国道204号
part2

R383平戸大橋入口交差点〜R204BP川西交差点
平戸市→松浦市→
→伊万里市

41.平戸大橋入口交差点からは下り勾配 42.長崎r230田平港入口交差点 43.松浦鉄道と並走
 平戸大橋入口交差点からはR383が重複しているが、終点まで全てR204と重複しているせいもあって案内標識の記載やおにぎりといったものは存在しない。平戸大橋入口交差点から右にカーブして勾配を下り田平港の南から西にかけて通り抜ける。長崎r230田平港入口交差点を過ぎると上り勾配となるが、勾配はさほど急ではない。平戸市役所田平支所付近からは松浦鉄道西九州線に沿うようにして東の方角に進む。

44.松浦鉄道は単線・非電化 45.中田平駅前を通過 46.平戸市田平町小崎免
 緩やかなカーブとアップダウンを繰り返しながら松浦鉄道に沿った2車線道路を走る。平戸市と松浦市という都市間を結んでいる区間だが、交通量は少なくハイペースで流れている。中田平駅や東田平駅のすぐ近くを通っているが、単線・非電化路線であるため駅舎も簡易なもので駅前ロータリーなんてものは存在しない。

47.松浦市に入る 48.長崎r228交差点 49.淡々と快走路を走る
 2車線快走路を走っていると坂瀬川を渡って松浦市に入る。坂瀬川は大きな川ではないが上流には佐世保市と平戸市の境となっている部分もある。松浦市に入ってすぐに長崎r228交差点を通過する。このr228とは旧江迎町でも交差しており、両交差点間の距離はR204が約18kmでr228が約7kmである。
 松浦市に入ってからも2車線快走路が続いている。多少交通量は増えているものの信号機付きの交差点が少ないためそれなりのハイペースで流れている。松浦鉄道との並走状態も続いているが、隣接している場所は少ない。

50.長崎r61御厨交差点 51.長崎r256星鹿入口交差点 52.九州電力の松浦火力発電所の横を通過
 御厨駅に近付くと沿線の建物が増えていく。新御厨町の中心部だった場所だが、平戸市と合併したのは1955年とかなり昔の話である。その新御厨町の中心部で長崎r61御厨交差点を通過する。このr61も旧江迎町でR204と交差しており、両交差点間の距離はR204が約22kmでr61が約11kmである。
 御厨交差点からは勾配を下り長崎r256星鹿入口交差点を通過すると上りに転ずる。勾配を上っているとフェンスが張られている辺りから勾配が緩やかになる。フェンスの向こう側は九州電力の松浦火力発電市の敷地である。

53.前方の煙突は電源開発公社松浦火力発電所のもの 54.松浦市街地に向かって下る 55.R204現道・R383との松浦バイパス入口交差点を左折
 松浦発電所前駅を通り過ぎると前方に煙突が見えるが、これは九州電力ではなく電源開発公社の松浦火力発電所のものである。電源開発公社の発電所の南側を通り過ぎると沿線に一般の住宅が現れ、松浦市の市街地の手前でR204現道・R383松浦バイパス入口交差点に至る。R383を走行した際に現道を走っているため、今回は左折してバイパスを走る。現道、バイパスともに伊万里と案内されている事からも分かるとおりどちらを走行したも大きな差はない。

56.道の駅「松浦海のふるさと館」 57.海岸沿いを走る 58.現道に比べて交通量は少ない
 松浦バイパス入口交差点を左折した直後に道の駅「松浦海のふるさと館」を通過する。志佐川の河口部に架かる松浦大橋を渡ってからは海岸線に沿った平坦かつ直線的な2車線道路を走る。沿線には工場か駐車スペースしかなく市街地を迂回するバイパスの割に交通量は少ない。

59.R204現道・R383別荘踏切交差点を左折 60.調川港付近はカーブが多い 61.道路公園=小規模な駐車場
 松浦バイパス入口交差点から約2.1kmで右カーブの先で松浦鉄道の踏切を通過し、その直後のR204現道・R383別荘踏切交差点を左折して現道と合流する。交差点の奥にはR497西九州道のトンネルが見えており、(仮称)松浦ICが接続する予定である。
 別荘踏切交差点からは少しだけ松浦鉄道を並走した後に調川を渡る。その後はカーブが多くアップダウンしている2車線道路を走る。海岸線に沿っているが海面とは高低差がある上に樹木に視界を遮られている場所が多く海はあまり見えない。

62.左側には松浦鉄道が並走している 63.松浦鉄道をオーバーパス 64.海面との高低差が小さくなる
 松浦鉄道もR204に隣接するように海岸線を走っているが、非電化のため目立たず鉄道が並走しているという印象は薄い。跨線橋でオーバーパスする場所があるが、元々低い場所を走っていた線路を越えるだけなので跨線橋だと認識しにくい。跨線橋からは勾配を下って海面との高低差がほぼなくなった所で沿線に家屋が現れる。

65.長崎r146浦交差点 66.長崎r146今福交差点を左折 67.海岸線沿いを走る
 鷹島や飛島へのフェリー乗り場以降は海岸線から離れて旧今福町の市街地を走る。長崎r146浦交差点を過ぎてすぐに左にカーブして直線道路で市街地を走っていると今福橋を渡り、すぐ先で長崎r146今福交差点を左折する。右折するとすぐにR497西九州道の今福ICに至るが、2016年10月現在は伊万里方面の1区間しか供用されていない。今福交差点からは今福川の右岸を走り、右にカーブするとともに海岸線沿いを走る。

68.アップダウンのある2車線道路 69.伊万里湾が見える 70.佐賀県伊万里市に入る
 人柱橋を渡ってからは内陸に入り、やや急な勾配を上ってからはカーブの多い状態になる。僅か1区間とは言え無料で通行できる西九州道が開通しているためか、交通量は非常に少ない。伊万里湾が見える状態になってから程なくして下り勾配の途中で県境を通過して佐賀県伊万里市に入る。峠でも河川でもない場所が県境となっており、境標識がなければ県境とは思えない風景である。

71.佐代川橋 72.松浦鉄道と西九州道が並走 73.伊万里湾沿いを走る
 伊万里市に入ってすぐに勾配がなくなって平坦な状態となり、佐代川橋を渡った東詰で佐賀r316交差点を通過する。浦ノ崎駅を通過して少し進むと佐賀r243交差点を通過する。その後は松浦鉄道ともに海沿いを走っているが、さらに内陸にR497西九州道も並走している。

74.松浦鉄道をオーバーパス 75.R497西九州道・山代久原IC 76.久原大踏切交差点
 松浦鉄道をオーバーパスして勾配を下り、波瀬駅を通過した先でR497西九州道の山代久原ICを通過する。このインターチェンジが1区間しか開通していない西九州道の佐賀県側のインターチェンジである。山代久原ICからも松浦鉄道と隣接した状態を並走していると久原大踏切交差点に至る。交差している道路は臨港道路と呼ばれている市道(?)だが、左折車線が長く造られており臨港道路の方に唐津と案内されている。案内標識にも書かれている伊万里湾大橋を通行する事で、伊万里市街地をパスできるだけでなく大幅にショートカットできる。

77.久原大踏切交差点からは狭苦しい2車線道路 78.伊万里市山代町峰 79.西田病院付近は掘割を通る
 久原大踏切交差点を過ぎてからも2車線道路が続いているが、沿線に家屋が建ち並んでおり歩道がないため狭苦しさを感じる。乗用車ならともかく大型トラックだと走りにくく感じるかもしれない。鳴石駅付近で松浦鉄道から離れて大きく左にカーブするが、そのカーブの辺りは沿線に家屋が少ない掘割を通っている。左カーブが終わると勾配を下りながら松浦鉄道をオーバーパスする。

80.佐賀r5楠久津交差点 81.楠久津交差点からは片側2車線 82.信号機が多く流れはあまり良くない
 非常に緩やかな勾配を下っていると長崎r242楠久交差点を通過し、その後平坦になる。右カーブを曲がって先で佐賀r5楠久津交差点を通過する。海側には臨港道路が交差しており、交差点を過ぎると片側2車線道路になる。緩やかなアップダウンのあるものの直線的で走りやすい道路状況だが、信号機の切替りタイミングが悪かったのかちょくちょく止められてストレスの溜まる走行となってしまった。

83.松浦鉄道 84.R204BP・R383川西交差点を左折して現道へ進む
 緩やかな勾配を下っていると松浦鉄道のガードをくぐる。以降は植栽のある中央分離帯があり上下の車線が完全に分離される。有田川に沿って少し走った所でR204バイパスとR383川西交差点に至る。左折の波多津・福島方面にはおにぎりが描かれていないが、ウォッちずではまだ国道扱いされているため今回は左折して現道を走る。直進すれば約400m南にR202・R204・R383・R498二里大橋交差点がある。

国道204号 part3