国道204号
part4

佐賀r217古保志気交差点〜R202瀬田原交差点
唐津市→玄海町→唐津市

129.2車線快走路を走る 130.非常に短い1.8車線幅区間 131.玄海町に入る
 佐賀r217・r218古保志気交差点の直後は勾配を上り、その後は下ったり上ったりしながらカーブの緩やかな2車線道路を走る。座川の左岸にはセンターラインがなくなって1.8車線幅と少し狭くなってしまうが、その距離は200mにも満たない。センターラインが復活して2車線になり、左にカーブしながら座川橋を渡ると市町境を通過して玄海町に入る。この玄海町は西は海に面しており他の三方は唐津市に囲まれている。

132.牟形トンネル 133.玄海町牟形 134.玄海町内もアップダウンが多い
 玄海町に入ると上り勾配となり右にカーブした先で牟形トンネルをくぐって下りに転ずる。緩やかな勾配を下りながら数軒の家屋の前を通り過ぎると左手に海が見えるようになる。海面との高低差もほとんどなく強風時には波飛沫がかかりそうな場所だが、程なくして海岸から離れて内陸に入る。佐賀r292金の手交差点の直後に仮屋橋を渡り、しばらく海沿いを走った後に内陸に入りアップダウンを繰り返しながら2車線道路を北上する。なお、金の手交差点を右折して少し走ると玄海町の役場、さらに東進すると唐津市中心部の北に行く事ができる。

135.石田橋 136.浜野浦棚田第2駐車場 137.佐賀r254今村交差点
 仮屋集落の中心部を迂回するようなルートで石田橋を大きく左にカーブしながら通過する。しばらく上り勾配が続いて標高が50mを超えた辺りで勾配が緩やかになる。浜野浦集落には浜野浦棚田第2駐車場を通過する。とるぱに指定されている駐車場だが、撮影用(?)の展望台は駐車場から少し離れた場所にある。展望台には幸せの鐘というものがあり恋人の聖地に指定されている模様。
 浜野浦棚田駐車場から上り基調の2車線道路を走っていると佐賀r254今村交差点を通過する。この交差点を右折して東進しても唐津市中心部の北に行く事ができ、R204には鎮西と呼子しか案内されていない。

138.玄海町今村 139.町道との交差点を右折
 カーブが多くアップダウンを繰り返す2車線道路を走っていると町道との交差点を右折しなければならない。直進すれば100m程で玄海原子力発電所の門があるので町道ではなく私道かもしれない。信号機のない交差点だが原子力発電所の出入口に当たるため通勤時間帯は交通量が多い可能性がある。筆者が通過したのは通勤が一段落したと思われる時間であったのでスムースに右折する事ができた。

140.「世代エネルギーパークあすぴあ」の前を通過 141.唐津市に入る 142.2車線快走路が続く
 玄海原発前の交差点の直後に学習施設である「世代エネルギーパークあすぴあ」の前を通過し、緩やかな勾配を下った後に外津橋を渡って再び唐津市に入る。外津橋は外津浦に架かっている橋だがかなり高い位置にあるため強風と横風に注意する旨を警告する看板が立てられている。外津橋を渡り終えてからはこれまでと同じようにアップダウンとカーブを繰り返す2車線道路を走る。玄海町と唐津市街地を結ぶルートとは言え最短のルートではないせいか交通量は少ない。

143.R204現道(佐賀r301)風呂尾呂交差点 144.城山トンネル 145.佐賀r23名護屋城跡交差点
 右カーブの途中で佐賀r301風呂尾呂交差点を通過する。左折の波戸岬方面がr301とされているが、ウォッちずではまだ国道色に塗られている。今回は直進してバイパスを走っており、名護屋城跡の南で城山トンネルをくぐる。トンネルを出た直後に大手門交差点があるが、これは名護屋城跡や名護屋城博物館の出入口である。大手門交差点から勾配を少し下った所で佐賀r23名護屋城跡交差点を通過する。ちなみに名護屋城は16世紀末の文禄・慶長の役(朝鮮出兵)の際に築城(大幅改築)された城で、周辺には広範囲にわたって陣地跡が残っているようである。朝鮮半島に関連のある史跡だからなのか、案内標識にはハングルが併記されている。

146.道の駅「桃山天下市」 147.名護屋大橋 148.ひばりヶ丘交差点からは下り勾配
 名護屋城跡交差点の南東には道の駅「桃山天下市」が隣接しており、道の駅を過ぎると緩やかな勾配を下る。緩やかなS字カーブを曲がりながら緩やかな勾配を上ると名護屋大橋を渡るが、外津橋と同様に名護屋浦の海面から見てかなり高い位置を走っている。名護屋大橋を渡り終えると勾配を上り、ひばりヶ丘交差点を過ぎると勾配を下る。左カーブを曲がってからも下り続けていると家屋が見えてくる。

149.市道との交差点を右へ進む 150.呼子郵便峡前を通過 151.佐賀r47高尾橋交差点を左折
 勾配を下り切った所で市道との交差点を通過するが、右ヘアピンカーブに市道が接続している形状であり、右にカーブして一旦停止した後に右折する感じで進まなければならない。R204を玄海町から来た場合と市道から交差点に入る場合は一旦停止しなければならないが、R204唐津市街方面からはどちらに進む場合も一旦停止の必要はない。なお、この交差点には案内標識が設置されていない。
 市道との交差点からは平坦な2車線道路を走る。江頭川の左岸を走っていると佐賀r47高尾橋交差点に至り、左折して呼子港方面に進む。r47に唐津と案内されている事からも想像できるが、海沿いを走るよりもr47等の県道を走る方が短い距離で済む。

152.家屋密集地帯を通る 153.呼子港を過ぎると上り勾配 154.R382持山交差点
 高尾橋交差点からは江頭川の右岸を走る。川の河口近くに見返り橋が架けられておりこの橋を通る事で高尾橋交差点を通らずに300m程とは言えショートカットできる。その見返り橋の東詰から緩やかな右カーブを曲がり、呼子港の南を通過する。港を通り過ぎると上り勾配となり、沿線の家屋が途切れると急カーブが連続するようになる。
 右カーブの先でR382持山交差点を通過する。R382の行き先は呼子港となっているが、国道そのものは海上区間を経て壱岐島と対馬まで伸びている。ただし、呼子港からは近隣の離島を結ぶ航路のみで壱岐島を結ぶ航路は設定されていない。そのため壱岐島へは唐津東港か博多港を利用しなければならない。なお、R382の終点はR204の起点と同じ瀬田原交差点で、持山交差点から全てR204に重複している。

155.再び旧鎮西町に入る 156.唐津市横尾 157.海岸線沿いを走る
 持山交差点からすぐに再び旧鎮西町域に入るが、道路状況はこれまでと同様にアップダウンとカーブを繰り返す2車線道路が続く。天然記念物に指定されている七つ釜という海食洞に至る市道との交差点を過ぎてからいくつかの急カーブを通過すると左手に海が見えてくる。しばらく海沿いを走るが、標高は30〜40m程度と海面との高低差がある。

158.ごくわずかに残る1.8車線幅区間 159.湊浜漁港付近を通過 160.法面崩落のため片側交互通行規制中
 海岸線沿い区間の中にほんの僅かながらセンターラインがなくなる箇所があるが、特に急カーブで見通しが悪い訳でもないので乗用車であれば難なく通過する事ができる。湊浜漁港を通り過ぎてすぐに法面崩落に起因する片側交互通行規制が敷かれていた。雑草の生え加減からしてそれなりの年月が経過しているように見える。

161.唐津市相賀 162.海のすぐ傍を走る 163.幸多里浜海水浴場付近を通過
 崩落個所を過ぎると平坦な2車線道路が続いている。交通量は少なく見通しが良いので非常に走りやすい。相賀集落を通り過ぎると海岸線沿いを走るが、標高は低く海面との高低差はほとんどない。一部は防波堤ではなくガードロープだけなので強風時は波飛沫が国道上に飛んでくるかもしれない。幸多里浜海水浴場付近からは海から離れて内陸に入る。

164.唐津市唐房は1.8車線狭路 165.家屋が密集しており狭苦しい 166.右の高台には佐賀r23
 内陸に入ってからもしばらくは2車線道路が続いているが、浦集落からはセンターラインがなくなり1.8車線と少々狭くなってしまう。さらに沿線には家屋が密集しており余計に狭く感じられる。その割に交通量が多いので厄介な区間と言える。狭路を走っていると右側の少し高い位置にガードレールが見えてくるが、これは佐賀r23である。

167.急に道路状況が良くなる 168.佐賀r23唐房入口交差点は右折の直後を左折
 センターラインが現れて2車線道路になった所で佐賀r23がR204と同じ高さになる。同時に唐房入口交差点でr23と交差するが、R204は右前方の道路に進まなければならない。案内標識にあるように右折した直後を左折する感じである。奇妙なルートに思えるが、元々は唐津市街方面のr23が国道であり、福岡・佐賀方面のバイパスが開通したためにこのようなルートになったものと思われる。

169.佐賀r265佐志交差点 170.片側2車線に見えるが実は対面2車線 171.片側1車線
 唐房入口交差点からは片側1車線道路になる。反対車線との間には中央分離帯のようなスペースがあるが、雑草でよく見えないが凸形状ではなく車線を区切るというより拡幅用地と言った方が正確なのだろう。佐賀r265佐志交差点を過ぎて少し先まで片側1車線状態だが、その先の市道との交差点以南は対面2車線道路になる。北向き車線の向こう側には中央分離帯と道路用地があり、計画としては片側2車線である事を窺わせる。上新田橋は2車線分しか架けられていないが、さらに2車線分の橋台だけは既に建設済みである。さらに進むと再び片側1車線道路になり、衣干山の西から南にかけてを走る。

172.片側2車線になる 173.佐賀r23・r33長松大橋交差点 174.佐賀r320長松大橋東交差点
 正面の高台に唐津南高校が見えてきた所で車線が増えて片側2車線道路になる。緩やかな勾配を下りながら左カーブを曲がった先で佐賀r23・r33長松大橋交差点、次いで佐賀r320長松大橋東交差点を通過する。右折してr33に進めば約6km先でR204との交差点に至る。

175.交通量は非常に多い 176.R202・R203・R382瀬田原交差点
 交通量の多い片側2車線道路を走っているとJR筑肥線の和多田駅の南で勾配を下りながら右カーブを通過する。その後はごく緩やかな下り勾配を走っているとR202R203・R382瀬田原交差点に至る。案内標識にはR202とR204しか表記されてないが、R202の両方面にR203が、R204にR382が重複している。