりは色褪せたものが多い 30.きじひき高原へは右折
 北海道電力の大野発電所の隣には北海道新幹線の延伸区間用の斜坑トンネルの工事が行われている。トンネルの本体はR227の下を通る計画であり、道路沿いにセンサー(振動検知用?)がいくつか設置されていた。きじひき高原に至る市道(農道?)との交差点を通過して以降も上り勾配の2車線道路が続いている。

31.緩やかながら長い上り勾配が続く 32.簡易パーキング付近はタイヤ痕が目立つ 33.中央分離帯が現れる
 きじひき高原への道路との交差点からは道路から少し入った所に北海道新幹線のトンネル工事の現場らしきものが見られる。国道のすぐ傍にありながら目立ちにくい黒滝の前を通り過ぎた後に上下線で少し位置がずれている簡易パーキングを通過する。江差方向のパーキングを通過した直後に中央分離帯が現れる。

34.「中山峠1合目」 35.分離帯区間に登坂車線あり 36.下二股橋
 片側1車線道路を大きく左にカーブするが、中山峠の1合目であるという表示が立てられている。そのカーブが終わると登坂車線が現れる。下二股橋は上下線で別の橋であり、江差方面は登坂車線が設置されている。

37.舗装状況があまり良くない区間もある 38.追越し禁止区間もある 39.天狗橋
 中央分離帯が途切れた後に登坂車線が終わるが、以降も上り勾配は続いている。大野川の左岸を通っているが、川が見える場所はほとんどないため川沿いを走っているという印象は薄い。追越し禁止区間になって左カーブを曲がってから右にカーブしている天狗橋を渡る。

40.下天狗橋 41.中天狗橋 42.上天狗橋
 天狗橋を渡ってから下天狗橋、中天狗橋、上天狗橋を次々に渡る。天狗にこだわりを見せているため天狗に関連した逸話があるのかと思ったが、おそらくすぐ近くの天狗岳因んで付けられたのだろう。大元の天狗岳の名称の由来は不明である。

43.「中山峠 7合目」 44.函館方面の車線のパーキングに新幹線の工事現場の入口が接続 45.「中山峠 8合目」
 引き続き大野川の左岸を上り続けていると7合目を通過する。その先に狭い簡易パーキングが両方向の車線に設置されているが、函館方面の車線のものは北海道新幹線の工事現場の出入口が接続しており、閉鎖こそされていないが利用しづらい雰囲気であった。

46.中央分離帯区間 47.中山トンネル
 追越し禁止区間を走っていると再び中央分離帯が現れる。緩やかなカーブを数回通過した後に中山トンネルに入る。北斗市と厚沢部町の境であると同時に渡島総合振興局と檜山振興局の境でもある。なお、以前は支庁という名称だったが、現在は(総合)振興局に改められたようである。

国道227号 part2