国道1号
part1

日本橋〜R16高島町交差点
中央区→千代田区→港区→品川区→大田区→
 →川崎市→横浜市

1.日本橋 2.R15・R20日本橋交差点を右折 3.片側3車線
 首都高速の下にある日本橋がR1の起点であり、R1の他にR4R6R14R15、R17、R20の起点となっている。R1はR15とR20に重複された状態で南へ進むが、僅か200m先の日本橋交差点を右折しなければならない。R15おにぎりの補助標識に直進を示す矢印がある他に案内はなく、事前にルートを確認していないと直進してしまう可能性が高い。日本橋交差点からは重複している国道はR20のみとなり、片側3車線道路を西に向かって走る。道路の地下には東京メトロ東西線が走っている。

4.JR京浜東北本線・山手線・中央本線のガードは4.0mの制限高あり 5.東京r402大手町駅前交差点 6.東京r403大手町交差点を左折
 東京r405交差点を通過すると千代田区に入り、東京駅の北でJR東北・上越新幹線・京浜東北本線と山手線と中央本線のガードをくぐる。東京駅に徒歩圏内に位置しているが、4.0mの桁下制限高がある。ガード過ぎてすぐに東京r402大手町駅前交差点を通過し、さらに少し走った所の東京r403大手町交差点を左折する。大手町交差点の正面には皇居があるせいもあって高層ビルに囲まれていない。

7.皇居の東側を走行 8.東京r304・r409日比谷交差点を右斜め前方へ
 大手町交差点からは東京メトロ千代田線と都営地下鉄三田線の上を走っている。西には皇居のお堀があるため都心にあって緑が多い場所である。日比谷壕の角で東京r304・r409日比谷交差点となるが、壕に沿って右折するのがR1である。右折車線が1本しかないため片側3車線の右側車線を走っている必要がある。

9.日比谷交差点からも片側3車線 10.R20桜田門交差点を左折 11.法務省と警視庁の間を走る
 日比谷交差点からも皇居の内堀に沿っているが進行方角は北西である。約600m先の桜田門の南の桜田門を左折するとR20が分岐して完全な単独区間となる。日本橋から約2.8kmだが、その間R20のおにぎりは立てられていない。なお、桜田門交差点にR246渋谷・三宅坂と案内されているが、起点は約700m西の三宅坂交差点である。桜田門交差点からは日本の行政の中心地、霞ヶ関を走っており、周囲には中央省庁が集中している。

12.東京r405虎ノ門交差点 13.虎ノ門交差点以降は4車線 14.東京r301・r309赤羽橋交差点
 東京r405虎ノ門交差点を通過すると港区に入り、車線が減って対面4車線になる。中高そのビルに挟まれた状態を走っており、東京r319飯倉交差点の前後で左カーブを曲がる。電波塔としての役割の大半を東京スカイツリーに譲った東京タワーを含む芝公園の西で東京r301・r309赤羽橋交差点を通過し、直後に首都高都心環状線の高架下をくぐる。

15.港区芝5・三田2付近は片側2車線 16.東京r301三田2交差点を右折 17.三田2交差点からは4車線
 赤羽橋交差点からは片側2車線の直線道路を走っているとr301三田2交差点を右折しなければならない。直進してr301に進むと300m南でR15札の辻交差点に至る。三田2交差点からは4車線道路になり、慶応大学の南で左の急カーブを曲がり、都営地下鉄三田線の南東側を南西の方角に進む。東京の23区内だが緩やかながら意外にアップダウンがある。

18.東京r305・r415白金1交差点を左折 19.バス停車線を含めると片側4車線 20.東京r312清正公前交差点
 東京メトロ南北線と都営地下鉄三田線の白金高輪駅の上で東京r305・r415白金1交差点を鈍角に左折する。左折車線は2本だが交差点以降は片側4車線もある。但し東京r312清正公前交差点では右側の2本の車線が右折専用車線になるため左側の車線を走っている必要がある。清正公前交差点を過ぎれば片側4車線道路を南下する。

21.高輪台交差点は道なりに右へ進む 22.JR五反田駅の下を通る 23.東京r2中原口交差点
 都営地下鉄浅草線の高輪台駅の上にある高輪台駅を右側の3車線で道なりに右斜め前方へ進み、品川区に入る。以降は車線が減って片側3車線になるが、4から3車線に減っても道路状況が悪くなったとは感じない。JR五反田駅の真下を通が、五反田駅は山手線の駅であり都心内外を分けるラインのひとつと言える。日本橋から五反田駅までの距離は約10.0kmである。
 五反田駅を過ぎてすぐに左にカーブしながら目黒川を渡り、東京r317西五反田1交差点とr2中原口交差点を相次いで通過する。中原口交差点では左側2車線がR1として横浜方面に進む事ができる。

24.首都高目黒線の戸越出入口 25.大貨・特定中型は中央寄り車線を走行 26.東急大井町線
 中原口交差点のすぐ先で首都高目黒線の戸越出入口の高架が合流してくる。その直前に東急池上線の上を取っているが、跨線橋ではなく平坦な状態で通り過ぎるため鉄道の上を走っている感じではない。沿線の建物は中層の集合住宅が多く大型貨物車・特定中型貨物車両は片側3車線のうちの右端車線を走らなければならない。道路下に都営地下鉄浅草線が走っているせいもあって沿線の建物は途切れることなく続いている。

27.東京r318(環七)松原橋交差点は跨道橋で通過 28.東海道新幹線・JR横須賀線 29.緩やかにアップダウンしている
 大田区に入って程なくして東京r318(=環七)との松原橋交差点を跨道橋で越え、緩やかに右にカーブして東海道新幹線と在来線の横須賀線の高架下をくぐる。沿線の建物は途切れることなく続いているが徐々に高層の建物の割合が減っていくのが分かる。早朝なので交通量はさほど多くないが信号のタイミングが悪く、交差点でのストップ&ゴーが多くなってしまう。

30.東京r311(環八)矢口陸橋 31.多摩川大橋を渡って神奈川県川崎市幸区に入る 32.多摩川大橋以南は4車線
 東急池上線のガードをくぐり、松原橋交差点から約3.7kmで東京r311(=環八)との立体交差点を通過する。環七はR1が上を走っていたが、環八はR1が跨道橋の下を走っている。r311交差点のすぐ南では東急多摩線のガードをくぐり、東京r11との交差点を通過する。二桁都道だがこれまで交差してきた300番台、400番代都道の方が整備されている。
 緩やかな勾配を上ると多摩川大橋を渡って神奈川県川崎市幸区に入る。片側3車線なのは多摩川大橋までで橋を渡り終えると右側車線がなくなって以降は対面4車線になる。車線は減るが交通量は多いままである。

33.R409遠藤町交差点 34.静岡まで159km 35.横浜市鶴見区に入る
 日本橋から約20.0kmでR409遠藤町交差点を通過する。R409の起点は神奈川県川崎市で終点は千葉県成田市であり、その間は東京湾に沿った陸路ではなくアクアラインを含んでいる。遠藤町交差点のすぐ先で右端に車線が増えて片側3車線になるが、都町交差点の手前で増えた右側車線が合流してきて片側2車線になる。都町交差点を過ぎるとまた片側3車線になるが、横浜市鶴見区に入りJR南武線を越えた先でまた右側車線が合流してくる。何とも中途半端な片側3車線と言える。

36.品鶴線跨線橋で横須賀線を越える 37.横浜市の東部は意外と高低差がある 38.JR横浜線
 鶴見区に入ると右にカーブして品鶴線跨線橋でJR横須賀線をオーバーパスしてそのまま新鶴見橋を渡る。神奈川r14宮ノ下交差点を通過すると沿線の建物の数が減った事を実感でき、また横浜市の東部も意外に高低差がある事も感じられる。緩やかにアップダウンしながら片側2車線道路を走っていると横浜市神奈川区に入る。区が変わっても道路状況等は変わらず、神奈川r111大口通交差点を通過してJR横浜線のガードをくぐる。

39.R1BP立町交差点を左方向へ進む 40.JR東海道本線・横須賀線・京浜東北線・横浜線と並走
 横浜線のガードから程なくして神奈川r2浦島丘交差点を通過し、左側にJRの東海道本線、横須賀線、京浜東北線、横浜線が並走する状態になる。線路に対して国道の方が高い位置を走っており電車を見下ろす形になる。緩やかに下って線路との高低差がなくなる直前にR1BPとの立町交差点を通過する。3車線の内で左側1車線がそのままJRと並走する現道で、右側2車線が横浜新道を経由するバイパスである。横浜新道は有料のため、「有料区間を利用しない」原則に則り現道へ直進する。
 現道と言えども横浜市の中心部に近い場所なので交差点のみ1車線で後は片側2車線となっている。東神奈川駅のすぐ傍で神奈川r12東神奈川駅前交差点を通過する。

41.神奈川r83青木橋交差点を左折 42.R15青木通交差点を右折
 上り勾配になって再び線路と道路面で高低差が生じてから神奈川r83青木橋交差点を左折して青木橋でJRの線路の上を通過する。青木橋からの下り勾配を走っているとR15青木通交差点に突き当たる。日本橋から日本橋交差点まで重複したR15の終点がこの青木通交差点である。R15が第一京浜国道と呼ばれているのに対してR1は第二京浜国道と呼ばれている。この事からも走りやすさで言えばR1よりもR15に軍配が上がる。ちなみにR466が第三京浜国道と呼ばれているが、こちらは片側3車線の有料道路である(ただし一部片側2車線の無料区間がある)。

43.首都高横羽線が頭上を走る 44.平面道路とアンダーパスに別れる 45.R16高島町交差点
 青木通交差点からは6車線道路となり、すぐに左から首都高横羽線が国道上を覆う状態になる。横羽線と三ツ沢線との金港JCTの下を通過すると横浜駅の東口を通過する。横浜市の中心の中心と言える場所で、早朝と言うには遅い時間の7時前だが既に交通量は多い。横羽線の下の片側4車線道路を走っていると左側2車線と右側2車線とに別れる。右側はR16高島町交差点を地下道でアンダーパスするバイパスで、左側は交差点を通過する平面道路である。左側の平面道路に進んで程なくして横羽線が左に逸れていくのと同時にJR根岸線のガードをくぐり、直後のR16高島町交差点を通過する。この高島町交差点はR16の起点及び終点の交差点である。

国道1号 part2