国道191号
part2

R261飯室交差点〜R186戸河内IC入口交差点
広島市→安芸太田町→広島市→安芸太田町

51.飯室交差点以降も対面2車線道路 52.長沢大橋北詰交差点 53.太田川の左岸を走る
 飯室交差点からはR261との重複が解消された真の単独区間となる。しばらく沿線に家屋が多い状態が続くが、広島r267交差点付近からは太田川沿いとなって家屋が一気に少なくなる。安芸飯室駅跡の前を通り過ぎて長沢大橋北詰交差点を通過する。案内標識に長沢大橋が広島r177と表記されているが、ウォッちずでは地方道を示す黄色に塗られていない。r177と太田川をはさむような形で左岸を走る。R191にもr177にも沿線には小さな集落がある。

54.広島r38布交差点 55.右側の高台はJR可部線跡 56.動物注意はリス(?)
 布集落に入ると広島r38布交差点を右に曲がりながら通過する。こちらは長沢大橋北詰交差点とは反対に、案内標識にヘキサが表記されていないが、ウォッちずでは県道色に塗られている。布集落を過ぎると狭い谷筋を走る。右側の少し高い位置にJR可部線の跡があるのだが、国道からは視認できない。

57.広島r38交差点 58.JR可部線跡 59.交通量は非常に少ない
 太田川に沿っていくつかの急カーブを曲がりながら2車線道路を走っていると小河内川の合流地点で広島r38交差点を通過する。こちらの案内標識にはr38のヘキサが表記されている。引き続き太田川沿いを走っていると右にカーブした先でJR可部線のガードをくぐる。少しの並走の後に可部線は第1太田川橋梁で右岸に移るが、R191は引き続き左岸を走る。

60.追崎橋の下を通る 61.安芸太田町に入る 62.安野トンネル
 太田川沿いの2車線道路を走っていると左にカーブして追崎橋の下をくぐる。この橋は鉄道の遺構ではなく市道であり、対岸の集落は広島r177とを繋いでいる。橋上の道幅は1.5車線と狭いが、中央部に離合スペースが設けられている。追崎橋のすぐ先で市町境を通過して安芸太田町に入る。市町境となっている太田川に沿って走っていると安野トンネルに入る。坑口の手前に交差している道路が旧道で、旧道沿いには安野駅跡があり、鉄道車両が静態保存されている。

63.広島r301澄合交差点 64.「自転車歩行者に注意」 65.観音トンネル
 安野トンネルを出てから程なくして広島r301澄合交差点を通過する。r300を約800m北上した所に中国道の西宗川橋があるが、高低差が大きく場所も場所なのでインターチェンジは造られてない。広島r177と太田川を挟む形でR191は左岸を走り続ける。大規模な集落こそないものの小規模な集落が点在しており、2車線ながら歩道が設置されていないため、歩行者や自転車との接触に注意を促す標識が設置されている。非常に短い観音トンネルをくぐった先でやや急な右カーブを曲がる。

66.広島市佐伯区に入る 67.広島市佐伯区湯来町 68.制限高は4.3m
 観音トンネルを出た後の左カーブを曲がっていると湯来町という町境標識の脇を通る。これは安芸太田町湯来町ではなく広島市佐伯区湯来町を指している。平成の大合併以前は湯来町として独立した自治体だったので、2005年の合併以降も境標識は撤去も修正もされずに残っている。湯来町に属していた宇佐集落の南端でJR可部線跡のガードをくぐるが、その直前で安芸太田町に入る。こちらには境標識が設置されていないが、合併以前から設置されてないのだと思われる。

69.広島市佐伯区湯来町大字下 70.R433交差点
 津伏橋の北詰を通過し、下久日市バス停付近でまた市町境を通過して広島市佐伯区湯来町に入るが、ここにも境標識は設置されていない。飯室交差点以降では比較的規模の大きい久日市を走っていると右にカーブして、集落が途切れた所で三度安芸太田町に入り、その直後でR433交差点を通過する。R433に湯来が案内されているが、これは旧油木町の中心部を指している。

71.左側の高い所は可部線の築堤ではない 72.JR可部線跡の第5太田川橋梁 73.「走行注意 レベル4」
 R433が重複しているが、道路状況や周辺の風景には特に変化はない。太田川の対岸には県道が通っているが、これまでの広島r177ではなく広島r304に変わっている。坪野集落の西で大きく右にカーブした先でJR可部線跡の第5太田川橋梁の下をくぐるが、4.1mの桁下制限高がある。第5太田川橋梁の直後に「走行注意 レベル4」という標識が立っているが、広島県が導入している落石やがけ崩れの発生するおそれが高い区間が指定されている。レベル4は落石やがけ崩れが発生する可能性が高い区間、レベル3が落石やがけ崩れが発生する可能性がやや高い区間である。

74.光石集落 75.レベル4区間内で落石防止対策工事中 76.附地集落
 相変わらず太田川の左岸を走っているが、これまでに比べて若干急なカーブが多くなる。光石集落と附地集落の間では落石防止ネットを設置する工事が行われていた。この場所はレベル4の走行注意区間の中である。対岸には広島r304がある。附地集落では右急カーブを曲がらなければならない。

77.広島r303交差点 78.中国道の中国太田川橋の下を通る 79.津浪駅跡は物産店になっている
 附地集落の急カーブを過ぎてすぐに広島r303との交差点を通過する。r303は旧加計町の中心部を通るR191よりも短い距離でR186に行く事ができるが、一部に狭い区間がありカーブも多い。広島r304と太田川を挟むようにして北上していると右の急カーブの先で津浪洞門を左にカーブしながら通過する。洞門を出ると中国道の中国太田川橋の下を通る。橋の下には加計スマートICの出入口になっている町道との交差点がある。なお、加計スマートICは広島北JCT方面としか接続していない。
 本郷集落には物産店があるが、JR可部線の津浪駅跡を利用した施設で駐車場には線路を模した白線が引かれている。道の駅やコンビニが少ないこの区間にあっては貴重な休憩ポイントである。

80.R433交差点を道なりに右方向へ進む 81.「益田86km 戸河内IC11km 加計4km」 82.辻ノ河原大橋
 津浪駅跡を過ぎてすぐにR433との交差点を道なりに右方向へ進む。R433は千代田・豊平方面に分岐していき単独区間になる。R433交差点からは上り勾配となり、左にカーブして辻ノ河原大橋でR433と太田川の上を通過する。橋の西詰で右にカーブして広島r304交差点を通過する。太田川の右岸を走ってきたr304だが狭路区間が多く実用的でない事から案内標識は設置されておらず、県道が交差しているようには見えない。

83.宮山トンネル 84.遅越集落 85.広島r304交差点
 辻ノ河原集落を通り過ぎると緩やかな上り勾配の右カーブを通過して宮山トンネルをくぐる。トンネルを出ると遅越集落を北上する。右には太田川が流れているが、その対岸にはR433が並走している。広島r304が分岐すると上り勾配になる。

86.加計トンネル 87.加計大橋
 緩やかな上り勾配の先で加計トンネルに入る。トンネルを出るとすぐに加計大橋を渡って太田川の左岸に移る。右岸ではr304の上を、左岸ではR186とJR可部線跡の上を通っている。

88.R186・R434・広島r305山崎交差点を右折 89.R186・R434山崎交差点を右折
 加計大橋からの勾配を下り切った所でR186R434・広島r305山崎交差点を右折する。その直後にも山崎交差点があり、こちらも右折する。右折を2回続ける事からも分かるが、これまで北に向かっていたのが南に向かう形になる。山崎交差点の間はR186とR434が、2回目の山崎交差点以南はR186が重複している。また、R434を約900m進むとR433とのかけ郵便局前交差点がある。

90.加計大橋の下を通る 91.JR可部線跡 92.「益田81km 戸河内11km 戸河内IC6km」
 R186との重複区間を南に向かって走っていると緩やかな右カーブを曲がり、加計大橋の下を通る。そのすぐ先ではJR可部線跡のガードをくぐる。可部線跡と太田川の間を走り木坂集落や鵜渡瀬集落を通り抜ける。

93.鉄砲水(?)で通行止だった場所 94.急カーブが多い 95.安芸太田町立病院前交差点
 集落が途切れると山が川に迫った場所を通っており、勾配はほとんどないものの急カーブが多くなる。片側交互通行規制箇所があったが、これは台風18号によるものである。9月18日の走行時には通行止だったが、その日の夕方くらいには解消されていた。よって通行止区間の前後は9月22日に改めて走っている。
 江河内集落に入ると少し開けた場所となり、周囲には多くの家屋が建っており町立病院もある。太田川の対岸には広島r304が通っているが、1.0車線幅区間のある狭路険道である。

96.殿賀大橋 97.緩やかなカーブの快走路 98.安芸太田町上殿
 緩やかな勾配を上った後に旧道との殿が大橋北詰交差点を通過して殿が大橋を渡る。橋を渡り終えると緩やかなS字カーブを描きながら勾配を下る。筒賀バイパスと呼ばれる区間で沿線の建物は少なく見通しが良いため非常に走りやすい。再び右にカーブしている緩やかな勾配を上った後に広島r304交差点を通過して上殿大橋を渡る。r304交差点と橋の間には安芸太田町上殿の境標識らしきものが立っているが、上殿村が合併して戸河内村になったのは1956年の事である。

99.筒賀バイパス 100.戸河内インター北交差点 101.R186・R434戸河内IC入口交差点を右折
 上殿大橋以降も走りやすい2車線道路が続いている。緩やかな左カーブを曲がっているとR186・R434戸河内IC入口交差点に至り、右折して益田・三段峡方面に進む。R434は直進してR186との重複区間が続く。左折は中国道の戸河内ICである。

国道191号 part3