国道22号
part1

R1熱田神宮南交差点〜R21茜部本郷交差点
名古屋市→清須市→名古屋市→清須市→北名古屋市→一宮市→北名古屋市→一宮市→
笠松町→岐南町→岐阜市

1.R1・R19・R247熱田神宮南交差点 2.片側5車線 3.愛知r224旗屋町交差点
 愛知県名古屋市の中心部の南に位置するR1R19R247熱田神宮南交差点がR22の起点だが、R19に重複しているため案内標識には表記されてない。片側3車線のR1からR22(実質R19)に進むと片側5車線と一桁国道よりも車線の数が多い。交差点の名称の由来となった熱田神宮の西側を北上し、その北西端で愛知r224旗屋町交差点を左にカーブしながら通過する。r224には空港線と案内されているが、r224自体は熱田停車場線という短い県道であり空港線へは市道(区道)を走る事になる。

4.舗装がアスファルトになる 5.愛知r29新尾頭交差点 6.市道(山王通)との古渡町交差点
 旗屋町交差点を過ぎるとコンクリート舗装からアスファルト舗装に変わるが、交差点付近はコンクリート舗装となっている。JR・名鉄・地下鉄の金山駅の南西で愛知r29新尾頭交差点を右にカーブしながら通過する。熱田神宮南交差点からここまでは道路の下に地下鉄名城線が通っており、新尾頭交差点の少し南には地下鉄名港線が地下を横切っている。
 愛知r115金山新橋南交差点を過ぎると熱田区から中区に入り、その直後に金山新橋でJR東海道本線・中央本瀬・名鉄名古屋本線をオーバーパスする。と言っても線路が低い位置を通っているため跨線橋にありがちな前後の勾配がない。市道との九丁堀交差点では左端車線が左折専用車線、右端車線が右折専用車線となるが、交差点を過ぎると片側5車線に戻る。山王通と呼ばれる市道との古渡町交差点を通過するが、ここでも両端の車線が左折もしくは右折専用車線になる。交差点の上を横切っているのは名古屋高速の都心環状線である。阪神高速の環状線と同様に時計回りの一方通行である。

7.市道(若宮大通)との若宮南/北交差点と名古屋高速 8.「R22 岐阜36km 一宮21km」「R19 多治見33km 春日井13km」 9.R19・愛知r68日銀前交差点
 古渡町交差点以降も片側5車線道路が続いているが、両端の車線が左折もしくは右折車線となる交差点が連続しているため実質的には片側3車線道路と言える。大須通という市道との西大須交差点からは地下鉄鶴舞線が道路の下を通っており、程なくして若宮大通との若宮南/北交差点を通過する。交差点の上を横切る名古屋高速の2号東山線を挟んで南交差点と北交差点に別れているが、当然ながら信号機のタイミングは連動している。
 若宮北交差点以降は完全な片側3車線道路になる。地下鉄鶴舞線の伏見駅の上で愛知r60広小路伏見交差点を、地下鉄東山線の伏見駅の上で錦通との錦通伏見交差点を通過する。r60、錦通ともに片側2車線以上の幹線道路だが、両交差点の間は100mも離れていない。
 熱田神宮南交差点から約5.9kmでR19・愛知r68日銀前交差点を通過する。ここでR19が多治見・美濃加茂方面に右折するため、ようやく単独区間となる。R19の右折車線が1本に対してR22の直進車線は3本も設置されている。

10.日銀前交差点からは片側4車線 11.愛知r200新御園橋交差点と名古屋高速 12.愛知r215三の丸1交差点を左折
 日銀前交差点を過ぎてすぐに車線が増えて片側4車線道路になる。北上していると名古屋高速の都心環状線の丸の内出口の高架が上下線を分離する形となり、名古屋高速の下で愛知r200新御園橋交差点を通過する。新御園橋交差点の北は丸の内入口の高架が上下線を分離する形となっており、その辺りで地下鉄鶴舞線が西に逸れる。
 新御園橋交差点から約400mで愛知r215三の丸1交差点となる。R22は左折しなければならないが、左折車線は3本も設置されており右端車線以外を走っていればR22をトレースできる。交差点の名称からも想像できるが、名古屋城が北東にある。

13.巾下橋 14.愛知r63浅間町交差点と名古屋高速 15.右端車線が減少
 三の丸1交差点のすぐ先で巾下橋を渡るが、その下を流れる堀川が区境となっており西区に入る。片側3車線道路を走っていると名古屋高速の清須線の下で愛知r63浅間町交差点を通過する。交差点の下に地下鉄鶴舞線の浅間町駅があるが、R22ではなくr63の下を通っている。浅間町交差点から約400m先の堀切交差点を過ぎた直後に右端車線が減少する。

16.片側2車線 17.上更東交差点 18.愛知r67上更交差点を右折
 片側2車線道路を約600m走るとまた車線が増えて片側3車線になる。上更東交差点を過ぎると右側2本の車線に青色のペイントが施されており、愛知r67上更交差点でその2本がR22として岐阜方面への右折車線となる。直進のr67稲沢方面はR22の名岐バイパスの旧道に当たる。

19.上更交差点からも片側3車線 20.市道(康生通)との康生通2交差点を左折 21.名古屋市西区笹塚町
 上更交差点からは片側3車線道路を北北東の方角に向かって走る。約1.2kmで康生通という市道との康生通2交差点を左折するが、左折できるのは左側の2本の車線だけである。康生通2交差点を過ぎると片側3車線に戻り、右カーブを曲がった後はほぼ真北の方角に進む。

22.堀越交差点を左折 23.名古屋高速6号清須線と並走 24.名古屋r202(r106?)新名西橋南詰交差点
 康生通2交差点から約600mで市道との堀越交差点を左折する。名古屋高速の6号清須線が横切っており、交差点からはその下を通る。清須線の下をくぐった直後に名古屋r202との新名西橋南詰交差点を通過する。中央分離帯で仕切られた交差点で、反対側車線には愛知r106が接続している。ソトバでは南にr202、北にr106となっているが、地図では逆になっている。

25.清須市に入る 26.愛知r126新名西橋西詰交差点 27.片側3車線+側道
 新名西橋で庄内川を渡ると清須市に入る。川を渡り終えても高架道路が続いており名鉄犬山線をオーバーパスした後に下り、平面道路になった所で愛知r126新名西橋西詰交差点を通過する。名古屋高速に上下線を分離された片側3車線道路に側道があるが、側道はすぐに本線に合流して新川新橋を渡る。新名西橋西詰交差点の少し北西から新川新橋にかけての約400mは名古屋市西区域を掠めるように通っているが、市境標識等は設置されてない。

28.東海交通事業城北線 29.R302朝日交差点 30.R302をアンダーパス
 新川新橋の北詰で愛知r59新川新橋北詰交差点を通過するが、この交差点も愛知r106・r202交差点と同様に信号機は設置されておらず中央分離帯の切れ目もない。東海交通器用の城北線の効果の下を通過してすぐにR302朝日交差点を通過する。交差点と言っても立体交差形状でR22を岐阜・一宮方面に進む分には信号機を介する必要がない。R302本線の下をくぐった後にR302からの側道が合流する。R22とR302の立体交差点の上には名古屋第二環状道(名二環)と名古屋高速6号清須線・16号一宮線の清須JCTがある。

31.名古屋高速16号一宮線の春日入口 32.北名古屋市に入る 33.愛知r62中之郷南交差点
 朝日交差点からは頭上を並走しているのが名古屋高速6号清須線から16号一宮線に変わるが、どちらも名古屋高速なので両者の違いを意識する事もないだろう。愛知r163下之郷交差点を通過した先で春日入口が右に分岐する。その後少し走ると市境を通過して北名古屋市に入り、程なくして愛知r62中之郷南交差点を通過する。

34.名古屋高速に隔てられた片側3車線道路 35.愛知r161五日市場交差点 36.一宮市に入る
 交通量の多い片側3車線道路を北上していると名古屋高速の西春出口と合流した後に愛知r161五日市場交差点を通過し、五条川に架かる伝法寺橋を渡って一宮市に入る。境標識が設置されているのは五条川の北詰だが、西春出口の合流部から五日市場交差点の少し北の区間は一宮市域を通っている。また、市境付近で一宮西春入口が右方向に分岐している。

37.愛知r153伝法寺交差点 38.側道が分岐する 39.名神・一宮IC
 一宮市に入ってから緩やかな左カーブを描いていると愛知r153伝法寺交差点を通過する。名古屋高速の一宮南出口が合流した後に側道が分岐し、名神の一宮ICを通過する。側道に進んでも一宮ICに入る事ができる。また、名神と名古屋高速は一宮JCTで接続しているが、名神と名古屋高速の一宮東IC方面との往来はできない。

40.名神の名岐橋 41.一宮IC以北も片側3車線 42.下浅野交差点
 一宮ICを過ぎると名神の名岐橋の下を通過した後に愛知r25・r166三ッ井交差点を通過する。これまでと同じ片側3車線道路を走るが、異なるのは頭上の高架道路が名古屋高速の清須線から一宮線に変わっている事くらいである。

43.一宮中入口以降は名古屋高速の並走が終わる 44.R155富士3交差点
 名古屋高速の一宮東出口以降は高架道路の幅が狭くなり、下ってきた後に一宮中入口を通過すると高架道路との並走区間が終わる。この一宮中入口は2018年6月時点の一宮線の終点となっている。名古屋高速との並走が終わった直後にR155富士3交差点を通過する。

45.片側3車線+側道 46.愛知r64両郷町交差点 47.R155小牧一宮バイパスとの常願通7交差点
 富士3交差点からは片側3車線に加えて側道もある。ただし、信号機付きの大きな交差点の前後に側道はなく、信号機のない交差点や店舗に左折で出入りするための側道と言える。愛知r171朝日2交差点を通過して少し走ると愛知r64両郷町交差点を通過し、その直後にR155常願通7交差点を通過する。富士3交差点で交差していたのは現道で、常願通7交差点で交差しているのは小牧一宮バイパスである。バイパスはR22より東側の供用されていないため、国道トレースにバイパスは利用できない。

48.本線は小型特殊車両・軽車両・歩行者は通行禁止 49.愛知r150西島町交差点 50.盛土の上を走る
 常願通7交差点を過ぎると緩やかな勾配を上り、大江用水の上を通過した後に緩やかに下る。用水の堤防が高いのではなく前後に制限高1.9mの道路が通っているためである。また、R22に側道が設置されているが、これまでの側道区間とは異なり本線は小型特殊車両と軽車両、歩行者の通行が禁止されている。とは言うものの比較的大きな交差点の前後には側道はなくなってしまう。
 愛知r151中島通3交差点と愛知r150西島町交差点を相次いで通過した後にも側道が分岐し、本線は盛土の上を走る構造となる。愛知r193とは直線繋がっておらず側道を介して繋がっている。ただし、ウォッちずでは側道は国道色に塗られておらず市道の可能性もある。この区間の本線も小型特殊車両と軽車両、歩行者の通行が禁止されているため、当該手段でのR22のトレースは不可能と言える。

51.東海北陸道の一宮木曽川IC 52.東海北陸道の大毛高架橋 53.盛土上の片側3車線道路
 一宮市の北部で東海北陸道の一宮木曽川ICを通過する。インターチェンジからの流出路が合流した直後に愛知r175大毛西交差点を通過し、斜めに横切っている東海北陸道の大毛高架橋の下をくぐる。その先で愛知r148一宮木曽川インター北交差点、次いで愛知r181黒田西石原交差点を通過する。黒田西石原交差点以北は再び側道が分岐し、本線は盛土の上を走る。この区間の本線は特に通行車両に制限は設けられていないが、路側帯がないため歩行者の通行は実質的に不可能と思われる。

54.愛知r148・r182北方町交差点 55.新木曽川橋 56.岐阜県笠松町に入る
 右にカーブしながら愛知r148・r182北方町交差点を通過する。右左折どちらもr148のはずだが(ただし、左折は10m程度のみ)、案内標識はどちらもr182のヘキサが表記されている。r148と短い並走が終わった後に新木曽川大橋を渡って岐阜県笠松町に入る。約4.4km下流に愛知/岐阜r14の木曽川橋が架かっているが、これは名岐バイパスの旧道に当たる。

57.笠松町円城寺 58.岐南町に入る 59.岐阜r175伏屋交差点
 新木曽川橋を渡り終えてからも周囲に比べて一段高い位置を走っており、岐阜r178をオーバーパスする。緩やかな勾配を下って平面道路になった所で岐南町に入る。笠松町域を通っている距離は僅か1km強で国道から出入りできる建物も非常に少ない。岐南町に入ってすぐに岐阜r175伏屋交差点を通過するが、これは一宮木曽川IC付近で交差していた愛知r175とは別の県道である。

60.岐南ICを側道へ進む 61.「大垣18km 瑞穂9km」
 岐南町に入って約700m走るとR21R156岐南ICに至る。ひとつ違いとは言え格上の国道なので岐南ICが終点と思ってしまっても何ら不思議ではないが、この交差点は終点ではない。左に分岐する側道に入り、大垣・瑞穂方面に進む。岐南インター交差点からの道路を合流して片側2車線の側道を走り、町道との八剣交差点を過ぎると勾配を上ってR21・R156の本線に合流する。なお、岐南ICからはR21・R22・R156の3国道重複区間である。

62.岐阜r177徳田IC 63.岐阜市に入る 64.岐阜r14下川手IC
 片側2車線の高架道路に合流した直後にJR東海道本線をオーバーパスし、岐阜r177徳田ICの側道が分岐する。徳田1交差点からの側道が合流した直後には名鉄名古屋本線をオーバーパスする。名鉄の線路のほぼ真上が市町境となっており、以西は岐阜市域を走る。岐阜市に入ってすぐに岐阜r14下川手ICを通過するが、このr14はR22名岐バイパスの旧道である。

65.おにぎりはR21のみ 66.R21・R156・R157・R248・岐阜r183茜部本郷交差点
 下川手ICを過ぎると勾配を下って高架道路から平面道路になるが、勾配を下り切る手前で左折車線と右折車線を含んだ5車線になる。その交差点が、R21・R156・R157R248・岐阜r183茜部本郷交差点であり、R22の終点である。交差点の西はR21単独区間、東はR21・R22・R156重複区間、北はR157・R248重複区間である。