国道32号
part3

R192白地交差点〜R439高須交差点
三好市→
→大豊町

100.R192四国中央市方面からの道路と合流 101.徳島r268白地交差点 102.キロポストは路面にも標示されている
 R192R319白地交差点を過ぎると2車線の道路を吉野川に沿って南へと進む。川と山に挟まれた狭い場所だが意外に沿線の家屋が多い。徳島r268白地交差点を過ぎて少し走ると沿線の家屋が少なくなっていく。吉野川の対岸にはr268だけでなくJR土讃線もあり、そちらの方が集落の規模が大きい。なお、r268の三好橋はR32の旧道でもある。

103.異常気象時通行規制区間に入る 104.大谷橋 105.おにぎりはR32のみ
 異常気象時通行規制区間に入ってから少し走ると旧山城町に入る。その後、吉野川を渡ってきたJR土讃線の永見山トンネルの上を通過する。小さな集落が点在する川沿いの2車線道路を淡々と走る。勾配は少なくカーブも緩やかなものが多い。

106.左にはJR土讃線が並走している 107.下川跨線橋 108.右側にJR土讃線が並走している
 吉野川寄りの左側にJR土讃線が並走している状態を走っていると下川跨線橋を通過し、川と反対側の右側に並走している状態となる。線路の向こう側に旧道が存在しているのが確認できる。

109.徳島r270交差点 110.徳島r32下川交差点 111.国見山林道との交差点
 下川集落で緩やかな左カーブを通過しながら徳島r270との交差点を通過する。ただし案内標識もソトバもないため県道が交差しているとは認識できない。r270の行く先に祖谷口駅がある。r270交差点から程なくして徳島r32下川交差点を通過する。先ほど交差したr270はR32とR319に重複した後にr32に重複しているが、この先単独区間になる事はなく、実質的には祖谷口駅停車場線としての機能しかない。下川交差点からは沿線に集落が少ない状態を走るが、山の斜面には多くの家屋が確認でき、決して人里離れた場所でない事が分かる。

112.大川橋 113.山城大橋 114.R319川口交差点
 阿波川口駅の裏手を通り過ぎて山城大橋を左にカーブしながら渡った先でR319川口交差点を通過する。R319は右折して四国中央市新宮方面に進む。重複が始まった買田東交差点から約38kmの距離であり、R319にしてみれば久しぶりの単独区間である。そして酷道区間の入口でもある。

115.鮎戸瀬橋 116.国政片桟道橋 117.金属製の吊橋あり
 川口交差点を過ぎて少し走ると集落が途切れるるが、山の斜面には集落が存在している。吉野川の谷筋を通っているが、勾配は非常に緩やかで急カーブも少ないので意外にも走りやすい道路状況である。国政橋という金属製の吊橋の傍を通過するが、道幅は狭く軽自動車が通れるかどうかという程度である。仮に渡れたとしても対岸に何もない。

118.「剣山国定公園 ここから小歩危峡」 119.徳島r271交差点 120.白川橋
 山城谷トンネルから出てきたJR土讃線と並走するようになると剣山国定公園の小歩危峡に入る。徳島r271との交差点を通過するが、右折してr271を走るととびの巣峡に行く事ができる。r271交差点の直後に白川橋を渡って引き続き吉野川の左岸を走る。

121.小歩危第一洞門 122.小歩危第二洞門 123.小歩危駅の前(下)を通る
 徳島r271交差点から少し走ると小歩危第一洞門と小歩危第二洞門をくぐる。同じ時期に造られたと思われるが、第一洞門はロックシェッドのような形状で、第二洞門はトンネルのような形状である。そのまま走っていると小歩危駅の前を通過する。前と言っても高低差があるため下と言った方が正確だろうか。駅の周辺には家屋が見られるが、大規模な集落ではない。

124.通学路の警戒標識が立っているが… 125.JR土讃線の第二吉野川橋梁 126.「剣山国定公園 ここから大歩危峡」
 上西宇集落に差し掛かると通学路の警戒標識が立っているが、その対象となる学校は既に廃校となっている。JR土讃線の第二吉野川橋梁の下をくぐると大歩危峡に差し掛かる。対岸の土讃線は多くのトンネルを通っている。

127.大歩危洞門 128.大歩危観光の拠点のひとつ 129.異常気象時通行規制区間に入る
 大歩危洞門をくぐって少し走るとコンビニや飲食店が集まる場所の前を通る。駐車場も広く道の駅のような感じだが道の駅には指定されていない。それを通り過ぎた直後に異常気象時通行規制区間に入る。対象区間は県境を挟む26.3kmで連続雨量が250mmを超えると通行止になる。

130.山岳地域を快走 131.「前方(橋梁) 幅員減少」 132.藤川橋
 異常気象時通行規制区間に入ってからもほとんど勾配のない2車線道路が続いている。山岳地域ではあるが二桁国道とあって走りにくさはさほど感じない。遊覧船の発着場を過ぎて藤川橋を渡るが、橋上はやや狭いため幅員減少の警戒標識が設置されている。もっとも乗用車であればさほど幅員を気にせずに通過できる。

133.道の駅「大歩危」 134.徳島r45交差点 135.三好市山城町下名
 藤川橋の南詰で徳島r272交差点を通過し、少し走ると道の駅「大歩危」を通過する。異常気象時通行規制区間の起点付近や藤川橋の北の遊覧船の発着場、道の駅は行楽シーズンの休日は混在している事が多い。
 道の駅から程なくして徳島r45交差点を通過する。かずら橋へはここを左折してr45を11km程走る。r45に接続している徳島r32はR439(R492重複)の京柱峠を迂回できるルートである。

136.下名第一洞門 137.下名第2洞門 138.下名トンネル
 吉野川の左岸を走っていると下名第一洞門をくぐり、次いで下名第2洞門をくぐる。第一洞門はこれまでとは異なり金属製である。さらに南下すると下名トンネルをくぐる。白地交差点以南はいくつもの洞門を通過したが、トンネルはこれが最初である。

139.高知県大豊町に入る 140.センターラインが消えかけている 141.大久保洞門
 境谷橋を渡ると高知県大豊町に入る。香川県と徳島県の境は長大トンネルだったが、徳島県と高知県の境は小さな川である。高知県に入ってしばらくは沿線に家屋のない2車線道路を走り、大久保洞門をくぐる。大久保洞門以南は沿線に家屋があるが、その数は少ない。山の斜面には多くの家屋が建っておりそれなりの規模の集落と言える。

142.高知r259交差点 143.大豊町永渕 144.豊永大橋
 高知r259交差点を通過するが、r259の大岩橋を渡った先に土佐岩原駅がある。その後もJR土讃線と吉野川を挟んだ状態が続いている。徳島県側と同様に勾配はほとんどなくカーブは多いがおおむね走りやすい道路状況である。豊永大橋を渡って吉野川の右岸に移ると土讃線と近接並走状態となる。

145.JR土讃線と吉野川の間を走る 146.R439・R492豊永交差点
 JR土讃線と吉野川の間を走っていると新豊永橋の南詰でR439R492豊永交差点を通過する。案内標識に表記されていないが、この交差点から南はR439とR492が重複している。なお、R492は京柱峠方面のR439にも重複しており、単独区間として表に出てくるのは80km以上も走らなければならない。

147.親柱(?)のみが残る旧長瀞橋は昭和10年架橋 148.高知r113との交差点を道なりに右へカーブ 149.長瀞橋の西詰は左直角カーブ
 豊永交差点からはR439とR492が重複しているが道路状況に変化はなく、引き続き吉野川の右岸を走る。約250m走ると高知r113交差点を道なりに右へ直角にカーブする。幅員減少の標識が立てられているが道幅が狭くなると言うよりもカーブが直角のため大型車はセンターラインを割ってしまう可能性が高い事から注意を促しているのだろう。長瀞橋を渡った西詰では左の直角カーブを曲がる。なお、高知r113は徳島r113でもあり、起点はR439・R492・徳島r32の交差点である。つまりr113も京柱峠を越える道路のひとつである。徳島県内は全てR439・R492に重複しているためヘキサも存在しない。

150.おにぎりはR32のみ 151.安野々橋 152.集落が断続的に続く
 長瀞橋で吉野川の左岸に移ってからも2車線道路が続いている。山間部と言える場所を走っているが、勾配も急なカーブもなく比較的走りやすい道路状況と言える。沿線の家屋は少なく、まとまった集落は対岸の高知r113沿いにある。また、JR土讃線も右岸に敷設されている。

153.高知r261寺内交差点 154.カーブは多いが走りやすい 155.白破線のセンターラインでも見通しがあまり良くない
 大田口駅の北西で高知r261寺内交差点を通過する。r261の薬師橋を渡ると高知r113との交差点となるが、r261は大田口停車場線という路線名なので駅までの150m程度はr113に重複していると考えられる。寺内交差点を過ぎてからも相変わらず勾配の少ない2車線道路を走る。カーブは多いが急なものは少なく概ね快走路と言える。

156.「橋梁幅員減少」 157.吉野川橋 158.高知r113交差点
 吉野川に沿って走っていると高知r262との交差点を左にカーブしながら通過する。幅員減少の警戒標識が設置されているが、ここも道幅が狭くなると言うよりもカーブが直角に近いため大型貨物車両がはみ出してしまう可能性があるための警告だろう。高知r262交差点の直後に吉野川橋を渡り、以降は支流の穴内川の左岸を走る。高知r113穴内交差点を通過すると再びr113が重複している状態になる。

159.「100」 160.R439・R492高須交差点
 JR土讃線のトンネルの上を2ヶ所通った後にR439・R492高須交差点を通過するる。R439が本山方面に分岐し、R492はこの交差点が終点のため以降はR32の単独区間となる。なお、高知r113は引き続きR32に重複している。

国道32号 part4