国道138号
part2

R246萩原北交差点〜R137上宿交差点
御殿場市→小山町→
→山中湖村→富士吉田市

70.右側車線が減少 71.E1A新東名の新御殿場高架橋 72.静岡r401ぐみ沢交差点
 R246萩原北交差点の直後に市道との萩原西交差点を通過し、その先で右側車線が減少して対面2車線道路に戻る。平坦な2車線道路を走っているとE1A新東名の新御殿場高架橋をくぐる。高架橋の北に新御殿場ICが置かれているが、2023年1月時点では新御殿場IC〜新秦野ICが供用されていない。
 新御殿場広狭をくぐってすぐに静岡r401ぐみ沢交差点を通過する。前述のとおり、r401はR138の旧道である。航空写真を見ると北西に延びる道路が確認できるが、こちらも旧道である。ただし、道路としては廃止されているようで右折はもちろん左折もできない。

73.御殿場バイパスの西工区の高架部は未供用 74.R469御殿場バイパスとのぐみ沢IC 75.ぐみ沢ONランプ橋
 ぐみ沢交差点を過ぎると橋脚を間を走る。R138御殿場バイパスの西工区は高架橋で萩原北ICまで接続する計画があるようだが、2023年1月時点では平面部分のみが供用されている。
 R469御殿場バイパスとのぐみ沢ICを通過するものの高架部分が供用されていないためただの平面交差点である。南に延びる道路がR469の御殿場バイパスであり約500m先までしか供用されていない(道路そのものは続いておりR469現道に接続している)。北に延びる道路は案内標識では静岡r406と表記されているが、ウォっちずでは約150m先の交差点までは県道扱いされていない。もっとも2023年1月時点では廃止されたR138の旧道がまだ国道扱いされている事から情報の更新が遅れているだけの可能性も否定できない。
 ぐみ沢ICからは自動車専用道路のため歩行者や自転車、原付は走行できない。上下線が分離した片側1車線のぐみ沢ONランプ橋を上る。橋の途中でR469現道の上を通過する。ランプ橋の途中とあって直接は接続しておらず、ぐみ沢ICから県道や市道を経由しなければ往来できない。そのせいかR469の起点はR138の旧道の静岡r418との仁杉交差点から移動していない。

76.仁杉JCT 77.「E68東富士五湖道路6km 山中湖14km 富士吉田26km」 78.水土野IC
 ぐみ沢ONランプ橋からぐみ沢高架橋に移ると反対側車線との間に舗装された広いスペースがあるが、高架部分が供用された際に本線になる場所である。本線予定地が終わって対面通行区間に入る辺りで仁杉JCTを通過する。R138御殿場バイパスとE1A新東名を繋ぐジャンクションで、新御殿場ICに直結しているため一般道に下りる事はできない。
 仁杉JCTのE1A新東名からの車線が合流するとそのまま左側車線になる。緩やかな上り勾配の片側2車線道路を走っていると水土野ICを通過する。接続しているのは市道だが、北東に200mの市に旧道である静岡r418との水土野東交差点がある。

79.「上り5%勾配」 80.小山町に入る 81.右側車線が減少
 水土野ICからも上り勾配の片側2車線道路が続いている。積雪はなかったものの凍結防止剤が撒かれる程の気温の低い日であったためか交通量は多くない。小山町に入った直後にネットで覆われた覆道のような中を走る。これは隣接しているゴルフ場から飛んでくるゴルフボール除けである。防護ネットが終わってすぐに右側車線が減少して片側1車線道路になる。

82.須走三味線林高架橋 83.須走一ノ沢南高架橋 84.須走一ノ沢高架橋
 縁石とラバーポールで仕切られた片側1車線道路を走っているとまず隣接している須走三味線林高架橋と須走一ノ沢南高架橋を、次いで須走一ノ沢高架橋、須走一本欅高架橋を渡る。須走一ノ沢高架橋の下には旧道の静岡r418が、須走一本欅高架橋の下には須走口南IC以東が未開通だった頃の流出車線が通っている。後者はウォっちずで2023年1月時点でも国道として扱されているが、須走道路とは接続していない。

85.静岡r418須走口南IC 86.須走ICを側道へ進む 87.須走ICを右折
 静岡r150とr418に接続している須走口南ICを通過するが、このインターチェンジは御殿場方面としか接続していない。須走高架橋を渡り終えた直後の須走ICは左に分岐する側道へ進む。須走IC以降はE68東富士五湖道路という有料道路である。須走IC〜富士吉田IC間はR138のバイパスとしても位置付けられているため、直進して本線を走っても国道トレースは可能といえば可能である(その際は起点の上宿交差点を通過できない)。側道を下り切った所の須走IC交差点を右折して須走高架橋の下を通る。

88.静岡r151須走富士浅間神社交差点を左折 89.富士山を仰ぎ見る 90.静岡r150交差点
 須走IC交差点のすぐ先で静岡r151須走富士浅間神社交差点を左折して山中湖方面に進む。富士山を正面に望みながら緩やかな右カーブを曲がっていると静岡r150交差点を通過する。r150は足柄停車場富士公園線という路線名で、JR御殿場線の足柄駅と富士山頂を結んでおり、須走富士浅間神社交差点からは重複区間と考えられる。なお、終点が富士山頂のため当然ながら車両での通行不能区間が存在している。

91.道の駅「すばしり」 92.ゴルフ場と別荘地の間を通る 93.緩やかな上り勾配が続く
 静岡r150交差点のすぐ先で道の駅「すばしり」の出入口に当たる交差点を通過する。この道路はE68東富士五湖道路の御殿場方面への出入口でもある。道の駅からは周囲の家屋が少なくなり長い上り勾配区間を走る。

94.ゴルフ場の北端付近からはカーブが多くなる 95.夕月公園 96.藤原光親御墓所の入口
 ゴルフ場の敷地の北端付近で左の急カーブを曲がってからはカーブが多くなる。西の方角には富士山が聳え立っており樹木の間から望む事ができる。やや急な左カーブの先でヘアピンカーブを曲がるが、その内側には夕月公園があり、公園と駐車場が整備されている。その後もカーブの多い上り勾配の2車線道路が続く。

97.山梨県山中湖村に入る 98.山梨県に入った直後にヘアピンカーブあり 99.篭坂峠
 標高1000m辺りからは急カーブがなくなって幾分か走りやすくなる。上り勾配の途中で県境を越えて山梨県山中湖村に入り、左のヘアピンカーブを曲がる。さらに右カーブを曲がった先で篭坂峠を越える。県境と峠は500mほど離れている。県境〜篭坂峠の間は道路の西側は富士吉田市域でもある。

100.「甲府52km 富士吉田15km」 101.隠された標識がある 102.山中湖畔まで下る
 篭坂峠の直後に別荘地を通り抜ける村道との交差点を通過して緩やかな右カーブを曲がる。勾配はさほど急ではなくカーブも緩やかなものが多い。別荘地を通り抜けているものの沿線の建物は少ない。

103.R413旭日丘交差点を左折 104.山中湖畔からも富士山がよく見える 105.山中湖畔を快走
 山中湖の湖畔に近付くと勾配が終わって平坦になってR413旭日丘交差点に突き当たり、左折して甲府・富士吉田方面に向かう。R413の起点はR138の起点と同じ上宿交差点であり、ここから全て重複区間となる。
 旭日丘交差点からは山中湖の湖畔を走っており、平坦でカーブも少ないため走りやすい。富士山も良く見える場所で、山中湖自体も観光地化されているためリゾート関連の建物も多い。

106.山中湖村役場交差点 107.観光客向けの店が多い 108.湖面には霧が発生していた
 やや急な右カーブを曲がった後に山中湖村役場の前を通過する。以降は山中湖が見える場所が多くなる。沿線には観光客向けの飲食店や土産物店、旅館やホテル等の他に釣客向けのボート乗り場もある。

109.山梨r729明神前交差点 110.「甲府46km 富士吉田9km」 111.山梨r717山中湖西交差点
 山中湖の西端で山梨r729明神前交差点を道なりに左へカーブして通過する。右折してr729で山中湖の北岸を走ると湖の東のR413との平野交差点に至る。明神前交差点からは山中湖から離れて上り勾配となる。山中浅間神社と山中諏訪神社の間に架けられた赤い人道橋をくぐり、勾配が緩やかになった後に山梨r717山中湖西交差点を通過する。

112.R138/E68東富士五湖道路・山中湖IC 113.右側は忍野村域 114.中道入口交差点
 山中湖西交差点からはごく緩やかな上り勾配の2車線道路を北西に向かって走り、R138/E68東富士五湖道路との山中湖ICを通過する。前述のとおり、東富士五湖道路はR138のバイパスでもある。山中湖ICを過ぎて少し走ると道路の右側(北側)に村境がありその向こうは忍野村域となっている。村境並走区間を走っていると村道との中道入口交差点を通過する。案内標識では十字路のように描かれているが、20m程ずれており左右別方向のT字路が連続している交差点形状である。

115.忍野入口交差点 116.富士吉田市に入る 117.道の駅「富士吉田」
 緩やかながら長い勾配を下っていると忍野入口交差点を通過する。富士吉田市に入ると勾配が若干きつくなり右にカーブしながら道の駅「富士吉田」を通過する。R413を走行した2022年2月12日は富士吉田忍野SIC建設中だったが、その後の2022年7月24日に供用が開始されている。

118.緩やかな下り勾配が続く 119.R139富士見バイパス・R413との富士見バイパス南交差点 120.富士見バイパス南交差点以降も下り勾配
 道の駅からもごく緩やかな下り勾配の2車線道路が続いている。富士吉田市の市街地の手前でR139富士見バイパス・R413との富士見バイパス南交差点を通過する。富士見バイパスの北端はR139の現道に接続しているが、南端ではR139現道ではなくR138とR413に接続している。富士見バイパス南交差点からも対面2車線道路が続いているが、歩道が狭く交通量が多いため若干走りにくさを感じる。

121.新屋交差点 122.富士浅間神社の前を通る 123.R137・R139・R300・R413上宿交差点
 市道との新屋交差点の先で山梨r701富士浅間神社東交差点を通過する。富士浅間神社の敷地を避けるように緩やかなS字カーブを曲がる。沿線の家屋が増えてきた所でR137R139R300・R413上宿交差点に至る。富士河口湖町方面がR139・R300重複区間、都留方面がR137・R139重複区間、山中湖方面がR138・R413重複区間である。山中湖方面から来た場合は右折車線が設置されていないが、右折が禁止されている訳ではない。交通量の多い交差点のためなかなか右折できないと思われ、そのせいか案内標識は設置されていない(時差式信号機のため対向車線が赤信号時に進む事はできる)。