国道33号
part3

R439川口交差点〜R32県庁前交差点
仁淀川町→越知町→佐川町→日高村→いの町→高知市

125.川口橋 126.仁淀川町役場の前を通過 127.正面に見えるのは土居川発電所の送水管
 R439R494川口交差点の直後に土居川に架かる川口橋を渡り、緩やかな勾配を上って行く。仁淀川町の役場もある、町の中心部と言える場所だが、平成の大合併以前は吾川村の中心部だった場所である。左、右とやや急なカーブを曲がると勾配がほとんどなくなり、沿線の建物が少なくなる。土居川発電所付近からは沿線の建物が途切れて、仁淀川沿いを走る。

128.仁淀川の左岸を快走 129.異常気象時通行規制区間内にも雨量情報板がある 130.寺村隧道
 仁淀川の左岸を走っていると蕨谷橋を渡った直後に雨量表示計付きの規制標識が立っている。この標識付近から雨量通行規制区間が始まるのではなく、既に規制区間に入っている。その後も仁淀川沿いを走っていると寺村隧道をくぐる。坑口手前の右に交差している道路が旧道である。

131.越知町に入る 132.熊秋トンネル 133.野老山トンネル
 寺村隧道を出て旧道との交差点を通過した直後に寺村橋を渡って越知町に入り、仁淀川の右岸を少し走ると熊秋トンネルをくぐる。川沿いの道路が旧道と思われるが、チェーンが張られており車両での進入はできない。熊秋トンネルを出ると筏津ダムの西を通過し、その先で旧道との交差点を通過する。旧道と言ってもウォッちずではまだ国道色に塗られたままである。その後、緩やかな勾配を上って旧道の上に架かる跨道橋を通過した直後に野老山トンネルに入る。

134.新野老山高架橋 135.「高知37km 佐川10km」 136.仁淀川の右岸を快走
 野老山トンネルを出ると市ヶ谷川に架かる新野老山高架橋を通って、その南詰で旧道と合流する。以降も走りやすい2車線道路が続いており、二桁国道とは言え交通量の少ない道路を快走する。

137.横倉洞門 138.「高知33km 佐川6km」 139.越知町越知丙
 越知町の中心部に入る手前でロックシェッドを2つ通過するが、近接しているせいもあってどちらも横倉洞門という名称が付けられている。洞門を抜けて右の急カーブを曲がった先で高知r18交差点を通過してさらに右にカーブする。その後は平坦かつ直線道路をほぼ真南の方角に向かって走る。

140.越知橋の手前を左直角カーブ 141.越知橋 142.高知r18交差点
 直線道路を走っていると左の直角カーブを曲がってから越知橋で仁淀川の支流の大桐川を渡る。橋の東詰で高知r18交差点を通過する。r18は大桐川の上流に向かった後に町境を越えて仁淀川町(旧仁淀村)に至る。

143.越知町の中心部を走る 144.高知r298越知町2区交差点 145.町境に向かって勾配を上る
 高知r18交差点を過ぎると緩やかな勾配を上った後に平坦になる。越知町の中心部の南を通っており、沿線には多くの建物が建っている。中心部の南東で高知r298越知町2区交差点を右にカーブしながら通過した後は周囲の建物が少なくなる。緩やかな上り勾配の2車線道路を走っていると町境を通過して佐川町に入る。

146.赤土歩道トンネル 147.赤土トンネル以降は下り勾配 148.R494佐川吾桑バイパスとの交差点
 佐川町に入ってからも勾配を上り続けていると左側に狭いトンネルが見え、さらに進むと赤土トンネルをくぐる。赤土歩道トンネルは1.0車線分の幅しかない事から、赤土トンネルの旧道に思えるが、歩行者・自転車の通行を考慮して後に造られたトンネルである。そのため、供用開始は赤土トンネルが1957年で赤土歩道トンネルが1983年であり、さらに付け加えると歩道トンネルの方が長い。赤土トンネルを出ると緩やかな勾配を下る。左カーブを曲がってからは前方に佐川町の中心部を望みながらさらに下り続ける。
 勾配がほとんどなくなった所でR494佐川吾桑バイパスとの交差点を通過する。佐川吾桑バイパスは一部しか供用されていないが、県道を利用する事で佐川町の中心部を避けて須崎方面へ抜けられるため、案内標識にはバイパスに須崎と表記されている。

149.旧道(?)との交差点 150.富士見橋 151.佐川跨線橋
 バイパスとの交差点を過ぎてから平坦な2車線道路を走っていると左にカーブする。右前方に延びている町道はR33の旧道である。左にカーブしながら勾配を上った後に富士見橋で柳瀬川と高知r296を、隣接する佐川跨線橋でJR土讃線をオーバーパスする。

152.三青橋 153.佐川トンネル 154.佐川町甲
 佐川跨線橋を通過した先で三青橋を渡り、緩やかな右カーブを曲がりながら勾配を上っていると佐川トンネルをくぐる。トンネルからは緩やかな勾配を下り、高知r302交差点を左にカーブしながら通過する。以降はほぼ平坦な状態になる。

155.R494上郷交差点 156.沿線には商業施設が点在 157.霧生関隧道
 佐川駅や佐川町中心部の東でR494上郷交差点を通過し、ここでR494が須崎方面に分岐する。大渡交差点からの距離は約24.2km、川口交差点からの距離は約17.8kmである。ここから東のR33は久しぶりの完全な単独区間である。
 上郷交差点からしばらくは平坦な状態を走り、沿線には意外にも商業施設が少なくない。程なくして緩やかな上り勾配となり、周辺の建物も少なくなる。霧生関隧道をくぐってからは下り勾配となる。

158.下り6%勾配 159.長竹川の流域を快走 160.日高村に入る
 霧生関隧道からは6%の勾配を下り、左にカーブしてからは長竹川の流域を北の方角に向かって走る。谷筋から視界が開けた所で右にカーブして進行方角を東に戻し、町村境を越えて日高村に入る。

161.高知r297交差点 162.岡花跨線橋 163.JR土讃線と並走
 日下川に架かる筋違橋を渡った先で高知r297交差点を通過し、しばらく走っていると左にカーブしながら勾配を上って岡花跨線橋を通過する。跨線橋の下を通っているのはJR土讃線であり、以降は土讃線に沿ったルートとなっている。

164.日高村役場の前を通過 165.高知r291交差点 166.日高村下分
 日下駅付近には沿線に多くの建物が建っており、村役場もその近くに存在している。村役場付近を通過した直後に高知r291交差点を通過し、JR土讃線とともに東に向かって走る。周辺の長閑な風景に比して交通量は多いが、信号機付きの交差点が少ないため流れは良好である。

167.高知r299下分小村 168.緩やかなアップダウンあり 169.高知r39交差点
 小村神社前駅の北を通り過ぎた直後に高知r299下分小村交差点を通過する。JR土讃線と隣接した状態を並走しながら緩やかな上り勾配を走っているといの町に入る。徐々に土讃線から離れていき、周囲の建物が増えてきた所で高知r39交差点を通過する。右折してr39を約1.0km南下すると部分開通しているR33の高知西バイパスの鎌田ICが接続しており、右折する車両も多い。

170.仁淀川橋の手前はS字カーブ 171.仁淀川橋 172.R194仁淀川橋東詰交差点を右折
 高知r39交差点を通過してすぐに仁淀川橋を渡るが、その手前でS字状にカーブしているうえに橋上の車線幅はやや狭い。歩道は別の橋が設けられているとは言え上流側だけである。仁淀川橋を渡り終えた所でR194仁淀川橋東詰交差点に突き当たり、右折して高知方面に進む。案内標識には表記されてないが、この交差点からR194が重複している。R194の起点は県庁前交差点、つまりここからすべてR33が重複している事になる。

173.仁淀川の左岸を走る 174.高知r36交差点 175.高知r33・r280交差点
 仁淀川橋東詰交差点からは仁淀川の左岸を少し走り、高知r36交差点を左にカーブしながら通過して川から離れると同時にJR土讃線との並走状態が再開する。土讃線の伊野駅ととさでん交通伊野線の伊野駅前駅の間で高知r33・r280交差点を通過する。南側の伊野駅方向がr280だが案内標識にはヘキサが表記されていない。

176.町道との交差点を道なりに進む 177.とさでん交通伊野線と並走 178.北内電停
 高知r33・r280交差点のすぐ先で町道との交差点を道なりに右方向へ進む。反対方向の走行であれば案内標識に従って左方向に進む事になる。町道との交差点からはとさでん交通伊野線とJR土讃線に挟まれた間を走る。とさでん交通は通常の軌道と路面電車の中間のような状態で車両で軌道式を走る事はできないが徒歩では容易に進入できる。いくつかの電停を通過して行くが、そのうちの北山電停の伊野行は安全地帯がペイントされているだけである。

179.宇治川橋 180.八代信号所 181.八代通電停
 とさでん交通とJR土讃線とともに宇治川橋を渡ると土讃線からは少し離れた状態となる。八代信号所を通過した後に八代通電停を通過する。八代通電停は天神ヶ谷川に架かる橋の改修に伴って北側に移設されている。

182.R33高知西バイパス・高知r386枝川ICを左折 183.枝川小学校の校庭の下を通る 184.高知道・伊野IC
 八代通電停を通り過ぎた直後にR33高知西バイパス・高知r386との枝川ICとなり、左折して高知方面に進む。高知西バイパスの松山・佐川方面は走行当時(2018年12月)においては一区間先の鎌田ICまでしか供用されてないおらず、国道のトレースは現道のみが可能である。また、このとさでん交通はこのまま東に向かっており、r386と並走して高知市の市街地に向かう。
 枝川ICを左折すると上り勾配の側道を走り、枝川小学校の校庭の下をくぐった後に本線に合流する。その直後に高知道の伊野ICを通過する。高知市との市境に近い場所であり、高知市の西部であればこの伊野ICを利用した方が便利である。

185.高知西トンネル 186.高知西トンネルからは直線道路を下る 187.中央分離帯が現れる
 伊野ICからは緩やかな右カーブを曲がりながら勾配を上って高知西トンネルをくぐる。このトンネルより東は高知市である。トンネルからは緩やかな下り勾配の直線道路を走る。北側には拡幅用地と思われる空き地がある事から4車線の道路で計画されているのだろう。勾配が緩やかになって周辺の建物が増えてきた所で中央分離帯が現れて片側1車線道路になる。

188.JR土讃線 189.高知r38交差点 190.一時的に片側3車線になる
 車線が増えて片側2車線道路になってすぐにJR土讃線をアンダーパスし、緩やかな左カーブを曲がりながら高知r38交差点を通過する。このr38はR56の旧道に当たる。r38交差点を過ぎて少し走ると右側に車線が付加されて片側3車線道路となるが、付加された車線は高知r274への車線のため実質的には片側2車線道路である。

191.高知r274が分岐 192.高知r274交差点を左折 193.高知r6本宮町交差点を道なりに進む
 右端車線が高知r274としてアンダーパスに進み、左端車線と中央車線が平面道路のまま進んだ後にr274との交差点を左折する。南に延びているr274はR33の旧道だがR33いの町方面からは右折できない。
 r274交差点からはそれまで旧道の高知r386とr274に沿っていたとさでん交通との並走状態が再開される。とさでん交通を上下線が別々の鏡川大橋で挟み込んだ状態で鏡川を渡り、北詰の高知r6本宮町交差点を道なりに右方向へ進む。

194.鏡川橋電停 195.中途半端な幅の片側2車線 196.旭駅前通電停
 本宮町交差点を通り過ぎてすぐにとさでん交通の鏡川橋電停を通過するが、その手前で右側車線が減少する。電停を過ぎると片側2車線道路に戻るが、次の蛍橋電停でも右側車線が減少する。その後も電停の横を通過するたびに車線が増減するので若干の走りにくさを感じる。また、片側2車線であっても左側車線は幅が狭く軽自動車であってもラインをはみ出してしまう。

197.軌道敷内通行可能区間が終わる 198.津波浸水想定区間 199.R32・R55・R56・R194・R195・R197・R493県庁前交差点
 高知r272交差点付近の旭駅前通電停を過ぎると軌道敷内通行可能区間が終わり、普通の幅の片側2車線道路になる。とさでん交通の路面電車を挟みながら交通量の多い片側2車線道路を走っていると高知r37上町5交差点や高知r270交差点を通過する。高知市の市街地に差し掛かっているため周囲には多くの建物が建っている。
 高知城の南、高知県庁と高知市役所の南に位置するR32R55R56R194R195R197R493県庁前交差点がR33の起点である。若い番号優先の法則によりR32とR33しか表示されていないが、西にR33(〜松山市)・R194(〜西条市)、東にR32(〜高松市)・R55(〜徳島市)・R56(〜四万十市)・R195(〜徳島市)・R197(〜大分市)・R493(〜東洋町)となっている。