国道6号
part6

R114知命寺交差点〜R113光陽北交差点
浪江町→南相馬市→相馬市

244.請戸川橋 245.ナミエボウルの敷地内(?)に船が置かれている 246.南相馬市に入る
 R114R459・福島r254知命寺交差点を過ぎてすぐに請戸川橋を渡り、浪江町の市街地から離れていく。橋を渡り終えてからは緩やかな勾配を上る。その途中でナミエボウル(廃業?)の前を通過するが、建物の北側には船が置かれている。場所を考えると津波で流されたとは考えにくいので、東日本大震災以前からモニュメントとして置かれていたと考えるのが自然だろう。そのナミエボウルから程なくして名もなき峠を越えて南相馬市に入る。

247.南相馬市側の南向き車線には登坂車線がある 248.「東日本大震災 津波浸水区間 R6ここから」 249.津波で被災したとは思えない長閑な風景
 南相馬市に入っると反対側の南向き車線に約600m程の登坂車線が現れる。登坂車線がなくなってからも下り続けるが、勾配は非常に緩やかである。その勾配を下り切った所で東日本大震災において津波で浸水した区間の始まりを示す標識が立てられている。その標識を過ぎると津波に浸かった区域に入るのだが、5年も経過しているとさすがにその痕跡は見当たらなかった。

250.勾配もカーブも緩やかで走りやすい 251.福島r255塩行交差点 252.「津波浸水区間」
 緩やかにカーブしながらアップダウンしている2車線快走路を淡々と走っていると福島r255福岡交差点を通過し、少し重複した後に塩行交差点で分岐する。さらに福岡r260大井交差点を通過してから小高川を渡る。

253.南相馬市原町区堤谷 254.「東日本大震災 津波浸水区間 R6ここまで」 255.福島r261交差点付近以降は上り勾配
 2車線快走路と淡々と走っていると津波浸水区間の終わりを知らせる標識を通過する。前述の通り、震災から5年経過しているため、浸水区域の内外で景色に特に変化はない。福島r262交差点と福島r261交差点を通過してからは緩やかな勾配を上る。

256.営業している店舗も増えてくる 257.道の駅「南相馬」 258.福島r74下高平交差点
 福島r262との2ヶ所目の交差点を通過すると沿線の建物が増えてきて、商業施設もいくつか見られる。南相馬市の市街地の東端と言える場所で道の駅「南相馬」の前を通り、そのすぐ先で福島r12・r263高見町交差点を通過する。新田川に架かる新桜井橋を渡ると市街地から離れるため沿線の建物が少なくなる。福島r74下高平交差点を通過するが、案内標識では立体交差点であるかのように見えるが、実際はただの平面の交差点で左折する道路が手前から分岐しているだけである。

259.南相馬市鹿島区川子 260.真野川橋 261.潤谷川から真野川にかけても津波浸水区間
 下高平交差点を通過して少し走ると仙台市といわき市の中間地点を示す標識を通り過ぎる。仙台市といわき市のどの地点を指すのかは不明だが(市役所?)、どちらも76kmの距離にある。その後も2車線快走路を走っていると緩やかな勾配を上った後に緩やかに下るが、そこで再び津波震災区間に入る。福島r265柚原交差点を通過してから真野川を渡ると津波浸水区間が終わるが、特に標高が上がる訳でもない。

262.JR常磐線の鹿島駅の東を通過 263.南相馬市鹿島区横手 264.相馬市に入る
 JR常磐線に沿って走っていると鹿島駅の東側を通過する。旧鹿島町の中心部だった駅でかつての町役場もある地域だが、建物の大半は線路の西側にある。旧鹿島町の中心部の北端付近で福島r120永田交差点を通過する。このr120は路線名は浪江鹿島線となっており、陸前浜街道と呼ばれている事からR6の旧道と思われる。近接して並走していた常磐線の線路と少し離れてから市境を通過して相馬市に入る。

265.南向き車線に登坂車線あり 266.道の駅「そうま」 267.
 相馬市に入るとすぐに反対側の南向き車線に登坂車線が設置されている。市町境付近に登坂車線が設置されている事は何ら珍しい事ではないが、R6はなぜか南向き車線にばかり設置されている。かと言って北向き車線に比べて南向き車線の方が勾配が急という訳でもない。平坦になった所で道の駅「そうま」を通過する。その後はアップダウンがあるが勾配は非常に緩やかである。

268.R6現道との潜石交差点 269.ゴルフボールシェッド 270.R115・福島r74大曲交差点
 相馬市の市街地の手前でR6現道との潜石交差点があり、直進の相馬バイパスと左折の現道とに分かれる。いわき市ではR399との交差点をパスしてしまうという理由で現道を走行したが、相馬バイパスにおいてはR115との交差点があり、現道にもバイパスにも交差点が存在する。よって今回はバイパスへと進んでいる。
 相馬バイパスに進んですぐにゴルフボール用のシェッドを通過するが、隣接しているのはゴルフ場ではなくゴルフ練習場である。沿線に建物がほとんどない2車線道路を走っていると梅川橋を渡った直後にR115・福島r74大曲交差点への側道が分岐し、R6は大曲跨道橋で交差点をオーバーパスする。ここで交差しているR115もバイパスであり、かつてはR6現道との中野交差点以西のみだったが、後にr74をR115に指定する事でR6のバイパスまで延伸されている。

271.沿線に建物のない状態が続く 272.相馬東大橋 273.左側には4車線用の用地らしき空き地がある
 大曲交差点から相馬バイパスに進むと盛土に造られた道路を走る。市街地を通り抜けている現道と異なりバイパスには沿線の建物は存在しない。南相馬方面とのみ接続している市道とのランプを通過すると相馬東大橋を渡るが、この橋で宇多川と小泉川の2つの河川を渡る。橋を渡り終えた所には新地方面とのみ接続している市道とのランプを通過する。

274.福島r38細田交差点 275.細田交差点以北も沿線に建物なし 276.R113・福島r389光陽北交差点
 福島r38細田交差点を通過するが、左折してr38を進めばR6現道とR115現道との塚の町交差点に至る。R115相馬南バイパスはR6相馬バイパスまで延伸されたが、R115の現道は延伸されていない。細田交差点からも沿線の建物が少ない2車線道路を走っているとR113・福島r389光陽北交差点に至る。

国道6号 part7