国道13号
part4

R47栗田交差点〜R398表町4交差点
新庄市→金山町→真室川町→
→湯沢市

170.山形r318鳥越交差点 171.路側帯が広くて走りやすい 172.山形r313新庄駅東入口交差点
 R47栗田交差点から約200m北に山形r318鳥越交差点があるが、北西に進むr318はR47の旧道である。県道に降格したうえに新庄南バイパスは前述のとおり自動車専用道路のためR13と同様にR47のトレースも自動車もしくは125ccより大きな排気量の2輪車でなければ不可能である。沿線に多くの商業施設が建っている中を走っていると最上中央公園の北東で山形r313新庄駅東入口交差点を通過する。

173.R458・山形r312五日町交差点 174.山形r307清水川交差点以北は水田が広がっている 175.山形r58・r311泉田交差点
 栗田交差点から約3.3km走るとR458・山形r312五日町交差点を通過する。上山市でも交差していたR458だが、上山市が終点でここが起点である。両交差点間の距離はR13が約80kmでR458が約114kmである。ただし、R458はダート区間を擁する十部一峠があり、その他にも右左折する交差点が多いためバイパスとしての機能は一切持っていないと言える。2020年7月の時点において、その十部一峠を含む区間が舗装工事のため通行止規制が敷かれており、ダートが消滅するのではと危惧している。
 五日町交差点を過ぎて山形r307清水川交差点付近から北は沿線の建物が少なくなる。新泉田橋を渡ると沿線の建物が増えるが、商業施設は少ない。泉田集落で山形r58・r311泉田交差点を通過する。

176.「25km先 秋田県境」 177.山形r319赤坂交差点 178.チェーン着脱場を兼ねた駐車スペースが点在
 家屋が途切れる事なく続いており両側に歩道のある2車線道路を走る。二桁国道のため交通量はそれなりにあるが雰囲気は長閑なものである。山形r319赤坂交差点を通り過ぎた後に緩やかな上り勾配となる。

179.金山町に入る 180.金山町の市街地方向を遠望 181.水田の中を走り抜ける
 上り勾配の途中で市町境を通過して金山町に入る。金山町に入ってすぐに右のヘアピンカーブを曲がるが比較的曲線半径が大きく取られているためさほど苦もなく走る事ができる。ヘアピンカーブが終わると北側の視界が開けて金山町の市街地らしきものも見える。大きく左にカーブしてからは平坦になり水田の間を走り抜ける。

182.金山町の中心部に差し掛かる 183.山形r73金山中前交差点 184.金山橋
 山形r320山崎交差点を過ぎると金山町の中心部と言える場所に差し掛かる。町役場の近くで左にカーブしながら山形r73金山中前交差点を通過した後に金山川に架かる金山橋を渡る。

185.R344金山交差点 186.薬師山の麓を走る 187.山形r324飛森交差点
 R344金山交差点を通過して薬師山の手前で左カーブを曲がる。R344の起点はR13との湯沢駅前交差点であり、ここから北は全てR13に重複している。薬師山の南から北にかけて回り込むようにして麓を走り、緩やかな勾配を上っていると山形r324飛森交差点を通過する。

188.金山北IC 189.「秋田128km 横手54km 湯沢34km」 190.制限速度は70km/h
 緩やかな勾配を上っていると現道とE13東北中央道の一部である主寝坂道路が交差している金山北ICに至る。直進がバイパスで右折は現道である。重複しているR344を走行した際に現道を走行したため、今回は直進してバイパスへと進んでいる。なお、主寝坂道路は自動車専用道路だが、現道が国道の指定を受けているため歩行者や自転車、125cc以下の2輪車でも国道を走行する事ができる。
 主寝坂道路に入るとワイヤー式の中央分離帯が設置されており、また標識も緑色のものが設置されているため、高速道路の暫定2車線区間を思わせる。約2.5kmで車線が増えて片側2車線道路になる。

191.片側1車線道路に戻る 192.中田IC 193.新主寝坂トンネル
 片側2車線区間の距離は1.0km程度であり実質的には追越車線としか機能していない。外沢川の谷筋を走っていると中田ICを通過する。現道に接続するインターチェンジだが、湯沢方面としか接続していない。緩やかな上り勾配の片側1車線道路を走っていると新主寝坂トンネルをくぐって真室川町に入る。現道の主寝坂隧道は3.6mの制限高があり、内部で大型トラックが離合できない幅だが、新主寝坂トンネルは制限なく通行できる。

194.終点まで300m 195.真室川IC 196.及位隧道
 新主寝坂トンネルを出ると左カーブを曲がりながらやや急な勾配を下る。右カーブを曲がっていると現道との真室川ICを通過する。金山北ICと同様にインターチェンジを名乗っているもののただの平面交差点である。現道と合流した後はJR奥羽本線と並走状態となり、及位隧道をくぐる。

197.駐車帯が閉鎖されている 198.真室川町及位 199.沿線の家屋はほとんどない
 及位隧道を出て緩やかな勾配を下っていると比較的広い駐車帯を通過するが、出入口にラバーポールが設置されており進入できなくされていた。そのくせ手前の「P」標識は撤去もされていなければ隠されてもいないので厄介である。真室川町域の端に当たる場所ながらJR奥羽本線の及位駅があるため集落が存在している。しかし多くの家屋は旧道と思われる町道の沿線にあるため国道沿いには少ない。

200.雄勝トンネル 201.秋田県湯沢市に入る 202.JR奥羽本線と並走
 全長1375mの雄勝トンネルをくぐると秋田県湯沢市に入る。北西にJR奥羽本線のトンネルもあるが、名称は院内トンネルという。トンネルを出ると雄勝川の流域を下っており奥羽本線が並走している。

203.JR奥羽本線と2ヶ所で交差 204.R13院内道路との上院内交差点 205.カーブは多いが快走可能
 JR奥羽本線の橋梁を2ヶ所でくぐった後にR13院内道路との上院内交差点を通過する。この院内道路もE13東北中央道の一部であるが、2020年7月の時点では下院内交差点までの1区間しか供用されていないため距離及び時間の短縮効果は薄い。また、主寝坂道路と同様に自動車専用道路である。

206.湯沢市上院内 207.山形r278八丁新町交差点 208.R108・R344岩井堂入口交差点
 沿線の家屋が増えるのに前後して勾配がほとんどない状態となる。JR奥羽本線に沿った直線道路を走っているとR108の橋梁の下で山形r278八丁新町交差点を右にカーブしながら通過する。カーブを曲がり終えた直後にR108・R344岩井堂入口交差点を通過する。案内標識におにぎりは表記されていないが、ここからはR13・R108・R344の3国道重複区間である。

209.湯沢市下院内 210.国道沿線の家屋は少ない 211.R13院内道路との下院内交差点
 R344に加えてR108が重複した状態となるが、道路状況にこれといった変化は見られず、走りやすい2車線道路が続いている。院内駅の南を通過してJR奥羽本線に沿って左カーブを曲がった後にR13院内道路との下院内交差点を通過する。上院内交差点〜下院内交差点の距離は現道が約4.5kmで院内道路が約4.0kmである。

212.山口トンネル 213.前方に建設中の東北中央道が見える 214.R108・R344新万石橋交差点
 下院内交差点を過ぎて緩やかな上り勾配を上っていると山口トンネルをくぐる。南には建設中のE13東北中央道の橋脚が見える。緩やかな左カーブを曲がりながら新万石橋を渡った先でR108・R344新万石橋交差点を通過する。ここでR108が大崎方面に分岐するが、R344の重複は続く。

215.東山トンネル 216.E13雄勝こまちIC 217.道の駅「おがち」
 新万石橋交差点を過ぎてすぐに東山トンネルをくぐり、平坦な直線道路を走っているとE13東北中央道の雄勝こまちICを通過する。未供用区間のある東北中央道だが、雄勝こまちICより北の区間は全て開通している。雄勝こまちICを過ぎて緩やかなカーブ部分に道の駅「おがち」がある。

218.横堀こ線橋 219.「秋田103km 大仙50km 横手29km」 220.須川橋
 道の駅を過ぎると緩やかな勾配を上って横掘こ線橋を通過し、右にカーブしながら緩やかな勾配を下る。JR奥羽本線の北西の平坦な直線道路で走っているとS字状のカーブを描きながら須川橋を渡って秋田r51須川交差点を通過する。右折してr51を約500m走るとE13東北中央道の須川ICがある。

221.平坦な直線道路を走る 222.秋田r311上関交差点 223.雄勝川の右岸を走る
 須川交差点からは平坦な直線道路に戻る。西には雄勝川、東にはJR奥羽本線とE13東北中央道がある。秋田r311上関交差点を通過した後に秋田r186三関駅入口交差点を通過し、その後は雄勝川の右岸を走る。

224.戸沢橋交差点 225.E13三関IC 226.関口こ線橋
 雄勝川の支流のと沢川に架かる戸沢橋の北詰で市道との戸沢橋交差点を通過するが、対向車線にのみ右折車線が設置されている関係でS字状に直進しなければならない。緩やかな右カーブを曲がって雄勝川から離れた直後にE13東北中央道(湯沢横手道路)との三関ICを通過し、そのすぐ先で関口こ線橋でJR奥羽本線をオーバーパスする。

227.秋田r279寺沢交差点 228.秋田r277西松沢交差点 229.西松沢交差点以北は4車線道路
 跨線橋から平面道路に戻って緩やかな左カーブを曲がっていると秋田r279寺沢交差点を通過し、そのすぐ先で秋田r277西松沢交差点を通過する。その線形からしてr279(の一部)とr277はR13の旧道と思われる。西松沢交差点からは4車線道路となって湯沢市の市街地を北上する。

230.右側車線が減少 231.R398表町4交差点
 秋田r279千石町1交差点を通過して湯沢駅の西で秋田r185との湯沢駅前交差点を通過する。一見するとR13とr185の交差点にしか見えないこの交差点はR344の起点である。金山交差点からの距離は約40km(主寝坂道路経由)である。
 湯沢駅前交差点を過ぎてS字状のカーブを曲がった先で右側車線が減少して対面2車線道路に戻る。その後R398表町4交差点を通過する。左折すると湯沢ICがあるが、このインターチェンジを境に北側の区間は有料道路である。

国道13号 part5