国道181号
part2

R180高尾交差点〜R53一方交差点
日野町→
→新庄村→真庭市→津山市

41.四十曲峠に注意を促す警告が残っている 42.チェーン脱着場あり 43.金持下橋
 高尾交差点でR180から分岐して以降も緩やかな上り勾配の2車線道路が続いているが、県境までの区間は異常気象時通行規制のため豪雨の際は通行規制がかかる事がある。板井原川の右岸を走っていると金持集落を通過する。集落内にチェーン着脱場が設けられているが、屋根付きの場所もある。板井原川の左岸に移ると家屋は対岸の町道(旧道?)沿いにあり、現在の国道沿いの建物はほとんど建っていない。

44.県境付近はカーブが多い 45.コンクリート舗装 46.カーブは多いが狭路はない
 金持集落を通り過ぎてからも板井原川沿いという状況に変化はないが、小刻みなものを含めてカーブが非常に多くなる。また、路面はコンクリート舗装されている箇所もある。交通量は非常に少なく100番台国道である事を忘れてしまいそうである。

47.支柱の標識は鳥取r311の通行不能区間の存在を示す 48.鳥取r311交差点 49.登坂車線区間内にチェーン着脱場がある
 板井原川を渡った先で登坂車線が現れるが、直後に鳥取r311との交差点を通過する。このr311は同じ日野町の中だけを走っている県道だが分断区間が存在しており、通り抜けができない旨を記した標識が設置されている。もっともそんな警告がなくても集落内の道路にしか見えないため、わざわざr311に進む車はいないと思われる。板井原集落の登坂車線は意外に長く1.5km程ある。

50.登坂車線が終わった直後にスノーシェッド 51.ヘアピンカーブで標高を上げる 52.板井原トンネルの手前と内部は急カーブ
 登坂車線が終わった直後にスノーシェッドを通過するが、出口では右にヘアピンカーブを曲がらなければならない。さらに左のヘアピンカーブを曲がった直後に板井原トンネルを通過するが、トンネルの内部もかなり急なカーブとなっている。

53.板井原橋の東詰で法面改修工事中 54.四十曲トンネルの手前にも登坂車線あり 55.鳥取r112交差点と四十曲トンネル
 板井原トンネル以降は急カーブはなくなるが、勾配は若干きつい。板井原橋を渡った所で法面の補強工事が行われていたため片側交互通行規制が敷かれていた。工事個所を過ぎると登坂車線が現れ、それが終わった直後に鳥取r112交差点を通過して四十曲トンネルに入る。高尾交差点付近に四十曲峠の走行に際しての注意を促す標識があったが、峠はほぼ廃道化しており4輪車での通行は不可能である。また、四十曲トンネルにしても供用開始が1968年と古いため内部が狭く、大型車同士の離合に難がある。

56.四十曲トンネル以南は岡山県 57.北向き車線には登坂車線あり 58.登坂車線は2ヶ所ある
 四十曲トンネルのほぼ中央に県境があり、トンネルの上は四十曲峠がある。トンネルを出ると岡山県新庄村の境標識を通過するが、そこから先の北向き車線には登坂車線が設けられている。勾配は5〜6%と特に急という訳ではないが、距離が長いため新庄大橋を挟んで2ヶ所の登坂車線がある。集落に近付く勾配が緩やかになると登坂車線もなくなる。

59.戸島集落 60.岡山r58交差点 61.道の駅「メルヘンの里新庄」
 勾配がなくなって平坦になった所で新庄村役場の南を通過し、新庄川を渡って緩やかに右にカーブしながら岡山r58交差点を通過する。その先に道の駅「メルヘンの里新庄」がある。比較的規模の小さい道の駅だが、行楽シーズンには混雑している事もある。

62.新庄川に沿って快走 63.真庭市に入る 64.集落を繋ぐ快走路
 新庄川の左岸を走っておりほぼ平坦でカーブは多いものの2車線道路のため走りにくいと感じるような状況ではない。新庄村役場から約2.9km走ると真庭市に入るが、市街地にはまだ距離があり山間部の長閑な風景が続いている。新庄川の左岸を走るという状況も変わらず、平坦でカーブの少ない2車線快走路を淡々と走る。

65.岡山r55交差点 66.蛇谷橋 67.美甘トンネル
 旧美甘村の中心部だった場所で岡山r447交差点と岡山r55交差点を相次いで通過する。かつての村の中心だった場所を通り抜けているが、バイパス化されているようで走りやすい2車線道路である。旧市街地を抜けると進行方角を東から南に転じて、引き続き新庄川に沿って走る。蛇行する新庄川を2回続けて渡った後に美甘トンネルを通過する。

68.「津山48km 勝山17km」 69.交通量の少ない快走路 70.点在する集落を繋いでいる
 美甘トンネル以降は蛇行する新庄川に沿っているが、何度も川を渡っている事からも分かるとおり改良された走りやすい道路状況が続いている。川に沿っている道路が旧道と思われるが、沿線に集落や田畑があるため現在でも通行できる。多少カーブが多い2車線道路を集落を繋ぐようにして南の方角に走る。

71.神代鬼の穴付近を通過 72.岡山r321交差点 73.支富田集落
 2車線快走路を淡々と走っていると右手に神代龍宮公園の駐車場が確認できるが、公園と言っても遊具などがある類ではなく滝や奇岩を見るためのもので駐車場も半分は砂利敷きである。駐車場の少し南の左手には鬼の穴と呼ばれる鍾乳洞もあるが、快走路過ぎて気付かずに通り過ぎてしまう可能性がある。神代龍宮公園から少し走ると岡山r321交差点と岡山r459交差点を相次いで通過する。この辺りから南の区間は蛇行する新庄川の谷筋を走っており、急カーブが多くなる。

74.真庭市荒田 75.岡山r32交差点 76.岡山r32以降は集落が途切れる
 狭い谷筋を走っていると荒田集落を通過し、右に左に急カーブを通過した先で岡山r32交差点を通過する。信号機が設置された交差点だが、信号機付きの交差点は岡山r55交差点以来である。r32交差点から先は異常気象時通行規制区間であり、連続雨量180mmもしくは時間雨量40mmを超えると通行禁止となる。ただし、規制区間は1.2km程度を短く、集落が途切れている区間に相当する。

77.旧勝山町の中心部に差し掛かる 78.R313三田交差点 79.勝山大橋
 大きく蛇行する新庄川の左岸を走っていると沿線の建物が増えてくる。旧勝山町の市街地に入った所でR313三田交差点を通過する。案内標識に表記されているようにR313との重複区間となって福山・岡山・津山方面に進む。三田交差点の直後に勝山大橋を渡る。勝山大橋の下を流れているのは旭川で、新庄川はこの川に合流している。

80.旧勝山町の中心部を通行 81.JR姫新線の出雲街道架道橋 82.R181のおにぎりの方が小さい
 岡山r202勝山駅前交差点を通過し、JR姫新線に沿うようにして旧勝山町の市街地を走っているとS字形状のカーブを通過する。そのカーブの途中で姫新線の出雲街道架道橋の下を通る。架道橋からは姫新線と旭川に挟まれており周辺に家屋が見えない状態を走る。平坦でカーブも緩やかなものばかりなので快走路と言える。

83.R313久世交差点 84.真庭市街地(旧久世町市街地)を走る 85.JR姫新線をオーバーパス
 沿線の建物が増えてきた所で久世交差点を通過するが、ここでR313が福山・岡山方面に分岐する。重複距離は約5.3kmである。久世交差点からは真庭市の市街地を通っているが、これは旧久世町の市街地に当たる。真庭市役所の近くで岡山r65真庭市久世庁舎前交差点と岡山r329交差点を通過し、その辺りから沿線の家屋が少なくなる。JR姫新線の線路をオーバーパスして市街地を離れていく。

86.直線基調の2車線道路が続く 87.岡山r330交差点 88.米子道
 市街地を離れてからも沿線の家屋は途切れる事なく続いている。やや交通量が多いと言えるが信号機付きの交差点が少ないため流れは良い。目木川の前後で岡山r327交差点と岡山r330交差点を通過し、緩やかなカーブを描きながら走っていると米子道の本線の高架をくぐった直後に久世ICを通過し、米子道と近接並走しながら東進を続ける。

89.真庭産業団地付近には登坂車線あり 90.西向き車線にも登坂車線あり 91.東向き車線には2ヶ所目の登坂車線がある
 久世ICからすぐに登坂車線が現れる。峠部分を越えると今度は反対の西向き車線に登坂車線が現れる。宿集落付近にも登坂車線が設けられている。どの区間も勾配はさほど急な場所ではないが、幹線国道とあって良く整備されている。

92.津山市に入る 93.津山市中北上 94.津山広域農道との山根交差点
 岡山r411交差点を通過してから程なくして津山市に入る。市境付近から西は一時的に離れていた姫新線と再び並走状態になる。久米川流域の谷筋と言える地形だがそれを感じさせない開けた状態で、カーブが少なく直線的な走りやすい2車線道路が続いている。津山広域農道との山根交差点を右にカーブしながら通過するが、やや急なカーブとなっている。この津山広域農道は津山市の市街地の北を通っており、市街地をパスしてR53に出る事ができるルートのため左折する車両も少なくない。

95.JR姫新線 96.中国道 97.津山市坪井下
 山根交差点のすぐ先で緩やかな勾配を上ってJR姫新線をオーバーパスし、やや急な勾配を下ってから中国道の下をくぐる。その後は左にカーブして進行方角を東に戻して岡山r341交差点を通過する。以降は中国道と姫新線とともに久米川の流域を津山市街地方向に向かって走る。沿線の家屋は途切れる事なく続いており交通量も若干多いと言える状態である。

98.JR姫新線 99.道の駅「久米の里」 100.新錦橋
 左にカーブして久米川を渡った直後に跨線橋でJR姫新線を越えて、右にカーブしながら勾配を下る。平坦になった所で道の駅「久米の里」を通過する。この道の駅にはZガンダムの模型が設置されている事で有名である。
 道の駅からも平坦でカーブの少ない2車線道路が続いているが、交通量は多く幹線道路の雰囲気がある。岡山r70と岡山r337交差点を連続して通過してから吉井川に架かる新錦橋を渡る。

101.交通量が増えてくる 102.R179院庄交差点
 新錦橋以降も直線的な2車線道路が続いている。中国道の院庄ICのすぐ南でR179院庄交差点に至る。この院庄交差点が起点と思われるかもしれないが、道路時刻表にはさらに3.0km続いている事が確認できる。よってここは直進してR179との重複区間を津山市街地に向かって走る。

103.院庄交差点からは片側2車線 104.R53津山バイパスの高架が横切っている 105.岡山r338二宮交差点
 院庄交差点からは片側2車線とさらに幹線道路としての雰囲気が強まる。沿線には普通の家屋よりも商業施設が目立ち、交通量も当然のように多い。院庄駅の北を通過して勾配を下っているとR53津山バイパスの高架をくぐる。津山バイパスとは直接接続しておらず、高架の東にある岡山r338二宮交差点を経由する必要がある。

106.新境橋北詰交差点を右折 107.新境橋 108.R53・R179・R429一方交差点
 姫新線が津山駅方面に離れていく辺りで市道との新境橋北詰交差点を右折する。直進の市道は津山市の市街地に至るルートであり、2車線とも直進できる構造の交差点であり、直進して市道に進む車両の方が多い。
 新境橋北詰交差点からは対面2車線道路になる。上り勾配の後に新境橋で吉井川を渡り、勾配を下り切る直前にR53・R179・R429一方交差点に突き当たる。院庄交差点からの距離は約3.0kmと道路時刻表の距離に一致するため、一方交差点がR181の起点と考えるのが妥当だろう。なお、交差点の北がR179・R181重複区間、東がR53・R179・R429重複区間、西がR53・R429重複区間となっている。このうちR181とR429は案内標識に表記されていない。