国道171号
part2

R423萱野交差点〜R1京阪国道口交差点
箕面市→茨木市→高槻市→島本町→
→大山崎町→長岡京市→向日市→京都市

45.4車線道路が続く 46.茨木市に入る 47.大阪r1清水交差点・大阪モノレール
 R423萱野交差点からも4車線道路が続いている。交差点や商業施設が多いという点においても変化はない。大阪r119今宮交差点以降はアップダウンしているものの直線的で見通しは良好である。前述のとおり路上駐車車両や右折待ち車両をかわしながらの走行となる。関西電力総合運動場の南で市境を通過して茨木市に入るが、道路状況と周辺の様子に特に変化は見られない。茨木市に入って程なくして大阪r1清水交差点を通過するが、交差点の上にはr1の跨道橋だけでなく大阪モノレール彩都線の高架も横切っている。

48.大阪r4豊川1交差点 49.R171現道(?)との豊川橋北交差点 50.大阪r110中河原交差点を道なりに右にカーブ
 商業施設が立ち並ぶ中を4車線道路で走り抜ける。勝尾寺川を渡った先で大阪r4豊川1交差点を通過する。このr4は猪ノ子峠という距離は短いながらかなりハードなダートの峠道を擁している。豊川1交差点から程なくして豊川橋北交差点を通過し、さらに500m程東に信号機のない交差点があるが、その区間はなぜか南側の道路もR171に指定されたままである。現道と思われるその道路は西向き一方通行のため京都市からの走行でないと通行できない。
 謎の現道並走からも交通量の多い4車線道路が続いている。阪急バスの茨木営業所を通過した直後の大阪r110中河原交差点を道なりに右にカーブして通過する。本来なら右折と言えるレベルの屈曲なのだが、R171が優先の構造をしておりどちらの車線を走っていても国道をトレースできる。

51.名神 52.名神・茨木IC 53.大阪r14畑田交差点
 カーディーラーが林立する4車線道路を走っていると名神の高架をくぐり、そのすぐ先で茨木ICが右側に分岐・合流する。インターの直後は大阪r14が右側に分岐している。インターとr14が連続で分岐しているうえに名神からの京都方面への合流車両もいるので、予期せぬ動きをする車がいるので事故が発生しやすい構造と言える。r14が分岐すると高架に沿って左にカーブする。その高架道路はR171の東向き車線である。

54.左側車線がなくなるかのようだが… 55.右折車線のない交差点が多い 56.高槻市に入る
 右側に大阪r14からの道路が合流して反対車線の高架道路が終わると4車線道路になる。その際に左側車線が減少するという警戒標識が設置されているが、実際には車線は減少しない。茨木川を渡り大阪r15・r46西河原西交差点を通過する。r15は西河原交差点付近こそ幹線道路然としているが、八尾市までの区間において一方通行あり商店街ありの険道で車両でのトレースは不可能である。r46は山岳険道であるが安威川ダム建設に伴う付け替えで随分走りやすい区間が増えている。
 安威川を渡り上り勾配を走っていると西河原交差点や三島丘2交差点、三島丘西交差点を通過するが、右折車両が多い割に右折車線がないという厄介な交差点である。三島丘交差点で市境を越えて高槻市に入ってからも同じような状態が続いている。

57.大阪r115・r127大畑町交差点以降は大規模工場が多い 58.大阪r6今城町交差点 59.柳原交差点を道なりに右へ進む
 JRの摂津富田駅の北にある大阪r115・r127大畑町交差点を過ぎると沿線の建物はこれまでの商業施設から大手企業の工場に変わる。大阪r6今城町交差点からは大工場のない普通の風景になる。芥川を渡り緩やかな勾配を下っていると市道との柳原交差点を道なりに右へ進む。中河原交差点と同様に右折と言える状態だが、どちらの車線を走っていてもR171をトレースできる。

60.JR東海道線 61.阪急京都線 62.中川町交差点を道なりに左へ曲がる
 柳原交差点のすぐ先でJR東海道本線のガードを通過し、規模の大きい工場&物流倉庫の間を通過すると阪急京都線のガードをくぐる。直後の中川町交差点を道なりに左へカーブする。右にカーブしてから左にカーブという状態は茨木IC前後と似ている。

63.高槻市役所の南を通過 64.R170・大阪r79八丁畷交差点
 高槻市役所の南東で大阪r16高槻市役所前交差点を通過する。4車線道路を北東の方角に進んでいるとR170・大阪r79八丁畷交差点を通過する。かつてはこの国道同士の交差点にすら右折車線が設置されていなかったが、現在は西向きのみ設置されている。東向きは右折直進が兼用でしかもバスを含めて右折車両が多いため渋滞の原因になっている。さらに付け加えると高槻市役所前交差点から八丁畷交差点にかけての区間は東西両方向とも渋滞しやすい区間である。

65.東海道新幹線 66.商業施設が多い状態が続いている 67.島本町に入る
 八丁畷交差点からも沿線に商業施設が多い4車線道路が続いている。右折車線のない交差点が多いという状態にも変化はない。休日には混雑しているイオン高槻店を通過して程なくして東海道新幹線の高架下を通過する。兵庫県尼崎市内で山陽新幹線の高架をくぐったR171だが、東海道新幹線の高架も通っている唯一の国道である。東海道新幹線は阪急京都線と並走する形で北東に向かって走っていると阪急の上牧駅付近で島本町に入る。

68.島本町江川 69.東海道新幹線&阪急京都線と淀川の間を走る 70.京都府大山崎町に入る
 市から町に入ったものの道路状況や周辺の様子にはほとんど変化はない。島本江川府営住宅を通り過ぎると沿線の建物が一気に少なくなる。その要因は左側に東海道新幹線と阪急京都線が近接しており、右側は淀川(厳密に言えば合流前なので桂川)が流れているためである。そのため急に視界が開けたような印象を受ける。そんな状態の場所に府境が走っており、京都府大山崎町に入る。境標識がなければ府境と気付かないような場所である。

71.大山崎駅付近からは建物が密集している 72.東海道新幹線 73.名神・京都縦貫道・京滋バイパスの大山崎IC・JCT
 大山崎町に入ってすぐに大山崎駅の近くを通るが、間に東海道新幹線があるため国道側に建物はない。緩やかに右にカーブした先で沿線の建物が現れて幹線国道らしい雰囲気になる。2回目となる東海道新幹線の高架をくぐり、少し走ると京都r10新山崎橋交差点を通過し、その直後に名神・京都縦貫道・京滋バイパスの大山崎ICを通過する。複数の道路名が示す通り大山崎ICはジャンクションも兼ねており、下に新幹線が通っているせいもあって、非常に複雑な形状をしている。案内標識を確認して進まないと“高速に入ったと思ったら出ていた”という事になりかねない。

74.R478・京都r212国道五条本交差点 75.名神と並走 76.京都r204勝竜寺交差点以北は上下線が分離する
 大山崎ICから約250m走るとR478・京都r212国道五条本交差点に至る。R478は京都府宮津市と久御山町を結ぶ国道で、京都縦貫道という有料道路で構成されている。そのうちの大山崎JCT〜久御山JCTの京滋バイパス区間に関しては一般道路も供用されている。
 国道五条本交差点の直後に名神の下を通過し、並走するように走っていると小畑川を挟んで京都r212二階下交差点と京都r211交差点を通過する。その直後に市町境を通過して長岡京市に入る。
 長岡京市に入ってすぐの京都r204勝竜寺交差点を通過するが、この交差点から北は上下線の間に名神を挟んだ状態になる。京都市に向かって北上している場合はそのまま直進するだけだが、高槻市に向かって南下している場合はシケイン状に進まなければならない。

77.「大津27km 京都15km」 78.右側におにぎりが立っている 79.向日市に入る
 片側3車線の名神を中央分離帯代わりにして片側2車線の道路を北上する。名神のない左側は工場や物流倉庫が中心で一般の家屋は国道から少し離れている。直線的なので見通しは良いが、名神が高架ではなく盛土でボックスカルバートから出てくる車が見えにくいので注意が必要である。信号機のある交差点であれば出会い頭に衝突する可能性は低いが、信号機のない交差点も存在している。上下線分離区間の中ほどで向日市に入る。

80.東海道新幹線 81.南向き車線と合流 82.京都市南区に入る
 向日市に入ってすぐに京都外環状線を構成する京都r203との菱川・上植野交差点を通過する。さらに進むと東海道新幹線の高架下をくぐるが、市境標識は設置されてないものの高架から200m程の間は京都市伏見区を通っている。
 新幹線の高架から程なくして分離していた南向き車線と合流して4車線道路に戻る。以降も沿線には工業は物流倉庫が目立ち一般家屋は少ない。そんな風景の中を走っていると京都市南区に入る。工場や物流倉庫が並ぶ中に商業施設が点在しているので観光地としての“京都らしさ”が感じられる場所ではない。

83.交通量は非常に多い 84.上久世交差点を右折 85.久世橋
 交通量の多い4車線道路をほぼ真北に向かって走っていると市道との上久世交差点を右折しなければならない。直進と左折の市道はどちらも片側2車線だが、直進車線と左折車線が1本に対してR171への右折車線は2本設けられている。また、信号の切替りタイミングは通常と異なり、高槻方面からのR171が青信号の時は南進してきた市道は赤信号である。逆方向の走行の場合も左折車線は2本設けられている。
 上久世交差点からも4車線道路が続いているが、少し走ると中央分離帯が現れる。R171の京阪国道口交差点方面としか接続していない京都r201との交差点を通過し、京都r123久世橋西詰交差点を通過してから桂川に架かる久世橋を渡る。反対側車線は別体の新久世橋を渡っている。前述のr201だが、久世橋の東詰では高槻方面車線とのみ接続している。

86.石原交差点を左折 87.石原交差点からも4車線 88.京都r184葛野大路九条交差点を右折
 反対側車線と合流してからは合計5車線となった道路を進むが、石原交差点を左折しなければならないため、左端の長い左折車線を走る必要がある。直進の市道が片側2車線道路のせいもあって左折車線は1本しか設けられていない。逆方向の走行であれば右折車線が2本ある。
 左折車線は1本だけだったものの石原交差点以降は4車線道路である。京都市に入ってから工場や物流倉庫が沿線に多かったが、この辺りは商業施設と集合住宅が混在している。石原交差点から約1.0km走ると京都r184との葛野大路九条交差点というY字形状の交差点に至るが、ここは右折しなければならない。r184は片側2車線にもかかわらず左折車線は1本だけで、R171への右折車線は2本設けられている。

89.引き続き4車線道路を走る 90.京都r181西大路九条交差点を右にカーブしながら通過 91.西大路九条交差点からは中央分離帯がある
 葛野大路九条交差点からも4車線道路が続いている。約600m走ると京都r181西大路九条交差点を通過するが、直進ではあるものの右にカーブしているので進むべき道を見失わないように注意が必要である。西大路九条交差点からは中央分離帯が現れて片側2車線道路になる。

92.沿線には戸建て住宅も少なくない 93.R1京阪国道口交差点
 片側2車線の道路を走っていると葛野大路九条交差点から約1.9kmで起点のR1京阪国道口交差点に至る。終点の三宮東交差点はR2が東と南に屈曲していた交差点だったが、京阪国道口交差点もR1が東と南に屈曲している交差点である。ちなみに、No.93の写真の左前方に見えているのは東寺の五重塔であり、京都駅から2km弱の場所である。